【北海道・札幌】シメパフェならぬ“メシパフェ”がアツイ！『SANEST』は夜景が一望できるアットホームでフォトジェニックなバー

　札幌市営地下鉄南北線・北24条駅のほど近くにあるバー『SANEST』。ビルの5階にある同店の魅力は、札幌の夜景を眺めながらお酒を楽しめること。そのお酒も種類豊富なうえ、破格のコストパフォーマンスです。
　そして、札幌の夜の定番“シメパフェ”もさることながら、ここでの人気ナンバー1は“メシパフェ”！
　一体どんなパフェなのでしょうか。オーナーの橋本さんに、同店ならではの楽しみ方をうかがってきました。

恩返しをするまでは辞めません！

　2018年8月1日にオープンした『SANEST』。今こうして営業できているのは、多くの方の支えがあったからなのだとか。
　橋本さんが勤めていた会社が倒産し、行きつけの居酒屋で飲んでいた時のこと。そこのマスターに紹介してもらったのが、一面ガラス張りで雰囲気満点の、こちらの店舗でした。マスターに背中を押してもらったことがきっかけで、橋本さんの挑戦は始まったのです。

　オープンして1ヶ月が過ぎたころ、札幌を巨大地震が襲いました。ガラス張りの同店は大きな被害を受けることに。酒瓶も割れてしまい、もう営業を続けることはできないと諦めかけていた橋本さんのもとにやってきたのは、なんと、お店の常連さんでした。連日、一緒になって片づけを手伝ってくれたそうです。
　さらに、取り引きをしている業者さんもお店を気にかけてくれるなど、多くの方がお店の再開を後押ししてくれたのだとか。
　「たくさんの人に支えられて今があるので、恩返しをするまでは辞められなくなりました。」と笑顔で語る橋本さん。多くの方に愛されている『SANEST』の魅力をご紹介しましょう。

札幌の夜景を一望できるガラス張りのカウンター

　『SANEST』の自慢は、なんといっても一面ガラス張りのカウンター席です。札幌の夜景を眺めながらグラスをかたむける…そんなムードたっぷりの大人の時間を過ごせます。
　仲間と楽しみたい時は、4名用のソファー席がおすすめです。また、スポーツ観戦で盛り上がるスクリーンやテレビ、ダーツゲームなども完備。金曜・土曜の夜は明け方の4時まで営業しているので、時間を気にせず楽しめます。

　お客さまは女性が多いそうで、道外からも通ってくれる熱心な『SANEST』ファンの方もいらっしゃいます。チョークアーティストに描いてもらったという壁一面のポップなアートは、そんなオシャレ女子たちの撮影スポットになっているのだとか。

見て楽しい食べておいしい“メシパフェ”とは？

　ドリンクメニューは、とてもリーズナブルです。基本のカクテルは、バーでは珍しい一杯390円。チャージも390円というから驚きです。朝まで楽しく飲んでも財布に優しいとあって、通いたくなるのも納得です。

▲ティラミスパフェ

　「2軒目や3軒目のシメとして利用してくださるお客さまが多いですね。だから、シメパフェは充実していますよ。」と橋本さん。
　パフェの一番人気は“ティラミスパフェ”。自家製ティラミスを使用した甘さ控えめのパフェは、クリームとチーズの味わいをしっかり感じることができます。

同店名物はメシパフェ！

▲キーマカレー

　こちらが、同店名物の“メシパフェ”。一見、普通のパフェのように見えますが、よく見てください。これは、ご飯とスパイシーなキーマカレーが幾重にも重ねられた、フード系パフェなのです。ルーにもとことんこだわったオリジナルのキーマカレーを、パフェスタイルで提供しています。

▲左：オムライス、右：豚丼

　ほかにもオムライスや豚丼など充実のラインナップ。
　オムライスは、チキンライスとバターライスの2種類で、たまごは贅沢に2段重ねです。帯広出身の橋本さんが手掛ける、豚丼にも注目ですよ。
　メシパフェでお腹を満たして、シメパフェでデザートまで味わえるので、ゆっくり長居しながら楽しめますね。

アットホームな空間でお待ちしています！

　アットホームな居心地の良さに、橋本さんをはじめとする個性豊かなスタッフがお客さまの心を掴んでいる『SANEST』。お客さまの大半は女性のため、おひとりさまでも入りやすい雰囲気なのだとか。
　シメパフェはもちろん、ここでしか味わえないメシパフェを楽しみに、ぜひ一度足を運んでみてください。札幌の夜景を眺めながら、非日常空間を満喫できますよ。