開店情報

【北海道・すすきの】店主の思いがこもった“渾身の焼きそば”は想像を越える味『やきそば じろ』

※2024年11月現在こちらの店舗は閉業しています。

北海道・すすきのの中でもディープな魅力が満載の狸小路に昨年9月、個性的なお店が開店しました。それが、今回紹介する『やきそば じろ』です。店主のワタナベさんは、自分の味に傲る事なく日々試行錯誤を続ける努力家です。食べたお客様が「美味しい」と感嘆の声を漏らす同店の焼きそばの魅力と、店主の店づくりにかける想いを伺ってきました。

道産食材の宝庫にある“焼きそば屋”

2017年9月に開店した『やきそば じろ』は、札幌市電・狸小路駅から徒歩2分ほどの場所にある、北海道内の食材にこだわった飲食店が軒を連ねる商業施設・道産食彩HUG(ハグ)の中にあります。
店主のワタナベさんは、これまで新札幌で人気のお好み焼き専門店を経営していましたが、当時のメニューにもあった“焼きそば”に焦点をあてたお店を開きたいと、以前のお店を閉めて心機一転、こちらのお店を開店させました。

日々進化し続ける焼きそば

同店の焼きそばの特徴は“常に味が変化し続けている”こと。この“変化”は“向上”の意味があります。麺の焼き方や野菜の切り方、ソースの味わいなど、1秒、1mm、1ml単位で調整し、常に美味しくなるように研究しているそうです。変化していると言っても、変わらない軸となる点があります。それは、“北海道らしさ”と“体に優しいこと”。同店では、北海道産の食材にこだわっていて、“春よ恋”などの動産小麦100%でつくる特注麺を使用しています。現在は、生麺を仕入れ、店内で茹でてから焼くという2つの工程をかけて調理しているそうです。
また、味の決め手となるソースにもこだわりが!同店では、加熱せず発酵だけで作る“生ソース”を仕入れています。この生ソースは、華やかな酸味のある個性的な味わいが特徴で、この良さを活かすため同店では最後にお客様がかけて味を調整してもらうなど、提供の仕方も工夫しています。
これらの麺やソースは、化学調味料や保存料などを一切使用していないのも、嬉しいポイントです。小さなお子様からご年配の方まで安心して食べて欲しいと、体にいいものだけを厳選して仕入れているのがこだわりなのだそうです。

看板もサイドも本気のメニュー

▲塩焼きそば

お店のメニューは、ブタやエビ、卵が乗ったボリューム満点の“じろ焼きそば”とオーソドックスな味わいの“ソース焼きそば”、あっさりした“塩焼きそば”の3本柱です。中でも1番人気はソース焼きそばで、目玉焼きやチーズなど好みのトッピングと合わせて注文されるお客様も多いそうです。このほか、オムレツに焼きそばが入った“オム焼きそば”や、洋風な味わいの“トマトバジル焼きそば”など、期間限定の焼きそばもあるので、壁に書かれたメニューにも注目です。

焼きそば専門店といっても、サイドメニューも充実している同店。以前に経営していたお好み焼き屋さんの人気メニューだったという、大空町産のゴーダチーズにレッドチェダーチーズ、さらに十勝産のモッツァレラチーズをたっぷり使ったお好み焼きや、焼きそばと同じモチモチの生麺が入ったモダン焼きも食べることができますよ。また、十勝ポロシリ牛とラム肩ロースの本格的な肉料理や、店主の自家製クラムチャウダーなどのサイドメニューも季節に合わせて登場するのだとか。サイドメニューとは思えないような“店主の本気”が伝わる料理を堪能してみてくださいね。

“挑戦し続ける”お店

真面目で低姿勢なワタナベ店主。お店づくりについて伺うと、「一番大切なのは、わざわざこのお店を選んでいただいたお客様を裏切らないという事です。目の前にいる一人ひとりのお客に“美味しい”と思ってもらうために、昨日より今日、今日より明日と少しずつでもいいから、焼きそばをどんどん美味しくしていきたいです。格好つけた言い方かもしれませんけど、挑戦し続けることを自分に課して、全身全霊でやっています!」と話してくださいました。
これまでの栄光にすがることも傲ることもせず、ただただ上を向いて挑戦し続ける姿勢が、このお店のファンを増やしている秘訣なのかもしれませんね。
ここでしか食べることができない店主渾身の焼きそばを、ぜひご自身の舌で味わってみてください。

店舗名 やきそば じろ
住所 北海道札幌市中央区南2条西5 東宝プラザビル 1F HUGイート
電話番号 011-219-1726
アクセス 札幌市電・狸小路駅から徒歩2分
営業時間 11:00~14:30/17:00~22:00 (LO 21:30)
定休日 不定休
ホームページ https://ja-jp.facebook.com/sapporoyakisobajiro/