【北海道・旭川】鮮度が高い自家焙煎豆が自慢の『吉田珈琲館』はオーダーメイド感覚でコーヒーを楽しめるお店

　皆さんは自分好みのコーヒーとすでに出会っていますか？
　今回紹介する『吉田珈琲館』は、豊富なコーヒー豆を自家焙煎して販売しているお店です。気になったコーヒー豆は、店内でドリップしてもらい味を試してみることもできますよ。いつでも鮮度の高い自家焙煎のコーヒー豆を買うことができる同店で、自分にあったお気に入りの味を見つけてみませんか？

鮮度がいい豊富なコーヒー豆

　北海道・旭川市内にある『吉田珈琲館』は、2017年９月に開店したお店です。オーナーの吉田さんは、定年を機に、以前から憧れていた自家焙煎コーヒーを扱う喫茶店の開店を決意したそうです。お店の自慢は、豊富な種類のコーヒー豆を揃えている事と、少量ずつの自家焙煎でいつでも鮮度の高いコーヒー豆を販売することができる事。同店では、南米・アフリカ・東南アジアなど世界各国の農園から仕入れた24種類ものコーヒー豆を、深煎りや浅煎りなどそれぞれの豆にあった度合いに焙煎し、販売しています。

お気に入りの豆が見つかる！

　お店で使用している焙煎機は生豆に熱風を当てて焙煎する方式で、豆本来の香りや味わいを引き立てる焙煎方法なのだそう。豆それぞれの持つ個性を楽しめるよう農園ごと種類分けされたスペシャルオリジンのコーヒー豆だけでも24種類、これに加えてブレンドコーヒーが３種類もあります。これだけ種類があると迷ってしまう方もいらっしゃるかもしれませんね。同店では、好みのコーヒー豆が見つけやすいようにと、どのコーヒー豆も100gずつの少量から購入することができます。ほとんどの種類が100g500円前後とリーズナブルな値段なので気軽に様々な豆を試すことができますよ。お店では、吉田オーナーに味わいの特徴などを教えてもらいながら選ぶこともできます。

　吉田オーナーがおすすめする、コーヒー初心者でも美味しく味わえる品種は、“ブラジル・ニブラ”というコーヒー豆。ニブラは、世界最大のコーヒー豆の生産国・ブラジルを代表する種類で、苦味や甘みのバランスが絶妙なのが特徴です。単一種なのにブレンドコーヒーを飲んでいるかのようなふくよかな味わいが好評です。同店でもリピート買いするお客様が多いそうです。

　このほか、チョコレートのような華やかな香りの“インド・ポアブス農園ナチュラル”や、フルーティな味わいが魅力の“ニカラグア・サンタマウア オメテペ農園パカマラピーデリー”など、個性的なものが店頭に並びます。中には、バランスのとれた味わいで“コーヒーの王様”と称される入手困難な高級品種“ジャマイカ・ブルーマウンテン”も。通常100gで4,000〜5,000円ほどする高級なこちらも、同店では100g2,800円と良心的な価格で購入することができます。

店内でほっと一息カフェタイム

　店内には、コーヒーを飲むことができる喫茶スペースも。店内では、ブレンド・スペシャルオリジンともに１杯300円で飲むことができます。気になったコーヒー豆があれば味を確かめることができるほか、ちょっとした休憩にもぴったりですね。ドリンクは、アイスコーヒーやカフェラテなどのアレンジコーヒーや、オレンジジュースなどもメニューに並んでいます。また、トーストやスコーンといった軽食用意されています。

“お客様の反応が嬉しい”

　開店当初は、全くお客様が来ない日が続き不安に感じたこともあったそうですが、メディア取材などに応じていくうちに客足も伸びていったのだとか。
　「当店のコーヒーを飲んで“美味しい、今まで飲んだコーヒーと全然違う”と、喜んでいただけることが何より嬉しいです。中には、酸味のあるコーヒーは苦手だった方でも当店のコーヒーは飲めると言ってくださる方もいたんです。焙煎が足りないと嫌な酸味が出てしまうことがあるのですが、しっかりと焙煎しているので豆本来の持つ酸味しか出てこないんです。豊富な豆を揃えているので、お好きな味わいを見つけて欲しいですね。」と吉田オーナー。

　お店ではコーヒー豆の他にも、ジャムや蜂蜜といった地元の特産物などの販売もしています。
　みんなさんも『吉田珈琲館』に足を運んで、お気に入りを見つけてみてくださいね。