【京都・東山】路地裏に開店した『菊しんコーヒー』に心惹かれる理由とは
京都・祇園四条駅から歩いて10分ほどの場所に、今年5月に開店した『菊しんコーヒー』。サイフォン式で淹れる香り高いコーヒーとシンプルでモダンな店内に癒される喫茶店です。朝からモーニングで元気をもらいに行くもよし、ちょっと一息休憩場所として立ち寄るもよし、コーヒー片手に時間を忘れてぼーっとするもよし!何度も足を運びたくなる魅力的な喫茶店です。
リノベーションした喫茶店
建仁寺のほど近く、大通りから1本中に入った閑静な路地裏に開店した『菊しんコーヒー』。店名の「菊しん」とは30年前に同所にあったうどん屋の屋号を受け継いたものです。長年倉庫となっていたスペースを店長の東さんがリノベーションして喫茶店に作り替えたのだといいます。同店の店長・東さんは、芸大に通っていた芸術肌の持ち主。店内で目をひく大きな木のカウンターテーブルは東店長が自ら作ったものだそう。飾ってある雑貨や絵画などにも店長のセンスが光る、居心地のいい空間です。
サイフォン式の芳ばしいコーヒー
お店で飲むことができるのは、サイフォン式のコーヒー。サイフォン式は、見た目もおしゃれなフラスコ内をコーヒーが上下して抽出されるので、待つ間も出来上がる様子を眺めて楽しむことができます。淹れたてのコーヒーは、芳ばしい香りと奥深い色合い、苦味と旨味が際立ち、五感を刺激します。コーヒー好きには堪らない一杯ですね。
朝食もランチもおすすめ
お客さんから人気のメニューは、朝8時から11時まで食べることができる「モーニングセット」です。コーヒーに、厚切りのバタートースト、ミニサイズの野菜ジュースがセットになって500円とリーズナブル。朝から元気をもらえるメニューです。
このほか、店内でじっくり煮込むカレーライスやトーストなどの軽食もあるので、ランチに立ち寄るのもおすすめです。また、ドリンクメニューはテイクアウトすることもできます。
みんなの休憩場所に
東店長は、以前から料理とコーヒーが好きで喫茶店で働いていましたが、“自分のお店を持ちたい”と独立し、同店をオープンしました。店の開店が決まってからは、内装を手作りするなど準備に追われ、休みなしの忙しい日々を過ごしていたそうです。取材のさいごに東店長は「近所に住んでいる人や近隣で働いている人たちに休憩場所として利用してもらえると嬉しいです。“古き良き喫茶店”として、焦らず常連さんを増やしていきたいですね。」と笑顔で話してくださいました。
香り高いコーヒーとゆったりとできる店内に、何度も足を運びたくなる喫茶店『菊しんコーヒー』。皆さんもぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
店舗名 | 菊しんコーヒー |
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住所 | 京都府京都市東山区下弁天町61-11 |
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電話番号 | 075-525-5322 |
アクセス | 京阪本線祇園四条駅1番口から徒歩10分 |
営業時間 | 8:00~18:00 |
定休日 | 日曜日 |
ホームページ | https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260301/26028987/ |
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