【京都・四条】裏路地に佇む隠れ家インコカフェ『Lovebird Cafe CHERRY』

　2017年5月5日、京都市下京区に、小鳥を鑑賞しながらお食事がいただけるカフェがオープンしました。静かな古都情緒あふれるこの町に、そっと彩りを添えるように、カラフルで可愛いインコたちがお出迎えしてくれます♪元気にさえずる子たちを優しい眼差しで見守るのは、オーナーの太田さんです。
なぜ京都でインコカフェを開こうと思ったのでしょうか。「遊ぼうよ！」とインコたちに急かされつつ、お話を伺いました。

祖父母との思い出の古民家を改装

　こちらのお店は、ご祖父母が以前住んでいた住居をリノベーションしたものだそうです。太田さんが小さい頃、この近くに住んでおり、良く遊びに来ていた思い出の場所。去年まで東京で会社勤めをされていましたが、ご祖父母が亡くなったため、思いれのある家を残したいと考え、ここで開店することに決めました。今まで飲食店で働いた経験はないものの、得意な料理が活かせるカフェにしたそうです。
　太田さんは子供の時から鳥が好きで、東京で働いていた時も小鳥カフェへ通っていたそうです。きっとインコを展示すれば、お客さまもお茶をしながら楽しく過ごせると思い“看板犬’’ならぬ“看板鳥’’としてインコたちを連れてきました。

3羽の可愛いコザクラインコたち

　同店ご自慢のラブバード達をここで紹介します。名前を覚えて、呼びかけてあげると、きっと喜んで近くに来てくれるはず！

▲葵ちゃん（女の子）

　その名の通り、鮮やかなスカイブルーが印象的♪モフモフの羽で癒されます。
唯一の女の子です。美人さんですね！

▲よっちゃん（男の子）

　身体全体を覆う黄緑色に、お顔が素敵な橙色。思わずうっとりしてしまう彩りです。このキリっとしたお顔立ち…イケメンさんです！

▲草ちゃん（男の子）

　少しヨピコさんに似ているかもしれませんが、よく見ると草ちゃんは濃い黄緑色です。背中にちらりと見えるブルーとのコントラストが、青空と、そこに広がる草原のようです。

インコは人懐っこい

　コザクラインコはセキセイインコと比べて、あまり人の言葉を覚えて、おしゃべりはしません。ですが、他のインコと同様に人間が大好き！同店では鑑賞のみですが、お部屋に出すと肩に乗って口元を覗いて「何かおしゃべりして！」とアピールをしてくることもあるそうですよ。指にもちょこんと乗って一緒に遊んだりできます。
　性格は個体差がありますが、自由気ままで少し怖がり屋さんだったり、甘えん坊だったりと、人懐っこいお茶目な性格もまた人気です！

人気のこだわりメニュー

　『Lovebird Cafe CHERRY』では、そんな3羽のコザクラインコたちの様子を鑑賞しながら、食事やカフェ、アルコールメニューまで楽しむことができます。

▲チキンカレー750円

　こちらは太田さんイチオシのカレー。市販のルーではなく、一からスパイスを調合して作られている、こだわりのカレーです！
　ランチタイム（11時30分～15時）は、サラダ付きで、セットドリンク200円引きになっています。

▲湯葉あんかけ丼（お漬物、お味噌汁付）850円

　京都といえば湯葉！少し敷居が高いイメージがありますが、こちらでなら気軽に食べることができます。サッパリとしつつも、お出汁と湯葉の味がしっかりしている、上品な味わいの一品。観光に来られた方も召し上がってみて下さい。

▲レアチーズケーキ 450円

　ティータイムには、お皿にも可愛いオカメインコが登場しますよ。こちら人気の、自家製チーズケーキ。可愛いもの、美味しいものが大好きな女子たちが、盛り上がること間違いなしのスイーツです♪

京都を感じながらゆっくりできる内装

　古民家をリノベーションしただけあり、和の情緒と、お洒落なカジュアルさが相まって、落ち着いた居心地のいい空間が広がっています。漆黒の大きな梁に、白くきれいな壁が映えます。細い廊下や木のぬくもりが京都の趣を感じられ、とても素敵ですね。

　ソファー席は、落ち着いてゆったりと楽しみたい方におススメです。
　ココだけ切り取ると、京都の古民家とはまた違った、スタイリッシュさを感じられます。
　そしてなんといっても、一番の見どころがこちら！

　カウンター席は、インコたちを間近で眺めることのできる特等席。ガラスケースを囲むように配置されています。インコたちの可愛い仕草に会話も弾み、楽しくお食事ができますね。
　小鳥好きの方はもちろん、京都観光に来られた方やご近所の方、どなたでも癒されること間違いなしの空間です。ぜひ、足をお運びください！ほら、インコたちのさえずりがあなたを呼んでいます。