【京都・山科】シェフは３人のお母さん！『Petite食堂』で愛情たっぷりの優しい食事をどうぞ

※現在ランチ営業は終了しています（2019年12月）

　京都・山科区の住宅街に佇む、おしゃれな食堂。それが今回紹介する『Petite食堂』です。３人の“お母さん”がシェフを務める同店では、野菜もたっぷり摂れる体に優しい食事をいただくことができます。また、店内ではハンドメイド雑貨販売もおこなっています。小さなお子様連れのお客様にもゆったり過ごして欲しいとの思いで誕生した『Petite食堂』の魅力やこだわりをご紹介します！

お母さん目線で誕生したお店

　『Petite食堂』は、2017年５月にオープンしました。地下鉄東西線・椥辻駅から車で６分ほど、京阪バスの停留所・射庭ノ上町からは徒歩１分ほどの場所にあります。開店のきっかけは、小さなお子様と一緒でものんびりと過ごせるお店が欲しいとの“お母さん目線”からの声でした。ご自身もお子様がいらっしゃる安田オーナーは、奥様やそのご友人の方から「ママ友同士で子供も一緒に行けるようなカフェや飲食店があまりないね。」という話を以前から聞いていたそうです。このような声を受けて開店を決めた安田オーナーは、スタッフにも“お母さん”を起用しました。こうして、お母さん達の声をそのまま反映した空間や料理が実現したのです。

　明るい日差しの注ぐ、清潔感あふれる店内は、白色と木彫がベースとなっていてナチュラルな雰囲気が漂います。植物やガーランドなどの雑貨が飾られているのも、可愛らしいですよね。お店には、カウンター席とテーブル席があります。小上がりのテーブル席には絵本やおもちゃが置かれ、子供達も食事を待つ間、退屈知らずで過ごすことができますよ。

限定ランチをお見逃しなく！

　１日10食限定の“週替わりランチ”が人気の同店。２種類から選べるメインに小鉢３品、ごはん、サラダ、スープ、ドリンクとデザートまで付いて1,100円とリーズナブルです。お魚やお肉を使ったメイン料理は、彩り豊かな野菜が添えられ、見た目も食欲をそそります。小鉢のおばんざいも全て手作りと、抜かりなし！いろいろな味わいが堪能でき、箸を進めるのが楽しくなりますよ。化学調味料は使用せず、旬の食材の味わいを活かした料理は、どれも絶品です。そして、何よりも“栄養バランスのとれた、体に優しい食事を食べて欲しい”と思うお母さん達の愛情が、料理の隠し味になっています。

　この週替わりランチ、子供用に少量サイズでの提供もしています。大人と同じメニューがワンプレートに乗って500円です。豊富な品数に子供達も思わずにっこり。野菜もしっかり摂れるので、親御さんも大満足ですね。

ちょっと一息カフェタイム

　同店では、ドリンクやスイーツのメニューがあり、カフェとして利用するのもおすすめです。小さなパフェとドリンクのセット（500円）は、食べきりサイズが嬉しいポイント。ちょっと甘いものが食べたい時にぴったりです。単品のドリンクも300円〜とお財布に優しい値段です。コーヒー、紅茶、オレンジジュース、ジンジャエールなど種類も豊富で、その日の気分で選ぶことができますよ。

ハンドメイド雑貨の委託販売も

　もう一つ特徴的なのが、雑貨などを販売する“レンタルスペース”があることです。知人のハンドメイドの作家さんから「商品を販売できる場所や機会が少ない」と相談された安田オーナーは、店内に作家さん達の商品を置けるレンタルスペースを設けました。１週間1,000円で商品を置くことができ、商品の売り上げは100パーセント出品者の利益になるシステムです。このスペースは、自分の作品を多くの方に見てもらうチャンスになると、作家さん達にも好評なのだといいます。お客様の立場からも、他ではなかなか目にできない“一期一会”の商品に出会う貴重な機会になっています。

“より居心地のいいお店へ”

　料理は日常的にしていても飲食業の経験はない“お母さん”達が中心に開店したため、メニュー作りに苦労したこともあったそうです。しかし、口コミを中心に客足も伸びていき、お客様に喜んでいただけている様子を見て、やりがいや喜びを感じているといいます。お店を経営していく中で嬉しい驚きだったのは、思っていたよりも幅広い年齢の方が来店してくださることだとか。今後は、お客様にとって“より居心地のいい店づくり”をしていきたいとしています。

「Petite食堂でほっこりしてください！」と優しい笑顔で迎えてくれる３人のお母さんに会いに、皆さんも同店を訪れてみてはいかがでしょうか。