【沖縄・今帰仁村】とっておきの“沖縄体験”をあなたに！『美ら産プランニング』で地元の文化に触れる貴重な時間を

　「ぬーんねんしが今帰仁村。」これは、地元の観光協会が謳っている村の魅力を伝える言葉。“何もないけど満たされるのが今帰仁村”という意味なのだそうです。

　今帰仁村には、大型の商業施設はありませんが、手づかずの原風景や、世界遺産の今帰仁城跡といった豊かな自然や文化が満ち溢れています。そして、そんな今帰仁村の良さを存分に味わえる貴重な体験ができるのが、これからご紹介する『美ら産プランニング』です。伝統的な沖縄の衣装を身に纏い、三線の音色を奏でたり、世界遺産の麓で結婚式をあげたり…。『美ら産プランニング』では、一人ひとりに合った沖縄ならではの体験を提案しています。

沖縄でしかできない体験を計画

　2018年５月に設立した『美ら産プランニング』では、世界遺産ウエディングのプロデュースや沖縄の文化体験、宿泊業務、雑貨やお菓子の製造販売など、地域の文化を発信する幅広い事業の企画・運営をおこなっています。
　同社の与那嶺代表は、それまで舞踊や体験に関する会社に勤めてきましたが、業務終了に伴い、当時の同僚それぞれが個人事業主となり、協力しながら仕事を続けてきたそうです。宿泊業務などの新しい分野にも挑戦していくうちに約10年が経過。これを機に、株式会社として立ち上げるのを決意しました。

　会社名の『美ら産』は以前勤めていた会社の屋号を引き継いだもの。さまざまな体験や旅行プランの計画が業務の中心であるため『プランニング』の言葉を付け足したといいます。

世界遺産・今帰仁城跡での結婚式

　柱となっているのが、世界遺産ウエディングです。同社から車で５分ほどの場所にある今帰仁城跡は、首里城や中城城跡などとともに“琉球王国のグスク及び関連遺産群”として、2000年に世界遺産リストに登録されました。

　首里城とほぼ同じ面積がある広大な今帰仁城跡は、城を囲む石垣の曲線美や細部に渡る精巧な作りが高く評価されている、沖縄屈指の名城です。同社では、そんな古き良き琉球王朝文化を感じさせてくれるこの厳粛な場所で、伝統衣装の紅型を身に纏ったオリジナルの結婚式をプロデュースしています。写真撮影のみのフォトウエディングから、沖縄伝統の神女ノロ立会いのもとにおこなわれる本格的な結婚式まで、お客さまの希望に合わせて計画を立ててくれますよ。

地域の文化を体験できる

　修学旅行生や観光客を中心に好評なのが、沖縄ならではの文化を楽しめるさまざまな体験事業です。特に人気が高いのは、伝統的な衣装を着る“琉装体験”なのだとか。ウエディング同様に、こちらも沖縄に伝わる独特な染物である紅型の衣装を用意しています。カラフルな色合いの紅型は沖縄の美しい景色にも負けない艶やかさですよ。お子さまからご年配の方まで幅広いサイズの衣装があるので、ご家族揃って体験するのもオススメです。

　気軽に着られるセパレートタイプは1,500円〜、ヘアスタイルまで含めた正装プランは別途料金になります。お時間やご予算に合わせて選べます。

　琉装体験と並んで人気なのが、三線の演奏体験です。琉球王朝時代に独自の発展を遂げた三線は、音が響く胴の部分には蛇の皮が張られ、胴の先から棹の先まで引かれた３つの弦で音を奏でていきます。

　パーランクーという小型の太鼓や、中型の締め太鼓とともに三線を演奏したり、伝統舞踊のエイサーを一緒に踊ったりと、複数の体験を組み合わせることでより楽しい時間が過ごせそうです。

宿泊や小物・食品の製造販売も

　宿泊を通して沖縄の文化や郷土料理にも親しんでもらいたいと、ゲストハウスの運営もおこなっています。洋室と和室が選べるほか、広々としたリビングやお風呂付きで、ご自身の家にいるかのように寛げます。琉装や三線などの体験と宿泊がセットになったプランもありますよ。

　このほか、名物のミント色のサーターアンダーギーや紅型模様のアクセサリーなどの製造・販売もしています。ちょっと立ち寄って休憩するもよし、お土産に買って帰るもよし、気軽に来店できる雰囲気がうれしいですね。

　「今帰仁は通り過ぎてしまう方が多いんです。世界遺産もうつくしい海もあって、通り過ぎるには勿体無い場所なので、ぜひ立ち寄って欲しいですね。」と与那嶺代表は話してくださいました。

　ぜひみなさんも『美ら産プランニング』で、とっておきの沖縄を体験してみてくださいね！