【大阪・大小路】季節のフルーツの美味しさが詰まった『Rosier』のフルーツサンドでビタミンチャージ♪
この記事の目次
皆さんは、毎日フルーツを食べていますか?フルーツはビタミンや酵素を豊富に含み、がん予防、美肌作り、整腸といった嬉しい効果をもたらしてくれます。そして旬フルーツを食べることは、健康効果だけでなく、私たちに季節の移ろいを感じる喜びを与えてくれます。
今回紹介する『Rosier(ロジエ)』は、美味しいフルーツのある生活を提案する“ネオフルーツパーラー”。綺麗な見た目に心躍るフルーツサンドやパンケーキが食べられるお店です。さっそく、オーナーの加藤さんにお話をうかがいました。
もっと季節のフルーツを食べてほしい
洋菓子店やカフェで働く中でフルーツの魅力に気付いた加藤オーナーは、日常的にフルーツを食べる機会が少ないことに疑問を感じるようになったそうです。甘酸っぱいいちご、つやつやの桃、どっしり実ったりんごやぶどう…せっかく、日本には四季折々の美味しいフルーツがあるのに…と。
「フルーツは大好きだけど、高いし、食べきれなくて傷むし、皮をむくのが面倒だし…そんな理由で、一人暮らしの時はなかなか食べられなくて。だから、もっとフルーツを食べるきっかけになるようなお店を作りたいと思ったんです。」独立開業の夢を持ち続けていた加藤オーナーは、そんな思いから一念発起。高級果物店などで勉強を重ね、今年9月1日に『Rosier』をオープンしました。
オープン記念にはフルーツバイキングが開催され、キウイやピンクグレープフルーツ、オレンジなど、フレッシュなカットフルーツを好きなだけ味わうことができました。どのお客さまも過ぎゆく夏の味覚を思い切り楽しんでいかれたそうですよ。
お祖母さんの思い出が詰まったお店
手作りの内装は白を基調にしていて、フルーツの鮮やかな色が良く映えます。こちらのお店はもともと、加藤オーナーのお祖母さんが住んでいた家でした。お祖母さんが亡くなってから空き家になっていたこちらを全面改装し、カフェとして蘇らせたそうです。木工職人の義理のお兄さんが作ってくれたというテーブルやベンチは、改装のときに出た廃材を捨てずにリサイクルして作ったものなのだとか。思い出の詰まった家がこのような形で生まれ変わりました。素敵ですね。
その彩りと味わいを身近なものに
ショーケースには、宝石のように鮮やかなフルーツサンドが並びます。オレンジにピンク、紫…色とりどりの果肉が真っ白なパンとクリームに映え、思わずうっとり。フルーツサンドのテイクアウトはもちろん、フルーツのみの販売もしていますよ。
日本には、四季折々のフルーツがあります。品種で分ければ何百種類と違った美味しさがあり、その奥深さはまさに無限大。それなのに、先進国の中でも消費量は下から2番目という、もったいない事実があるのです。だからこそ加藤オーナーは、フルーツをもっと身近に感じてもらい、日々の食卓に取り入れて欲しいと考えているそうです。
瑞々しい季節のフルーツサンド
それではお待ちかね、『Rosier』秋のおすすめフルーツサンドを紹介していきましょう。
フルーツは、市場で働く知人の協力で、フレッシュなものを使う分だけ取り寄せているそうです。試行錯誤の末に完成したヨーグルトクリームと、人気店『パン・ド・エッセ』の天然酵母食パンが、その美味しさを引き立てています。季節や仕入れ状況によって、毎日違うフルーツサンドに出会えますよ。
まずはこちら、珍しい柿のフルーツサンド(400円)。和のイメージの強い柿ですが、フルーツサンドにすることで新しい美味しさを発見できます。種のない和歌山県産の刀根柿は、果肉の程よい歯ごたえと、すっきりとした甘さが自慢です。完熟を待ってから作るので、ジューシーな果汁と爽やかなヨーグルトクリームのベストマッチを楽しむことができます。スタッフ全員が太鼓判を押したという秋の自信作を、ぜひお楽しみください。
こちらは、山形産のオーロラ(洋ナシ)とナガノパープルのフルーツサンド(400円)。とろける果肉とふわっと立ち上る香りが特徴のオーロラは、甘さの中に爽やかな酸味があります。相棒となるナガノパープルも、種がなく、皮まで食べられる贅沢な大粒のぶどうです。2種類のフルーツをたっぷりと惜しみなく使った、秋の味覚尽くしのプレミアムなフルーツサンドです。
元気をもらえる華やかなフルーツメニュー
インパクト抜群のこちらは、フルーツサンドと並ぶ看板メニュー、“フルーツパンケーキ”(1,500円)です。丁寧に焼き上げたふわふわのパンケーキを彩るのは、大胆にカットされた季節のフルーツたち。テーブルに運ばれてきた瞬間、その華やかさに歓声を上げる方も多いのだとか。とろけるバニラアイス、瑞々しいフルーツ、優しい甘さのパンケーキが奏でる至福のひとときをお楽しみください。
季節のフルーツパフェも、見逃せない人気メニューのひとつ。こちらは“甲斐路”、“シャインマスカット”の2種類を贅沢にトッピングした、ぶどうのパフェ(1,300円)です。グラノーラ、ミルクプリン、アイスクリーム、特製生クリームと構成はシンプルで、他のパーツが主役を邪魔しない、フルーツの美味しさを丸ごと楽しめるパフェです。フルーツをそのまま楽しむのもよし、クリームやアイスクリームと絡めて食べるのもよし。季節によって違うフルーツパフェが登場するので、こちらも楽しみにしていてくださいね。
いつでもフレッシュな美味しさを
お店を開く時に加藤オーナーの背中を押したのは、ベテランパティシエの友人の“一緒にやろう!”という言葉でした。
「友人のおかげで調理に関しての心配はなかったけれど、メニューの味を決める時は大変でしたね。パンケーキの食感はどうするか、どんな飾りつけをするか、クリームはどう作るかなど、色々悩みました。家庭ではなかなか食べられない新鮮さにもこだわりたくて、仕入れ先もたくさん探しましたよ。」
小売店に並ぶフルーツは、市場を出てからお店に並ぶまでにいくつも業者を挟み、時間が経って傷んでしまうことも多いのだそう。でも、『Rosier』では大元の市場と直接取引することで、新鮮な採れたてのフルーツをいつでも手に入れることができるのです。
福島県産のさくら白桃は、大ぶりでずっしりした果重と、引き締まった歯ごたえが特徴の桃です。まだまだ生産量が少ない品種ですが、市場の協力でやっと入荷できたのだとか。来年の夏も、また出会えるのが楽しみですね。
今後の店舗展開
『Rosier』のフルーツサンドは、シンプルに見えて、試行錯誤と素材へのこだわりがギュッと詰まっています。美味しいと心から喜ばれた時や、テーブルに運んだ時に“きれい!”と目を輝かせるお客さまを見ると、お店を出して良かったなぁ…と加藤オーナーはしみじみ思うのだとか。今後は靱公園の近くにもう1つ販売店を作り、より多くの方に食べてもらうという夢があるそうですよ。
「スーパーで買うのとは全く違う、新鮮な旬のフルーツの美味しさを皆さんに知って欲しいです。“フルーツってこんなに美味しかったんだ!”と魅力に気付き、毎日の食卓に積極的に取り入れるきっかけになれたら嬉しいです。」と加藤オーナーは思いを語ってくれました。
きれいで瑞々しくて、食べればきっと笑顔になれる『Rosier』のフルーツサンド。あなたも一度味わってみてはいかがでしょうか。
店舗名 | Rosier |
---|---|
住所 | 大阪府堺市堺区市之町東5-1-15 |
|
|
電話番号 | 072-248-6033 |
アクセス | 阪堺線・大小路駅から徒歩5分 |
営業時間 | 11:00~19:00(LO.18:30)【日・祝】11:00~18:00(LO.17:30) |
定休日 | 火曜日・第一月曜日 |
ホームページ | http://rosier-fruits.com/ |
SNS | |
店舗詳細はこちら |