【大阪・野江】ワンコインで満腹必至のちょい飲みセット♪『たこ焼き・串かつ 麦』大きな串かつと生ビールで一杯!
京阪本線・野江駅の近くに、仕事帰りの一杯にぴったりの名店『たこ焼き・串かつ 麦』があります。大きくて食べごたえ抜群の串かつは、1本100円から。太っ腹なお値段とボリュームで、訪れるお客さまのお腹とこころを満たします。
串かつ3本またはたこ焼き6個、生ビールがセットになった“ちょい飲みセット”は、ワンコインでお腹いっぱいになれる名物メニュー。ランチの定食、最近はじめたお弁当やオードブルなど、居酒屋利用以外の楽しみも尽きない同店をご紹介します。
ご主人亡きあと、心機一転ではじめた居酒屋
オーナーの井筒屋さんは、『たこ焼き・串かつ 麦』をオープンする前から、飲食関連の仕事をしていました。社員食堂や、デイサービス施設の厨房などで、毎日たくさんの人においしい食事を届けてきたそうです。
「“お店を出したい”っていう夢があったわけやないんです。でも、おととし主人が亡くなって。ひとりで家におったら、息子たちが“店をやったらどうや?”って言うから。私も、家で泣いてるよりは、外に出て新しいことをしたほうがええ思うて。当たって砕けろの気持ちではじめました。」
家族の励ましに背中を押され、井筒屋さんは不安と希望を胸に『たこ焼き・串かつ 麦』をオープン。一緒にはたらくスタッフや常連さんに囲まれ、女将としての幸せを感じながらお店を切り盛りしています。
なじみの顔が増えていくよろこび
内装にはあまりこだわらず、シンプルに仕上げたとのこと。でも、どんな年代のお客さまも入りやすいように、ぬくもりのある雰囲気を意識したそうです。
オープン当初の『麦』がターゲットとしていた客層は、子どもでした。小学校のすぐそばの物件を選んだ理由は、そこにあったのですね。
なりたかったのは、子どもがお小づかいを握りしめて買いに来てくれるたこ焼き屋さん。でもなかなか子どもには来てもらえず、居酒屋として再出発することにしたそうです。
「今の子って、親が買ってきたたこ焼きを食べるんですよ。自分でたこ焼きを買いに来ることって、あんまりなくて。時代遅れだったんかなぁ。」
ターゲット層を広げても思うように集客ができず、一時は赤字続きに。いつお店を閉めようかと、頭を抱えた時期もあったのだとか。
そんな中、ひとりのお客さまが2回、3回とお店に顔を見せ、別のお客さまを連れて来てくれるように。人が人を呼び、店内にはだんだんとなじみの顔が増えていきました。
「“居心地がよくて、長居しすぎてしまう店や!”って言われたのがうれしかったですね。常連さんはね、あんまり串かつは食べないんですよ。大きいからすぐお腹いっぱいになって、他のものが入らなくなってまうのを知ってるから(笑)。」
お客さま同士がすぐに仲良くなってしまうのが、このお店のいいところだと井筒屋さんは話します。
安くておいしい串かつは食べごたえ抜群!
『麦』の看板メニューは、安くて食べごたえ抜群の串かつ(100円~300円)です。野菜、お肉、魚貝、もち、ウインナーやハムなど30種類近くあり、どれも揚げたてのサックサク。
迷ったときは、5本セット(600円)や10本セット(1,000円)がおすすめですよ。
「串かつは、チーズ系がよく出るかなぁ。あとは、ささみ梅しそとか。牛とか豚も100円で食べられるから、かなり安いよね。」と、スタッフの山本さん。
安いからといって最初から注文しすぎると、井筒屋さんが「串かつ、けっこう大きいですよ」とお腹を心配してくれます。通いつめて、全種類制覇したくなりますね。
平日は14時~17時、日曜・祝日は12時からの“ちょい飲みセット”(500円)は、ワンコインでお腹いっぱいになれる名物メニュー。たこ焼き6個+生ビールのAセット、串かつ3本+生ビールのBセット、おつまみ3種+生ビールのCセット、どれを選んでも間違いなしのおいしさです。
串かつと並ぶ看板メニューが、ソースやマヨネーズ、醤油、塩から味を選べるたこ焼き。お客さまのリクエストで、チーズをのせることもあるそうです。
最近じわじわと人気が高まっているのが、お出汁につける明石焼き風の食べ方。王道のソース×マヨネーズとはひと味違うあっさり味に、ハマる方が急増中です。
たこ焼きセット(20個分、750円)を注文すると、テーブルで自分でたこ焼きをつくれます。いつものたこ焼きパーティーを、たまにはお店で楽しんでみませんか?
一品料理は、鶏のからあげやフライドポテト、だし巻きたまご、トマトスライスなど、あるとうれしい定番がずらり。どれもお酒によく合います。
不定期に登場する“牛タンシチュー”(1,000円)は、1日5食限定の隠れた名物。出会えたときは、ぜひ味わってみてくださいね。
常連さんのお気に入りは、毎日お楽しみの日替わり料理です。和え物や、市場から仕入れた魚のお造りなどが登場します。
「メニューにないものでも、“麻婆豆腐つくってくれや”とか“おじや食べたいなぁ”って言われたらつくりますよ。あっ、材料があればやけど。」と井筒屋さん。
仕事帰りのちょい飲みに、家族の団らんに
ドリンクメニューは、黒霧島、一刻者などの有名な焼酎をはじめ、フルーツチューハイやソフトドリンクも取り揃えています。お酒が苦手な方やお子さまも安心なので、家族でご飯を食べに訪れるのもいいですね。
ランチではからあげやチキンカツなどの定食(600円~)を提供し、お弁当やオードブルの注文も承っている同店。居酒屋でありながら、サラリーマンやOLに限らない幅広いお客さまを楽しませてくれるのが、『麦』の魅力です。
「またもう一軒、店を出せたらええなぁ。そのために、まずこの店の土台を固めて、繁盛させなあかんのです。えっ、お客さまにひとこと?…なんやろ、そういわれると悩むなぁ(笑)。おひとりさんでも、子どもさん連れでも、気軽に来てほしいですね。お酒が好きな人も、飲めない人もね。いつでもお待ちしています。」
あつあつの串カツやたこ焼きをハフハフ、季節の逸品を肴にお酒をちびちび。隠れた名店『たこ焼き・串かつ 麦』に、あなたも足を運んでみてください。
店舗名 | たこ焼き・串かつ 麦 |
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住所 | 大阪府大阪市城東区成育1-7-2 シャトー野江1F |
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電話番号 | 06-6936-5066 |
アクセス | 京阪本線野江駅(1番出口)から徒歩2分 |
営業時間 | 【月、火、木、金】11:30~22:00(L.O 21:30) 【水】11:30~15:00(L.O 14:30) 【土】12:00~22:00(L.O 21:30) 【日】14:00~21:00(L.O 20:30) |
定休日 | 祝日 |
ホームページ | https://tabelog.com/osaka/A2701/A270305/27106853/ |