【東京・浅草】あなたの腸、疲れてませんか?“菌のある生活”を提案する『Hacco’s Table』のカジュアル割烹♪
現代は食の欧米化が進み、高タンパク・高カロリーな食生活が一般化しています。そんな中、便秘や肌荒れなど、腸内環境の悪化によるお悩みをお持ちの方も多いはず。
2017年10月21日に浅草にオープンした『Hacco’s Table(ハッコーズテーブル)』は、発酵食品を取り入れた健康志向なメニューに力を入れており、体内から綺麗になれる料理が美味しく食べられるお店です。誰もが夢中になる、話題の“カジュアル割烹”とは…?その魅力を、店舗マネージャーの石島さんに伺いました。
アトピーに苦しんだ経験がもとになって
「僕はもともとアトピー持ちだったんです。大学の先生の助言でヨーグルトを食生活に取り入れたら、症状がすごく良くなって。その頃から“発酵食品ってスゴイものなんじゃないか?”と関心がわいてきたんですよ。」
料理人であるお父様の影響もあり、ご自身の経験をもとに、伝統ある和食と発酵食品の素晴らしさを伝えるお店を作りたいと考えるようになったそうです。
『Hacco’s Table』の料理をプロデュースした藤田紘一郎先生は、“腸内フローラ”研究の第一人者です。大学の名誉教授の傍ら、発酵食品のレシピ本を出すほどの“腸のプロフェッショナル”なのだとか。同店でも、定期的に講演イベントを開いているそうですよ。
ところで腸内フローラとは、私たちのお腹に住む善玉菌や悪玉菌、日和見菌のこと。何百種類、何兆個もの細菌が腸壁にびっしり住みつく様子が、群生するお花のようであることから、“フローラ”と呼ばれています。
「お店を開店するにあたって、色々なご縁に助けられましたね。発酵食品を扱うお店の開店について悩んでいた時に、料理教室で発酵食品に詳しい方と知り合いになれたんです。その方たちも発酵食品の良さをどう伝えていくか悩んでたみたいで。藤田先生の本に感銘を受けてたら、すぐご本人を紹介してもらえることになったんです(笑)」と石島さん。
キレイで美味しい“カジュアル割烹”で健康に!
『Hacco’s Table』が掲げるコンセプトは、和食と言いつつ堅苦しくない、幅広い世代が楽しめる“カジュアル割烹”です。フリットやアヒージョ、ラタトゥイユなど洋風のメニューもあり、どの料理も色鮮やかでフォトジェニック!その全てに発酵食品が取り入れられており、美味しく食べながら菌の力で健康になれます。味わい深い波佐見焼の食器にも注目してくださいね。
お店の一押しは、甘酒の麹に漬けて寝かせた“塩麹漬け厚切りポークジンジャー”(1,880円)です。千葉県・在田農場の“恋する豚”は、乳酸菌や麹菌の発酵飼料で大切に育てられています。旨味成分のグルタミン酸やイノシン酸が他の豚より多く、味がしっかりしているのにしつこくありません。200gのボリュームながら、女性でもペロリと平らげてしまいますよ。
こちらの“スペアリブ 醤油麹漬けファフィータ風”(1,680円)も、“恋する豚”を使った一品です。自家製の醤油麹が、柔らかく旨味の強い豚肉によく合います。
普段の漬物は、お弁当の中で他のおかずに埋もれてしまう脇役的な存在。その漬物が主役となる意外な一品が、“ぬか漬けスティック”(900円)です。同店では、専門店から仕入れた30年続くぬか床を使い、自家製のぬか漬けを作っています。4種類のスパイスで味わうオリジナルの食べ方も楽しめます。
“世界の乳酸菌セット”(800円)は、日本のぬか漬け、ドイツのザワークラウト、韓国の水キムチと、世界の漬物を知れるユニークなメニューです。ザワークラウトはお酢が入っていると思われがちですが、実はキャベツと塩のみで、乳酸菌の力で酸味が生まれています。乳酸菌と野菜の食物繊維を同時に摂れる漬物は、お腹の強い味方ですね。
また、今世間でも注目されているのが、唐辛子不使用の赤くない“水キムチ”です。キムチが発酵する時に出る水分とトマトをブレンダーにかけた“水キムチのガスパチョ”(380円)は乳酸菌がたっぷりと含まれています。
11時から15時までのランチタイムには、前菜盛り合わせ、ガスパチョ、醤油麹のスペアリブ、玄米か胚芽米のご飯、すまし汁が付いた“Hacco Zen”(1,800円)などがいただけます。
甘酸っぱい“酢酸菌カクテル”は、日本酒カクテルにお好みでフルーツビネガーを注いで作るオリジナルドリンク。フルーツビネガーは、蔵元から直接仕入れる折り紙付きのものです。豆乳やカルピスがベースの“乳酸菌カクテル”など、ドリンクメニューも嬉しい“菌づくし”です。
“自分の身体に気付く”きっかけになるお店
店内は、白い壁と木目が調和したナチュラルな雰囲気です。直販コーナーには、醤油、お酢、はちみつ、ピクルスなどがずらり!“発酵食品の力を、日常にも取り入れたい!”そう思い立ったら、すぐに購入して帰れるのが嬉しいですね。
『Hacco’s Table』のもう一つの魅力は、腸内環境や身体のサビつき度を検査キットで気軽にチェックできるところです。
「検査してみて、例えば“悪玉菌が多すぎるから、このメニューを食べて乳酸菌を摂ろう!”そんな風に使っていただけたらと思います。検査→食事→もう一度検査してみよう…というサイクルで、お客様にリピーターとなっていただくのが僕の理想ですね。」
自身の健康意識も高く、朝からご飯、味噌汁、サラダをしっかり摂るという石島さん。お客様が自分の身体や腸と向き合って、生活を変えていくきっかけになりたい、と話します。今後は全国に店舗を展開し、その土地の郷土料理を発酵食品で再現するという夢があるそうですよ。
色鮮やかな野菜や菌の力で、腸の中から生まれ変われる『Hacco’s Table』。あなたも一度訪れ、身体の声に耳を傾けてみてはいかがでしょうか。
店舗名 | Hacco’s Table(ハッコーズテーブル) |
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住所 | 東京都台東区花川戸2-9-10 |
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電話番号 | 03-6231-7855 |
アクセス | 東京メトロ銀座線浅草駅7番出口から徒歩7分 |
営業時間 | 【ランチ】11:00~15:00(LO14:30)/【ディナー】17:00~22:00(LO21:30) |
定休日 | 火曜日 |
ホームページ | https://haccos.com/ |
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