【東京・中野】痺れる辛さが食欲増進！『KU-KU』自慢の陳麻飯と担々麺は本場さながらのおいしさを味わえます♪

　中華料理の中でも辛い味付けが特徴の四川料理。香辛料をたっぷり使った旨辛さと、山椒の痺れる感覚が人気で多くの人に愛されています。そんな四川料理を自慢とする中華料理店『KU-KU(クウクウ)』が、2018年6月、東京都中野区にオープンしました。新宿から西武新宿線で約20分、新井薬師前駅南口を出てすぐのところにある、気軽に立ち寄りやすい便利なお店です。
　今回取材に応じてくれたのは、気さくな印象の店長・カタリさん。お店のこだわりやおすすめメニューについてお話を伺ってきました。

自分の料理でお客様を笑顔に

　カタリさんは、学生時代にアルバイトでレストランに勤めてから、今日までずっと飲食業界で働き続けています。食事は人間にとって欠かせないものであり、常に必要なもの。その時間を、自分が作った料理でもっと楽しんでもらいたいとの思いから独立してお店を開くことに。お腹を空かせて来てくれるお客様にとびっきりおいしい料理を食べてもおうと、試行錯誤しながら営業に励んでいます。そして、“おいしい！”と喜んでもらえることがなによりも嬉しく、料理を楽しいと感じる理由になっているのだと話してくれました。
　レストラン勤務の頃はとても忙しく、注文が入ってから1～2分以内に料理を提供しなければならないこともありました。大変でしたが、その経験が同店に活きていると言います。ファストフード店のスピード感にならい、提供時間にはとても注意しているそうです。そうすることで待ち時間を減らし、お客様の満足度向上に努めているのだとか。

縁あって譲り受けた場所

　同店がオープンする以前、この場所ではカタリさんの友人がお店を開いていました。そちらを移転するタイミングで、ちょうど物件を探していたカタリさんに紹介してくれたのです。しかも冷蔵庫やインテリアなどをほぼ引き継ぐことができたため、オープンにあたり工事費や設備代はほとんどかかっていません。その費用が浮いた分、より良い食材にこだわったり、できるだけ価格を抑えた料理の提供を可能としているのです。

　店内は奥行きがあり、カウンター席とテーブル席の2種類があります。グループ客はもちろん、おひとり様でも訪れやすい雰囲気です。最近では、意外にもカップルで訪れるお客様が多いのだとか。男性からも女性からも支持されている様子がうかがえますね。
　

本格的な辛さと痺れがやみつき！

　一押しはなんと言っても“陳麻飯”と“担々麺”。外の看板にも写真つきで載っているほどで、まさに看板メニューですね。
　陳麻飯は麻婆豆腐をご飯にかけた、いわゆる麻婆丼。一口食べれば、山椒特有の香りとビリビリとした刺激が口の中に広がります。その痺れと香辛料の辛味で、ご飯もどんどん進みます。最初は刺激の強さに驚くかもしれませんが、食べていくうちに止まらなくなる中毒性のあるおいしさです。
　担々麺は挽肉とごまの風味が食欲をそそります。陳麻飯と同様にこちらもしっかりと辛味を感じられる一品ですが、辛さは調節可能とのこと。辛いものが苦手な方でもチャレンジしやすいですよ。旨味が溶け込んだコクのあるスープは、思わず全部飲み干したくなってしまうほどのおいしさ。ノーマルのもの以外にも、トマトの酸味がおいしい“トマト担々麺”や野菜がたっぷり乗った“野菜担々麺”、さっぱり食べられる“冷やし担々麺”など、オリジナル担々麺を用意しているのでチェックしてみてください。

　メインメニュー以外にも、お酒と相性抜群のおつまみや中華料理定番の餃子、ご飯が進むチンジャオロースにエビチリなど、おすすめはたくさん。お手頃価格ながら、どれも本格的な味で満足度の高いものばかり。お酒も豊富に揃っているので、飲み会での利用にもぴったりですよ。

新たな出店も計画中

　「これからもお客様に喜んでもらえる料理を提供できるよう精進していきます。是非自慢の陳麻飯と担々麺を味わいにお越しください。また、1年以内くらいには新たにもう1店舗出店することを検討しています。その際は当店とあわせてお越しいただけたら嬉しいです。」

　取材中、冗談を交えながら終始笑顔でお話してくれたカタリさん。気さくな人柄と丁寧な接客で、食事の時間も気持ち良く過ごせます。
　中野で中華料理が食べたくなった時には、本格的な四川料理を味わえる『KU-KU』へ足を運んでみてくださいね。