【東京・高円寺】高円寺で愛されてきたカレー専門店が斬新なシステムにリニューアルオープン!『豆くじら』
高円寺駅から徒歩10分弱のところにある、カレー専門店『豆くじら』。惜しまれつつも2018年1月16日で突然営業を休止した『豆くじら』ですが、それからおよそ2ヶ月後の3月6日、装いを新たに斬新なスタイルのカレー専門店『ソーシャルカレーショップ 豆くじら』として再びのれんを掲げました!今回はオーナーの藤枝さんにその秘密を伺ってきました。
大好きな『豆くじら』が閉店の危機!?
藤枝さんは元々『豆くじら』の常連客で、美味しいカレーを求めて、駅から距離のある同店にわざわざ通い詰めていたほどの“豆くじらファン”。そこで、同店を経営している会社にアルバイトで入社し、系列店であるバーで働き始めました。しかし、そこに衝撃の知らせが舞い込みます。“『豆くじら』閉店”―。そこで藤枝さんは、会社から同店を買い取る形で閉店の危機を救ったのです。
常連として慣れ親しんだ味の秘密を経営者として知ることになった藤枝さんは、とても不思議な感覚だったそうです。しかし、大好きなカレーを作れることは、何よりも大きな喜びを感じられたようですよ。
新しい『豆くじら』は間貸しスタイル
経営を行う側になった藤枝さんは、ある一つのアイデアを形にしました。それは“間貸しスタイル”の経営。曜日ごと、時間ごとで異なる店主に店を任せ、まったく違うカレーをそれぞれに作ってもらうという営業形態です。時々は藤枝さんも店に立ち、オリジナルのカレーを振る舞う日もあるようですが、メニューも味も営業時間さえも各店主に委ねます。“『豆くじら』に通えば色々なカレーが楽しめる”という、ワクワク感も楽しんでもらいたいとの狙いがあります。今後どんなカレーが同店から誕生するのか、目が離せませんね。
新しくなった“キーマカレー”
新装開店することとなった同店のメニューは、全てが一新されます。ただし藤枝さんお気に入りの“キーマカレー”はオリジナルアレンジをして今後も提供されるとのこと。新しく店を借りる料理人によってメニューが変わるので、どんなカレーが登場するかは今後のお楽しみです。
ただ一つ決まっているのは、“スパイスにこだわったカレー”であること。数種類のスパイスを練り上げたオリジナルのカレーに特化し、その世界を広げてほしいと考えているそうです。今後は各店主オリジナルのカレーを一皿に盛り付けた、全種類味わえる合いがけカレーが誕生するかもしれません。あいがけカレーでお気に入りのカレーを見つけて、その店主の営業時間を狙って通うなど、お客様の楽しみ方の幅も広がりますね。
今、高円寺のカレーが沸騰中
ここ数年で高円寺の流れが変わってきたと藤枝さん。新しいカレー専門店が続々開店し、高円寺にはカレーの熱い波が来ているのを肌で感じているとのこと。“カレーの街”となりつつある高円寺で、新しいカレー旋風を巻き起こせるか。『豆くじら』の挑戦はまだ始まったばかりです。一度通っただけではその全貌が分からないという秘密めいた営業スタイルが、何度も通いたくなる斬新なお店です。一度食べたからと言って満足してはいけません。是非日を改めて何度も通ってみてください。まだ見ぬカレーの可能性が、ここから生まれようとしています。
店舗名 | ソーシャルカレーショップ 豆くじら |
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住所 | 東京都中野区大和町1-31-4 |
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電話番号 | 03-6671-3117 |
アクセス | JR中央本線 高円寺駅から徒歩7分 |
営業時間 | 12時〜20時30分(※日によって変動あり) |
定休日 | なし |
ホームページ | https://tabelog.com/tokyo/A1319/A131904/13196947/ |