【東京・西尾】宮ノ前駅・小台駅より徒歩5分『ヒマラヤンキッチン』は本場の味が味わえるネパール料理店

　店長のゴウタムさんはネパールの方で、語学留学のため13年前に日本に来たそうです。丸の内のイタリアンでシェフとして修業したのち、日本でもネパールの料理を広めたいと思い、今回ネパール料理専門の『ヒマラヤキッチン』を小台駅から徒歩5分の住宅街にオープンしました。

ぬくもりが感じられるお店

　「お店を開くにあたり、なぜこの場所を選んだのでしょう？」と尋ねると、「奥さんの実家がこのお店の上にあるんですよ。」とゴウタムさん。

　隣にあるお好み焼き屋さんは奥様のお母様が経営しており、30年続くお店で隣同士で経営しているのだそうです。

　自然や木が好きだというゴウタムさん。内装は木にこだわってデザインを決めたとのこと。家具やテープルも手づくりで、小物なども自分で取り揃えたそうです。カフェチックな温かみのあるアットホームな雰囲気が広がります。

ネパール料理の魅力

　インド料理は一般的によく知られていますが、ネパール料理というと、知っているようで知らない方が多いのではないでしょうか。

　私たち日本人にとって、ネパール料理の中でとくに馴染みが深いのは、「ダルスープ」と呼ばれる豆のスープではないでしょうか。「ダルスープ」は日本でいうお味噌汁のようなもので、家庭によって作り方はさまざまです。スパイスや香味野菜などで変化をつけて、好みの味に仕上げます。

　インド料理といえばカレーとナンの組み合わせですが、ネパール料理はカレーだけでなく、小分けになって色々な種類の料理が味わえるが魅力です。そんなネパール料理が小分けになって味わえるのがヒマラヤンキッチン一番人気の「ネパーリタリセット」。カレー二種に加えて、ダルスープやサグブテコ（ほうれん草炒め）、アチャール（野菜や果物の漬物）、サラダ、チキンティッカ、ライスとナンが付いたお得なセットです。

　他のお店ではあまり取り扱っていない山羊肉を使ったカレーや、チキンほうれん草カレーが健康的で人気とのこと。カレー自体さらっとしているので、女性客でもぺろりと平らげてしまうそうです。

　ナンは窯で炭を使って焼き上げるこだわりよう。ガスでの調理はすぐに水分が飛んでしまいぺたんこになって硬くなってしまいますが、炭火でじっくりと焼き上げることによって、中はやわらかくてモチモチ、外はカリカリに仕上がります。炭の薫りがつくことで、より香ばしいナンを味わうことができます。

本場のネパール料理が楽しめるヒマラヤンキッチン

　「海外（日本）で自分の国の料理を提供できることが本当にうれしいですね。」と笑顔で話すゴウタムさん。

　「これからもっともっとネパールの“本場の味”を日本に広めていきたいです！」と語っていました。これからメニューの数も増やしていきたいとのことなので、新メニューの登場がとても楽しみですね。ぜひ、本場ネパール料理を味わいに『ヒマラヤンキッチン』に足を運んでみてはいかがでしょうか。