【東京・巣鴨】“自国の文化を伝えたい”伝統のウイグル料理『Reyhan’s Uyghur Restaurant』
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“ウイグル料理”と聞くと日本ではなかなか馴染みがありませんが、“シシカバブ”は日本でもよく食べられているメニューですよね。そんな羊肉料理をメインに、本格的なウイグル料理を楽しむことができるのが『Reyhan’s Uyghur Restaurant(レイハンウイグルレストラン)』です。
今回はオーナーのイリハムさんに、詳しいお話を伺いました。
ウイグル料理とは?
シルクロード周辺・新疆ウイグル自治区に住む遊牧民ウイグル民族の民族料理が、ウイグル料理です。草原で育てた羊肉をメインに、牛や鶏も食べます。また、中国に隣接しているので中華料理の影響も受け、小麦や米なども使用します。
イスラム教で禁じられている食材を使わない、ハラル料理。もちろん同店でもハラル食材のみを使用しているため、日本に住むイスラム教徒の方でも安心して食べられます。
オーナーの「自国の文化を紹介したい」という強い想い
日本ウイグル協会会長であり、同店オーナーのイリハムさん。来日して17年ということもあり、非常に日本語がお上手です。
コンピュータ技術者として働いていましたが、以前から自国の文化を広めたいと思っており、自国での飲食店経営の経験を活かして『Reyhan’s Uyghur Restaurant』を2017年7月19日にオープンしました。
「日本では、中央アジアの文化がまだあまり浸透していなくて、本格的なウイグル料理が食べられるお店が少ないんです。“料理と一緒に、地域や民族の文化も紹介できる場が作れたらな…”と考え、年初に決心し、開店準備を経て7月にオープンすることができました。」
同店を経営していて感じることは、他国の文化に興味がある、理解したいと思っている日本人が多くなっていることだと言います。海外旅行をする時間がない方でも、気軽に他国の文化に触れられる場ができたことは、非常に魅力的ですね。
どんな料理が食べられる?
串に刺した羊肉(ラム肉)を焼いたシシカバブは、ビールにも合う大人気メニュー!しっかりと味付けされているので独特のくさみがなく、ジューシーな食感が同店のシシカバブの特徴です。
そんなジューシーな羊肉を野菜と一緒に炒め、麺の上にかけたものがラグメンです。同店のラグメンは、注文が入ってからお客様好みの太さに伸ばしています。手打ちの麺にスパイシーなソースが絡んで絶品!こちらも大人気料理なのだとか。
また、ウイグル風ピラフ“ポロ”も食べることができます。ポロは干しブドウが乗っているのが特徴です。たっぷりの羊肉を乗せて食べると、甘さとスパイシーさが好相性!
ほかにも、ジャガイモ炒めやウイグル風春雨サラダなどの前菜、羊肉の水餃子などシシカバブ以外の肉料理もあり、本場の味を思う存分楽しめます。日本人の夏の定番メニュー・冷やし中華のようにアレンジした、ウイグル風の冷やし麺もありました。夏にぴったりの冷メニューですね。
ちなみに、店名にもある“レイハン”とは現地の言葉でバジルという意味なのだそう。バジルなどのハーブが効いた味はクセになります!
フードメニューだけじゃない!食べる環境も本場を再現
自国から取り寄せたというインテリアやお皿・カトラリー。赤や金を基調としたインテリアや装飾品は、食卓が一層華やかになります。ここでも、イリハムさんのウイグルの文化を伝えたいという想いが感じられます。
「食事中の雰囲気もウイグルを感じてほしいので、店内にもこだわっています。色鮮やかで華やかな食卓を再現しているんですよ。」とイリハムさん。
食卓が鮮やかだと、食事中の家族の会話も進みそうですね。
お子様からお年寄りまで、日本人から外国人まで、みんなが楽しめる場所を
「みんなが集まり、料理を楽しみ、会話を交わせる場所にしたい!」と語るイリハムさん。ハラル料理なので、外国の友人などを招いた会食でも使いやすいお店です。
現在、現地のシェフのビザを申請中。ビザが通って来日できたら、ランチメニューを始め、現地メニューも増やすのだそうです。
毎日忙しく過ごす私たちですが、食事だけでなく文化に触れ、異国の風をゆったりと感じる時間を作ってみてはいかがでしょうか。
店舗名 | Reyhan's Uyghur Restaurant |
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住所 | 東京都豊島区駒込4-2-33 ハイム駒込台1F |
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電話番号 | 03-5980-9255 |
アクセス | JR・都営三田線巣鴨駅から徒歩3分 |
営業時間 | 17:00~22:00 |
定休日 | 月曜日 |
ホームページ | http://reyhan.co.jp/restaurant/ |
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