【東京・新宿】『らぁ麺やまぐち』の店主が生んだスパイスカレーがおいしすぎると話題！『Spice Curry ＆ Cafe scent』

　都電荒川線・面影橋駅より徒歩5分。早稲田通りの一角に、スパイスカレーとカフェのお店『Spice Curry ＆ Cafe scent（スパイスカレーアンドカフェセント）』があります。５年連続ミシュランガイドで紹介されている『らぁ麺やまぐち』の姉妹店として、2018年12月にオープンしたお店です。

　そんな同店最大のウリは、十数種類のスパイスとラーメンの丸鶏スープをベースにしたチキンカレーです。

名ラーメン店の店主が満を持してOPEN

　今回お話をうかがったのは、『Spice Curry ＆ Cafe scent』の店主・山口さんです。

　山口さんは同店のほかに、２つのラーメン店を経営しています。２店舗のラーメン店を成功させた山口さんが新たな挑戦として掲げたのは、ラーメン屋とは違うジャンルのお店を開くこと。そこでかねてより興味のあった“スパイスカレー”に目を付け、専門店を開くために独学でスパイスに関する研究をはじめました。

　こうして迎えた2018年、『らぁ麺やまぐち』が移転したタイミングで同店をオープンさせました。

　「当店のスパイスカレーは、日本人の口に合うように作っています。パンだけでなく、お米でも味わえるようにアレンジしているのが特徴です。普段皆さんが食べているカレーライスのような感覚で、気軽においしく食べられますよ。」

大幅リフォームでカフェのような空間に

　「ラーメン店で使われていたカウンターは取り払って、全てテーブル席にしたんです。家具もアースカラーを中心に、シンプルな色合いのものをそろえました。」

　柔らかなあかりに包まれた店内は町中にあるカフェのようにおしゃれで、以前の面影は残っていません。まるで隠れ家のように落ち着いた空間で、おひとりさまでも来店しやすい雰囲気です。

特別な素材で作られたスパイスカレー

　「看板メニューのカレーは全部で３種類あります。調味料にもこだわっていて、砂糖の代わりに“てんさい糖”という柔らかい甘さの甘味料を使用しています。からだに優しい一皿に仕上げました。」

　そんな同店の一番人気は、『らぁ麺やまぐち』のノウハウを詰め込んだ“スパイスチキンカレー(900円)”です。丸鶏スープをベースに十五種類のスパイスを加えています。

　口にいれてからじわじわと感じるシャープな辛さの虜になる人が続出！付け合わせ野菜やアチャール、ピクルス、そしてターメリックライスのもちもちとした食感もクセになりそうです。

　辛いのが苦手な方には“ココナツチキンカレー(900円)”がおすすめ。スパイスを合わせたチキンにココナッツミルクを加えたものだそう。シャープな辛口とマイルド口当たりのコントラストを楽しめます。

　マスタードフィッシュカレー(900円)は、サバとマスタード、ひよこ豆などを羅臼昆布のスープで煮込んだ一皿です。とろとろ食感のサバとピリ辛マスタードの風味が口の中一杯に広がります。

　どのカレーをオーダーしようか迷ってしまう時には“２種あいがけ(1,200円)”をどうぞ。３種類のカレーの中から、お好きな組み合わせで2種類選んでいただけます。別々に食べてそれぞれのおいしさを楽しむもよし、混ぜていつもと違う味を楽しんでみるもよしですよ！

　トッピングには“パリパリチーズ(100円)”、“温泉たまご(100円)”、“パクチー(150円)”がラインナップ！好きな具材を選び、自己流にアレンジしてみるのもいいですね。

カフェとしての利用も

　店名でカフェを謳う同店。ドリンクメニューにも力をいれています。

　カレーと一緒にオーダーしたいのは、手作りの“ラッシー(500円)”。スパイシーなカレーとマイルドなラッシーの相性は抜群です。

　カフェタイムを過ごしたい方には“コーヒー(450円)”も外せません。独自のブレンド豆を自家焙煎で仕上げており、キリっとした苦みとまろやかな酸味がおいしい一杯です。

　パウンドケーキやコーヒーゼリーなどのスイーツの提供もしているようなので、カフェメインでの利用も可能です。

近況はSNSで発信中！

　『Spice Curry ＆ Cafe scent』は複数の路線が徒歩圏内というアクセスのいい場所にあります。ランチタイムやショッピングの途中で立ち寄るのにもおすすめです。ほかでは中々味わえないプレミアムなスパイスカレーに感動すること間違いなし！

　ちなみに、ドリンクや一部のスイーツはテイクアウトもＯＫとのこと。
　
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