【兵庫・伊丹】職人が仕上げる炭火焼きの串打ち焼き鳥！家族連れにも優しい焼鳥屋『とり焼居食酒家あじまる』

　焼鳥屋さんと聞くとサラリーマンが肩を並べる飲み屋さんのイメージがある方が多いかと思いますが、『とり焼居食酒家あじまる』は家族連れでも気軽に焼き鳥をはじめとする鶏料理を味わえるお店です。

　1999年3月10日の創業から、おひとりでも仕事仲間とでも家族とでも楽しめるお店として、地元の方々を中心に愛されてきました。ご自身の体験から家族連れでも楽しめる焼鳥屋さんを作ったという店主の高塚さんに詳しいお話をうかがいました。

家族連れでも焼き鳥を楽しんでほしい

　もともと営業職をしていた高塚さん。結婚したりお子さんが生まれたりして家族が増え、家族での外食の機会も多くなったときに気づいたことがありました。

　「私が焼き鳥を大好きだったので家族で焼鳥屋さんに行くことも多かったのですが、カウンターしかなかったり店内が狭かったりして、とても過ごしにくいと感じました。焼き鳥は子どもも大好きなメニューなのに、子どもと一緒に楽しめないのは悲しいことだと思ったんです。」

　焼鳥屋さんを家族の外食の場としても広めたいと思った高塚さんは、脱サラして自分の想いやこだわりを詰め込んだ『とり焼居食酒家あじまる』をオープンしました。

落ち着いた雰囲気の店内はゆったり設計

　木目調で落ち着いた店内は全28席。調理光景がよく見えてライブ感のあるカウンター席、ゆっくりと腰掛けられるテーブル席、足を伸ばしてくつろげるお座敷があります。シーンや用途に合わせて選べるのがうれしいポイントです。お座敷も作ったのは、子ども連れのお客さまでも安心して過ごせるようにという気配りからなのだとか。店内を落ち着いた雰囲気にしたのも、高塚さんのこだわりです。

　「昔ながらの焼鳥屋さんのイメージは、赤提灯がかかげてあってカウンターのみの狭い店構え。それでは、一見さんは入りにくいのではないかと思ったんです。若い方や女性、一見さんでも入りやすいよう、木目を基調にした落ち着いた店内に仕上げました。」

炭火が香る串打ち焼き鳥

　淡路産の若鳥を使用した串打ち焼き鳥は、備長炭の強火力で焼くことで、旨味を瞬時に中に閉じ込めてジューシーな食感に仕上げています。表面の炭火の香ばしさがたまらない、素材のうまさが引き立った逸品です。

　焼き鳥を更においしくするタレは、創業から継ぎ足している秘伝のタレを使用。日々、味やとろみの微調整を重ねているタレは熟成した旨味を感じることができます。また、素材の旨味をシンプルに味わえる塩焼きも人気です。お好みの部位と味付けの相性を見つけてくださいね。

希少な黒さつま鶏のメニューも豊富！

　鹿児島県の黒豚と黒牛に次ぐ第3の特産品として誕生した“黒さつま鶏”を、『とり焼居食酒家あじまる』でも扱っています。うまみ成分であるアミノ酸が豊富で、脂のノリもいいジューシーなお肉。また、水分が少ないので弾力や歯ごたえがバツグンなのだとか。同店ではそんな黒さつま鶏を、炭火焼きや陶板焼き、お鍋などでいただくことができます。いろいろな食べ方ができて楽しい！部位や調理方法による味や食感の違いを楽しんでみましょう。

創業からの伝統をベースに新しいものを

　最後に、高塚さんに今後の目標をお聞きしました。
　「創業以来やり続けていることに忠実に、時代の流れに沿って変えるべきところは新しくブラッシュアップして続けていきたいです。こだわっている軸の部分をしっかり持って、当店の味を守り抜いていきたいですね。」

　家族でも気兼ねなく焼き鳥を楽しむことができる『とり焼居食酒家あじまる』。こだわりの焼き鳥や鶏料理を大切な家族や仲間と一緒に味わえたなら、おいしさも楽しさも倍増しそう！落ち着いた雰囲気の中、ゆったりと素材の旨味や炭火の香りを楽しんでくださいね。