【北海道・旭川】子どもからご年配の方まで家族みんなで楽しめる居酒屋『呑み喰い処 あかね』

　大人なら誰もが一度は行ったことがあるであろう居酒屋。お酒やおつまみを楽しむ“大人の場所”というイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。今回ご紹介するお店『呑み喰い処 あかね』は、そんなイメージを一新する居酒屋です。地域の方々から愛されている、笑い声の絶えないお店です。

二人三脚で二人の夢を実現

　2017年8月29日、小さな子どもから年配の方までみんなが楽しめる居酒屋『呑み喰い処 あかね』が旭川市の住宅街の中にオープンしました。同店はオーナーの山本さんが夫婦で経営をしています。店名の“あかね”は奥様の名前をそのままつけたそうですよ。二人の大事なお店に、奥様の名前をつけるだなんて、なんだか素敵なお話ですよね。
　山本さんは以前から飲食業に携わっており、当時から独立したいという願望があったと言います。奥様も別の飲食店に勤めながら、自分で居酒屋を開きたいと考えていたのだとか。二人そろって同じ気持ちだったこともあり、奥様の地元である旭川で『呑み喰い処 あかね』を開きました。同店は、“家族みんなで楽しめる場所”というコンセプトの通り、居酒屋でありながら、若い世代から年配の方まで幅広い層のお客様が訪れるお店となっています。

同じ卓から広がる輪

　お店に入ってまず目に付くのが、真ん中にある大きなテーブルです。大人数のお客様にも対応できるとともに、向かい合わせで座ったお客様同士で会話が生まれて、仲良くなる方もいるそうです。「当店がきっかけでお客様同士の繋がりが広がっていくのは嬉しいことですね。」と山本さんは笑顔で言います。
　おひとり様や少人数でゆっくり飲めるカウンター席や家族で座るのにぴったりな掘りごたつ席など、さまざまなシーンに対応できる席が用意されています。このほか、子ども用のおもちゃを用意するなど、小さなお子様がいる家族がゆったりと過ごせるようなお店づくりにも力をいれています。

みんなで楽しめるメニュー

　メニューは山本さんが食べたいと思ったものや居酒屋にあったら嬉しいと思うもの、子どもも大人もみんなで食べられるものを考えて作りました。オープンギリギリまで悩み抜いて決めたそうですよ。
　メニューの数は約80種類。おすすめのあかね揚げは、チキンレッグをそのまま揚げた贅沢な一品です。1本で300ｇ以上もあるので、シェアしながら食べるのをおすすめします。このほか、他店ではあまり食べられない“生くらげポン酢”や子どもに人気の“自家製鳥唐揚げ”、脂がのった“自家製〆サバ”など、どれも山本さん自慢のメニューばかり。デザートには奥様手作りの“濃厚ガトーショコラ”や“杏仁豆腐”がおすすめです。子どもに大人気のパフェはなんと花火つきです。パチパチ光る花火にみんな大喜びだそうですよ。

　コース料理は料金別で2種類用意しています。コース内容は決まっていますが、お客様の要望次第では変更も可能とのことなので相談してみてくださいね。

　同店は、“呑み喰い処”というだけあって、お酒にもこだわっています。同店で取り扱っている日本酒はどれも珍しいものばかり。オーダーに迷ってしまいそうですね。
　日本酒と同じくらいの人気を誇るのが果実酒です。おすすめの黒カシス酒は、ポリフェノールが豊富で肉料理と相性抜群とのこと。ロックで楽しむのがおすすめです。

苦労よりも嬉しいことが多い毎日

　開店時から今日までを振り返ってみても、苦労したことよりも嬉しいと感じたことの方が多かったそうです。夫婦で来ていたお客様が娘夫婦や孫を連れて来てくれたり、個人で来ていた方が会社の宴会で利用してくれたりと、繋がりが広がっていることに喜びを感じているとのこと。また、食べ終わった後に“おいしかったです。”とメモ書きを残してくれた方もいました。その時の喜びが忘れられない山本さんは、今でもメモを大事に飾っているそうですよ。

地域の方々から愛されるお店に

　「お店を大きくするとか有名になるとか、そういうことにはあまり重きを置いていないんです。これからも地域の方々に愛されるお店であり続けられたらと思っています。お店に来るというよりは実家に帰ってきた感覚でお越しいただけたら嬉しいです。」
　その思いの通り、まるで家族のように接してくれるお客様や、実家に帰ってきたかのようにくつろいでくれる方もいらっしゃるのだとか。山本さん夫婦の気さくであたたかい人柄だからこそ、皆様に愛される場所になっているのかもしれませんね。家族団らんにもぴったりな『呑み喰い処 あかね』で楽しいひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか。