店舗検索
業種を選択
場所を選択

※距離から探す場合は、位置情報を許可してください

現在地からの距離を選択
キーワードの入力
  • で検索する

【沖縄・南城】イタリアンレストラン『食堂APOLLO』で水平線を眺めながら充実したひとときを

※2024年11月現在こちらの店舗は休業しております。

南風原北ICを出て、国道331号線をまっすぐ進むことおよそ10分。さらに左へ進むと、眼前に広がるきれいな海景色を眺められる場所があります。そこにお店を構えているのが、これからご紹介するイタリアンレストラン『食堂アポロ』です。
沖縄に魅力を感じたオーナー・原田さんが2012年に開店し、奥さまと二人三脚で切盛りしている同店。こちらでいただけるのは地元食材をふんだんに使った絶品料理の数々です。お店づくりと料理に込めたこだわりと魅力について、原田さんにうかがってきました。

色あせることのない“アポロ”

原田さんは宮崎県のご出身。小さいころは惣菜店を営むお母さまの手伝いをしつつ、大人になってからは県内のレストランで修業を重ねその腕を磨いてきました。開店場所を探していたさい、なかなか理想の物件にめぐり合うことができず奥さまから「沖縄は?」と提案を持ちかけられたのだとか。原田さんはさっそく沖縄へ下見がてら旅行に行くことに。そこで目にしたのは、いままで見たことのないほどうつくしく澄みわたる空と海です。沖縄に流れるゆったりとした空気や時間に魅了された原田さんはそれをきっかけに、沖縄・南城市への移住を決意。こうして2013年のの12月に『食堂APOLLO』が開店しました。

店名は、“宇宙船アポロ”からとったもの。
「宇宙船アポロの功績は、これからもずっと、色あせることはないからそんなお店にしたくて。」と原田さん。ずっと前からこの名前にしようと決めていたのだそうですよ。

愛情と願いをこめたこだわりの内装

お店づくりで大切にしたのは、特別な時間を過ごせる空間であること。店内には原田夫妻が厳選したこだわりのインテリア家具や雑貨が随所にみられます。
照明にはイカ釣り漁船で使われるランプをカスタムして使用。このやさしい灯りを求めて、お客さまがたくさん集まるお店となるように…との願いが込められています。

また、店内のどこからでもうつくしい景色を楽しめるようにと大きな窓を設置。アースカラーがメインの配色が居心地の良さを感じさせてくれます。女性はもちろん、おひとりで来られる男性も沢山いらっしゃるのだとか。
お店の前にはときどき猫がやってくるそうで、それがお店の魅力のひとつにもなっているのだとか。あたたかい日差しを浴びてくつろぐ愛らしい姿は訪れるお客さまを癒してくれます。

かなりこだわった内装ですが、建物を設計する段階から細やかな工夫がなされているのだとか。それは、客席に座ったさいに目線と水平線が同じ高さになるよう設計した点。椅子や机の高さも景色をきれいに見られるようにと調整したのだとか。
店舗づくりにこのような裏話があると知ると、驚くとともに原田さんのお店に注ぐ愛情が感じられて、なんだかほっこりとしますね。

地産地消の絶品料理

『食堂APOLLO』が心がけているのは“身近なものをよりおいしく作ること”。なるべく県内の食材でおいしい料理を提供することをモットーとしています。
メニューはお客さまが食事をされる姿をみながら定期的に変更し、ホール担当である奥さまの意見を取り入れるなど、風通しの良い環境で日々新たなメニューを考えているのだとか。
「昨日まではなかったものが今日になってメニュー表に載っている、なんてこともありますよ。」

特に力を入れているのはパスタ料理。お店のイチオシは“生たらこのスパゲッティ”です。
“ニンニクパスタ”は男性人気の高い一品で、大盛りでオーダーされる方も多いのだとか。パスタは自宅でも手軽に作れる料理というイメージもありますが、原田さんいわく「パスタをおいしく作るには技術が必要」とのこと。長い料理人人生の中で、数多くの経験を積み重ねてきた原田さんだからこそ生み出せる絶妙な旨味とアルデンテな食感を、ぜひ同店で体感してください。

“やわらかソーキのあぶり焼き”も同店に訪れたら食べていただきたい一皿。こぶみかんの葉っぱと魚醤を使い、柔らかく煮たお肉の表面にこんがりと焼き色をつけた自慢のメニューです。魚醤の深いコクとこぶみかんの葉っぱの爽やかな香りが、癖になる味わいを引き出しています。

食後には、奥さま手作りの絶品デザートをどうぞ。パウンドケーキやチーズケーキ、プリンなどから選べます。特にチーズケーキには凝っていて、お客さまのほとんどがオーダーするほどの人気ぶりなのだとか。

ドリンクも充実のラインナップ。コーヒーやグァバジュース、ブラッドオレンジジュースなどのソフトドリンクのほか、アルコールも豊富です。沖縄ならではの島酒や焼酎、ワイン、ビール、カクテルがメニューに並びます。
ディナータイムは22時半まで営業しているとのこと。仲間と一杯飲みたいという方にもピッタリですね。

ライブやアートとのコラボ展開も

お店では時折、ライブの生演奏もおこなっています。原田さんが趣味で楽器を演奏することから取り入れたのだとか。素敵な海景色を眺めながらライブパフォーマンスに酔いしれる、優雅なひとときを満喫できそうですね。

「今後は、料理の研究だけでなく、アートとのコラボも考えていきたいと思っているんです。お客さまが楽しめることを実施していけば、お店のことを知ってもらうきっかけになると思うので。」と原田さんは話してくださいました。
おいしい料理と絶景が楽しめるイタリアンレストラン『食堂APOLLO』。みなさんも充実したひと時を過ごしに、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。

店舗名 食堂APOLLO
住所 沖縄県南城市佐敷津波古2353
電話番号 098-947-6005
アクセス 南風原ICから車で13分
営業時間 ランチ11:30~15:00(LO14:30) ディナー金土日18:30~22:30(LO21:30)
定休日 月曜・第二火曜
ホームページ https://batenship.ti-da.net/