【大阪・八尾】アメリカンな空間でこだわりコーヒーを！『CAFE CHALLENGER88』の絶品カフェごはん

　2017年4月20日、大阪府の東部、八尾市の大阪外環状線（国道170号線）沿いに、『CAFE CHALLENGER88』がオープンしました。白塗りのおしゃれな外観と、駐車場に停められたかわいいピンクのフォルクスワーゲン・ビートルが目印です。今回は、気さくな人柄のオーナー、岸田さんにお話をうかがってきました。

「地元を元気にしたい」という想い

　オーナーの岸田さんは、八尾市在住で長年、飲食業や不動産業に携わってきました。その中で、ゆくゆくは自分のこだわりが詰まったお店を作って、たくさんのお客さんに喜んでもらい、そしてそこから“地元・八尾を元気にする”という目標を持つようになりました。

　確かにお店がある八尾市の大阪外環状線は、交通量が多いものの、なかなか気軽に入れるお店が少ないのが現状です。物件探しをしても良い場所がなく、別の地での開業も考えていたときに、この場所にあった飲食店が閉店するという話が入ってきました。岸田さんはすぐにこの物件に決め、ご自身のこだわりのお店を作るため始動。物件を見つけた2月からオープンの4月までは大変な忙しさだったと言います。
　岸田さんが50歳を超えての挑戦だったということもあり、”新たなことにチャレンジする、チャレンジャー”が店名の由来となっています。

アメリカンを意識したこだわりの外観と内装

　岸田さんは大の車好きで、駐車場にディスプレイ代わりに停めたかわいいビートルも自分で塗装したそうです。お店を訪れた時にこの車を見つけ、そのかわいさに写真を撮ってSNSにアップするお客さんも多くいます。ご自身もアメ車に乗っていて、しょっちゅう渡米するほどのアメリカ好きなんだとか。

　お店は外観、内装ともに自分の好みに合わせてリノベーションしたという岸田さん。アメリカのハイセンスなカフェをイメージしたテーブル席は、グループで来て楽しく過ごすときも、一人でゆったりとくつろぐときにも最適です。

　白で統一されたおしゃれなオープンテラスもとても素敵で、カップルで過ごすのにもぴったりです。

厳選されたメニュー & コーヒーも魅力！

　『CAFE CHALLENGER88』はメニューにもこだわりがあります。

　ボリューミーなハンバーガーやハリウッドサラダランチ、ロコモコ丼など、メニューにはアメリカを感じられるものがずらり。その中でも最も自慢のメニューは、ランチ限定のスペシャルプレート1,680円（税別）。お皿からはみ出るほど大きなぷりぷりの有頭エビフライや唐揚げ、ハンバーグ、サラダのプレートにスープとライスがつくボリューム満点のひと皿です。

　エビフライは頭からしっぽまで全部食べられると岸田さんがレクチャーしてくださいました。確かにカリカリの頭は香ばしくておいしく、カフェごはんの領域を超えるクオリティの高さ。「なぜエビフライを？」とうかがうと、「僕が好きだから。」と岸田さんは答えてくれました。

　岸田さんがもうひとつ好きなのが、一日に何杯も飲むというコーヒー。『CAFE CHALLENGER88』のコーヒーは、豆の採取や生産段階から徹底管理された特別なコーヒー豆・スペシャルティコーヒーを、お店用に特別に焙煎したものです。ブラックでもいただきましたが、さわやかな酸味と豆の旨み、香りを堪能できる一杯でした。

　コーヒーが苦手な人でも飲みやすく、帰りにコーヒー豆を購入していくお客さんもいるのだとか。カフェラテも作っていただき、キュートなラテアートにほっこりと癒やされました。

地元で愛され続けるお店にしたい

　岸田さんの今後のビジョンは、「まずはこの場所で定着し、多くのお客さまに来ていただくことです。」とのこと。
　取材途中、ランチの時間が近づいてくるとたくさんのお客さんが来店され、岸田さん自らが動いてお客さんの対応をされていました。

　どのお客さんも楽しげにランチを味わっていたのが印象的です。開店数ヶ月にして、既に地元・八尾の方々に愛されている『CAFE CHALLENGER88』。遠方から車で来店する価値のあるお店です。

■文、写真・熊本 珠美