【沖縄・浦添】アルゼンチン料理『CAMINITO』の手作りさっくりパイとふんわりチュロスで幸せ気分!
突然ですが、アルゼンチンと言ったら何を思い浮かべますか?サッカー、世界遺産、チェ・ゲバラなどを連想する人が多いかと思いますが、実はアルゼンチンはグルメの国でもあるんです!
牛肉は生産量・消費量ともに世界一であり、“アルゼンチン料理”という食文化も築いています。そんなアルゼンチン料理を食べられるのが、沖縄県浦添市にある『CAMINITO』(カミニート)です。アルゼンチンの豊かなグルメを伝える諸見里さんに、お話をうかがいました。
長年の夢だったアルゼンチン料理店
沖縄県生まれの諸見里さんですが、9歳から20歳までは祖父の祖国であるアルゼンチンで過ごしました。アルゼンチンの豊かな食文化で育った経験から、アルゼンチン料理が大好きになったのだとか。
帰国してからは30年間ほど会社勤めをしていましたが、第二の故郷・アルゼンチンの食文化を広めたいという想いをずっと胸に抱いていたそうです。退職後に、諸見里さんと義理の妹がメインで舵を取り、家族やアルゼンチンに住んでいた頃の友人などの協力を得ながら、2009年2月に『CAMINITO』をオープン。「長年の夢が叶った瞬間でした。」と当時を振り返ります。
たくさんの人と一緒に作り上げたお店
「当店は、多くの人に支えられて今までやってきました。家族や友人の協力がなければ、これほど長く続けられなかったでしょう。」と諸見里さんは言います。
それを色濃く象徴するエピソードを教えていただきました。
まずは、開店当初のメニュー開発の時。諸見里さんも義妹も料理が好きでしたが、プロとして料理を提供した経験はなかったので、一からのスタートだったそうです。アルゼンチン料理でよく使われるパイ生地も手作りしていましたが、うまく作れずに苦戦する日々。しかし、いろいろな人からのアドバイスをもらって改良を重ね、やっと自分たちが納得するものを作れるようになったのだとか。
また、友人・知人の口コミからどんどん話題が広まり、ついにはタレントや歌手までが来店するようになってくれました。オープン当初はそんなことを考えてもいなかったので、とてもうれしかったと言います。
名物は手作りエンパナーダとチュロス!
そんな苦労を乗り越えて完成したパイ(エンパナーダ)は、サクサクの食感でいくらでも食べられちゃう一品です。具はチキン、ミート、チーズの3種類で、揚げたての熱々をいただけます。ジューシーなお肉と玉ねぎなどの野菜が食欲をそそるチキンとミートは、中身がぎっしりと詰まっていて食べ応えばっちり。チーズは、一口食べるとクリーミーなチーズがとろりと出てきて、子どもたちにも大人気です。
エンパナーダのあとは、『CAMINITO』名物チュロスをデザートにどうぞ!2本100円なので、子どもたちがよく買いに来るのだとか。独自で開発したチュロスは、時間が経っても硬くなりません。冷めてもおいしくいただけるので、お土産にもおすすめです。
おいしさの秘訣をお聞きしたところ「決して作り置きはせず、その日に出す予定の分を毎朝作っています。また、一気に揚げて置いておくのではなく、減ってきたら揚げるという作業を繰り返すことで、いつ来ても揚げたてを食べてもらえるように工夫しています。」とのこと。細かな工夫や気配りがおいしさに繋がるんですね。
アルゼンチン料理を身近に感じて
最後に、開店ポータルをご覧の方にひとことメッセージをいただきました。
「アルゼンチン料理は、日本ではあまり馴染みのない料理かもしれませんが、もっとたくさんの人に知っていただきたいです。おかげさまでここまで続けてこられたのも、おいしさを認めていただいたからだと思っています。ぜひ、この味を一度楽しみに来てくださいね。」
リーズナブルな値段設定で、気軽にアルゼンチン料理を手に取ることができる『CAMINITO』。現地で過ごした経験のある諸見里さんの腕だからこそ、本格的な味をいただくことができます。本場のアルゼンチン料理を楽しんでくださいね。
店舗名 | CAMINITO(カミニート) |
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住所 | 沖縄県浦添市勢理客2丁目2-1 金城ビル2F |
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電話番号 | 098-878-7823 |
アクセス | ゆいレール 古島駅 車で10分 |
営業時間 | 12:00~19:00 |
定休日 | 日曜日・祝祭日 |
ホームページ | https://piyoto.ti-da.net/ |
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