【沖縄・那覇】『青島食堂』の台湾風の水餃子が絶品と評判!安くておいしい本場の味を堪能あれ。
1997年7月の開店から約22年。多くのファンから愛され続けている台湾料理屋『青島(チンタオ)食堂』。ややディープなスポットであるオリオン通り沿いにお店を構える同店の名物は、つるんとしたのど越しがたまらない水餃子。これを求めて、連日多くのお客さまが訪れます。
長年愛される『青島食堂』の料理の数々の魅力を、店主の比嘉さんにうかがいました。
水餃子が好きすぎて・・・
若いころに1ヶ月ほど中国・北京で中国語の研修を受けていた比嘉さん。その際、毎日のように食べていた水餃子のおいしさに魅了され、日本に帰国した後も水餃子の本場・台湾出身の友人と集まっては夜な夜な餃子パーティーを開いていたのだそう。そして、比嘉さんの水餃子好きが高じて誕生したのがこの、『青島食堂』です。
物件は当時通っていた台湾料理店が閉店するタイミングで、居ぬきのまま引き取ったもの。比嘉さんは、お店の名前と内装はそのまま引き継いでいく代わりに、台湾の家庭料理のレシピを店主から習ったのだそう。そして、その味を日本人の好みに近づくよう少しずつアレンジし、同店ならではの逸品を提供しています。
山東省・青島(チンタオ)の味
「台湾のなかでも、日本人に一番合う味が山東省の味。塩気が強い味というよりも、山東省地域の味付けはうまみを重視して作られているので食べやすいと思います!」
同店でいただけるのは、山東省・青島(チンタオ)の味。日本人にも好まれる味をつくりだすために、年に2度は必ず現地へ足をはこび本場の味を研究し改良を重ねているのだそう。長年お客さまから愛されているのもうなづけまずね。
名物は絶品 水餃子
名物は水餃子。1皿10個入り(550円)です。台湾では餃子は主食。そのため皮は少し厚めですが、ツルっとしたのど越しで、一口食べると肉汁が溢れてきます。餡には、粗びきの豚肉がたっぷり使われ、にんにくやニラを使わずうま味が出る白菜と食べても香りが残らないというネギを使っているそうです。備え付けのタレと一緒に食べてもおいしいですよ。
トマト卵炒め(650円)も店主おすすめの一皿です。トマトと卵を炒めただけというシンプルな家庭料理ですが、台湾風の甘口の味つけが癖になります。ただ炒めるだけのシンプルなものではありますが、手順や炒める火加減などで味が決まるそうで、なかなか家庭では良い味にならないのだとか。
このほかにも麻婆豆腐やマーボーナスなど辛いけどペロっと食べられるやみつき間違いなしの料理が数多く揃っています。同店ならではの味を堪能してみてくださいね。
リクエストには気さくに対応
「“どんな食材でも料理をする”がポリシーです!」と比嘉さん。どのようなな食材でもリクエスト次第で一つの料理に仕上げる自信があるのだそう。常連のお客さまともなると、見たことのないような食材を持ってきて調理してほしいというリクエストをしてくることもたびたび。そんなときは一度生で食べてみて、どんな料理に仕上げたらおいしく食べられるのかをイメージしてから作っていくのだとか。
こういったリクエストに気さくに対応できるのも、現地で食べた味を経験として多く積んでいるからなのでしょうね。臨機応変に対応できる腕の良さも、長く愛される魅力のひとつと言えそうです。
本格的な味を食べにきてください
「席数はそれほど多くはありませんが、いつもにぎやかに営業しています。若い女性がおひとりで来られることもありますよ。ぜひ気楽にお越しください!」と比嘉さんは朗らかに話してくださいました。
地元の方はもちろんのこと、県外からわざわざ水餃子を求めて来られるお客さまも多いという『青島食堂』。
沖縄に流れるゆったりとした時間とともに、同店の水餃子を堪能してみてはいかがでしょうか。
店舗名 | 青島食堂 |
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住所 | 沖縄県那覇市牧志3-9-9 |
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電話番号 | 098-868-6090 |
アクセス | ゆいレール牧志駅から徒歩4分 |
営業時間 | 18:00~00:00 |
定休日 | 日曜日 |
ホームページ | https://qingdao.ti-da.net/ |