【北海道・西18丁目】“オリジナル”にこだわったキッシュが食べられる『Jolly’s Bake_foodstand_』

　東西線・西18丁目駅から徒歩8分の場所に、2017年10月11日にオープンしたカジュアルなレストラン『Jolly’s Bake_foodstand_』があります。オーナー・新岡さんの経験を活かして作り上げた、個性あふれるキッシュの数々が人気のお店です。
　今回は新岡さんに、開店の経緯などお店に込められた想いを伺いました。

“自分だけのキッシュ”を作るために

　『Jolly’s Bake』は、元々は別の場所で営業していましたが、2017年10月に現在の場所に移転オープンし、営業を再開しています。
　内装は天井と壁を自分自身で作り上げるほどのこだわりっぷり。キッシュは西ヨーロッパ・フランスの料理ということもあり、古き良きヨーロッパの雰囲気を出すことを心掛けました。
　

人によって・時間帯で変わる、お店の楽しみ方

　『Jolly’s Bake』は豊富なメニューが用意されており、時間帯によって違った雰囲気を楽しめます。新岡さんは元々パティシエとして勤務しており、生地作りを担当していました。その時の経験が現在のキッシュ作りに生かされている部分もあるのだとか。開店してからは“誰もやらなかったことをやってみたい！”との思いから、今まで作られたことのなかったキッシュを次々に作り出しています。
　昼はキッシュとサンドウィッチの2本立てのランチメニューを提供。しっかりお腹を満たせます。ディナータイムは、お酒も提供する気軽な食堂に様変わり。つまみながらワインを楽しむなど至福のひとときを過ごせます。なお、お酒は常備されているので、昼にお酒を飲むのもOKです。

　また、同店には“カジュアルなグラスを使う”というこだわりがあります。あえてビストログラスを用いることで、ワインをより気負わずラフに楽しんでほしいという工夫なのだとか。お客様一人ひとり異なる楽しみ方で、型にはまることなく、自由に寛げる空間づくりがなされています。

これがキッシュ！？変わり種キッシュの数々

　一般的にキッシュとは、タルト生地の中に卵や牛乳、チーズを加えた生地を流し入れ、それをオーブンで焼いて作るものを指します。
　「『Jolly’s Bake』のキッシュは一味違いますよ！」と新岡さん。そう言うと、実際にお店で出しているキッシュの一つを出してくださいました。

同店のキッシュは具材を中に入れて焼き上げるクラシックなキッシュとは違い
土台の上にトッピングすることで、食感の違いや具材の味の主張をよりはっきりさせ、且つ出来立て感を楽しむ事が出来るオリジナリティーを追及しています。
また、使用する素材は道産のものにこだわっており、地産地消にも貢献しています。全粒粉を使用したタルト生地は普通のキッシュに比べて食感がしっかりしており、食べ応えも抜群です。“鶏と砂肝の麻婆ソースのキッシュ”は、鶏出汁がきいた餡の風味に加え砂肝のしっかりした食感がアクセントになっている一品です。

　新メニューの“ビーフシチュー仕立てのキッシュ”は、冬季にお勧め。温かく優しい味わいのビーフシチューが男女ともに人気の一品です。
　同店ではキッシュだけでなく、サンドウィッチも提供されています。おすすめの新メニューは“ベーコン×スクランブルエッグ×チェダーチーズのサンドウィッチ”。ベーコンのジューシーな旨味とスクランブルエッグのまろやかな風味がマッチした、シンプルながらも癖になる味わいの一品です。ケチャップをかけると、よりいっそう美味しく召し上がれます。

　またキッシュやサンドウィッチ以外にもパスタやジャンルレスのアラカルトなども提供されています。充実のラインナップでランチもディナーもしっかり楽しめます。

よりよい“オリジナル”を作るために

　「すべての時間を、自分がやりたいことに使えるようになったことが、開店して一番嬉しかったこと。開店準備からメニューの考案を含め、あらゆることを自分でこなしてきたので大変なことは多かったものの、その分本気になれたし楽しかったですね。」と新岡さん。独立する上で様々な壁はあったものの、それを乗り越えられた時の喜びもひとしおだったようです。
　「いつか子供が小銭握り締めて、キッシュを買いに来れるような駄菓子屋感覚のお店を作れたらいいな」とも話してくださいました。
毎日、Instagramからその日のメニューを紹介しているそうですので良かったら覗いてみては。
　飲んで、食べて、お客様それぞれのスタイルで、自由に寛げる『Jolly’s Bake』。皆さんも是非一度自慢のキッシュを楽しんでください！