【大阪・箕面】オリジナルのタコスとビールでメキシコ気分を味わってみませんか？？『Mexican Cafe&Bar La Costa』

　阪急箕面駅から6分ほど歩いたところに、兄弟2人で経営しているメキシコ料理店『Mexican Cafe&Bar La Costa』があります。定番のものから、ちょっと通なものまで、さまざまなメキシコ料理を堪能することができるお店です。今回は、オーナーであり調理を担当している弟・八木さんにお話をうかがいました。

一番の理由はメキシコ料理が好きなこと

　元々この場所では、八木さんの友人がイタリア料理店を営んでおり、お客さんとして何度か足を運んでいことがあったそうです。そんな八木さんも以前から飲食業に携わっていて、メキシコ料理店で働いていた経験もあります。それもあって店を閉める友人から、「良かったら、かわりにやらないか。」と誘いを受けたのです。メキシコ料理が好きで、“お店をやるならメキシコ料理で！”と決めていた八木さん。近場に同じようなお店が少なかったこともあり、メキシコ料理のお店を開くことにしました。

メキシコ気分を感じられる店内

　店を開くと決めてからオープンまでの期間は3ヶ月弱程で、準備がとても大変だったと言います。メキシコの雰囲気を出すために全て自分達で、壁やインテリアの塗装などを行いました。
　また、メニューも一から考えなければならず、何を目玉商品にするか、どういったラインナップで用意するかなど、八木さんはオープンするギリギリまで悩んだそうですよ。

　内外装は明るくポップな色合いとなっており、いるだけで楽しい気持ちになれそうな雰囲気となっています。イスやテーブルの柄は、なんと八木さんのご家族の手書きなのだとか。細かい模様まで一つひとつ丁寧に描かれており、思わず見入ってしまいます。
　同店で使用している食器や雑貨のほとんどは、メキシコ雑貨店から買い付けた本場の物です。模様がぎっしりと描かれてカラフルなデザインが特徴の食器。気分が明るくなり、食事の時間も楽しくなります。本場の食器を使って食べれば、料理も一段とおいしく感じられそうですね。

自分好みに作れるオリジナルタコス

　おすすめしたいのが”タコス”。メキシコ料理をあまり知らない方でも、タコスには馴染みがある方も多いのではないでしょうか。同店では通常と提供方法が少し異なり、日本でいう手巻き寿司のように、トルティーヤと具材が分かれて出てきます。具はその時によって変わるので、来るたびに違う味を楽しめますよ。皮やサルサソースは一からこだわって作った同店のオリジナルとなっています。タコスだけでも5種類の味があるため、どれも食べたい方は盛り合わせがおすすめです。好きな具を好きな量だけ乗せることができて、食べるのも楽しくなりそうですね。

サイドメニューもおすすめ揃い

　他にもおすすめしたいのがこちらの“カルネ・コン・チレ”という豆や肉をスパイスで煮込んだ料理。日本ではチリコンカンと呼ばれています。ピリッと効いたスパイスが食欲をそそります。付け合せのナチョスはもちろん、ご飯やパンに乗せてもおいしく食べれますよ。

　“アルボンディガス”はラム肉のミートボールを煮込んだものです。ラム肉と優しい酸味のトマトソースは相性抜群。ご飯のおかずにぴったりで、子どもから大人までみんなに親しまれている料理です。
　
　スパイスを使った辛い料理が多いですが、辛さを抑えての提供も可能とのこと。辛いのが苦手な方やお子さまでも安心して食べることができますよ。

　おいしい料理に欠かせないのがドリンク。同店では6種類のメキシコビールが揃っています。なかでも八木さんの一押しは“DOS EQUIS(ドスエキス)”。すっきりとしていて初めての方でも飲みやすい一杯です。他にもメキシコで有名なテキーラや、ワイン、日本酒などアルコール類が充実しています。ソフトドリンクも豊富にあるので、お酒が飲めない方も安心です。

本場の方からの“おいしい”の言葉

　周辺が住宅地ということもあり家族連れや地元の方が多く訪れる同店。現在は海外からのお客さまもとても多いと言います。なかにはメキシコ出身の方もいて、「メキシコで食べる味に近くておいしい！」と言われたこともあるのだとか。八木さんもメキシコ料理が好きでお店を始めているので、その言葉はとても嬉しかったそうです。　

料理も音楽も楽しめる

　「今後はライブなどイベントを定期的にやっていきたいと考えています。」と八木さん。現在もお昼の時間帯には、アイルランド音楽の演奏会をしたり、音楽グループを呼んでライブを行うこともあるとのこと。おいしい料理と心地よい音楽で、楽しい一時を過ごすことができますよ。

　メキシコ料理が好きな方はもちろん、今まであまり食べたことがない方も、本格的な味を楽しみに訪れてみてはいかがでしょうか。