【宮城・仙台】地元の上質食材と自慢の焼き鳥を地酒とともに…『宮城の酒処　鶏きち』で感じる“最高の宮城”

　牛タン・牡蠣・金華さば・ホヤなどの美味しい食材に溢れている宮城県！この県産食材の魅力を伝えたいとオープンしたのが、『宮城の酒処　鶏きち』です。毎日市場から直送される新鮮な魚介や、焼き加減が絶妙な焼き鳥に「どのメニューも絶品」と連日連夜、賞賛の嵐が巻き起こります。お一人さまでも、大人数での貸し切りの宴会も、居心地のいい同店でとっておきの時間を過ごしてみてはいかがでしょうか？

地元“宮城”に密着したお店

　『宮城の酒処　鶏きち』は、2017年11月にオープンした居酒屋です。地下鉄南北線・勾当台公園駅と地下鉄東西線・青葉通一番町駅のちょうど中間あたり、いずれの駅からも徒歩7、8分ほどの場所に店を構えています。同店を営んでいる​K’sフード株式会社では、“地元に密着したお店を作りたい”と以前から構想を練っていたそうです。これまで、全国区の大手居酒屋とフランチャイズ契約を結び仙台駅前で店舗を営んでいましたが、資金面や物件、人材など様々な面での準備が整ったため、満を持して“地元”がテーマの飲食店『宮城の酒処　鶏きち』をオープンさせました。

絶品料理、まずは焼き鳥レバーを

　“料理が美味しい”とお客様から好評の『鶏きち』。店長の阿部さんも、料理の味には自信を見せます。
　　「美味しいし、値段も高くないからと何度も足を運んでくださるお客様が多いです。近くにホテルがあるので仕事や観光で訪れる県外の方もいらっしゃいますが、店内の半数ほどが常連さんで埋め尽くされていますね。私自身もここの料理は美味しいと思っています。」

　豊富な料理の中でも、阿部店長が是非食べて欲しいというメニューが焼き鳥の“レバー（150円）”です。火の入り方に注意し、硬くならない“半熟”の状態で提供するのが、同店自慢のレバーの特徴です。舌で潰せるほど柔らかく滑らかな食感は、一度食べたら癖になりますよ。他では真似できない焼き加減の職人技には、まさに脱帽です。このほか、ねぎまや鶏皮、ぼんじりといった定番焼き鳥に加え、牛ハラミ串や豚バラ串などもあります。出来上がる様子を間近で楽しめるカウンター席に座れば、より一層焼き鳥の魅力を知ることができますね。

鮮魚に牛タン、ご当地グルメも

　“宮城のうまいもん”をピックアップしたメニューにも注目です。季節ごとに変わる旬の魚介を市場から直送で仕入れていて、お刺身の盛り合わせも一押しだといいます。新鮮な魚介は食感も旨味も格別です。旬の時期に訪れれば、名産ブランド・金華さばにも出会えるそうですよ。また、言わずと知れた仙台名物“牛タン”や、プリプリほくほくの“焼き牡蠣”、市民必須のご当地グルメ“三角揚げ”という三角形の油揚げまで、この地域ならではの料理が揃います。

宮城の地酒は先鋭揃い

　お酒のメニューにも、宮城産の文字が光ります。1973年に県内の銘醸蔵４蔵が企業合同して誕生した“一ノ蔵”、地元の米を原料に地魚とも合わせやすい飲み口で地域性の表現にこだわっている老舗“浦霞”、仙台の海の玄関口・塩竈神社のふもとで小規模精鋭の酒造りを続ける“阿部勘”…常時８種類ほどの宮城の銘酒を飲むことができます。県外の日本酒も多く揃うため、飲み比べても楽しそうですね。他にも、１杯290円のハイボールや酎ハイも売れ筋なのだとか。気軽に楽しめるお値段と豊富なバリエーションで、ついついお酒も進んでしまいますね。

“行きつけの場所でありたい”

　お店の立ち上げから携わっている阿部店長は、「内装やメニュー作り、仕入れルートの確保など、全てを自分たちで整えていった点が、これまでのフランチャイズ店とは大きく異なっていた。」と開店当時を振り返ります。中でも内装は、レトロな昭和をイメージし、照明器具にもこだわって、懐かしい雰囲気に仕上げたといいます。まるで肌に馴染むようにしっくりくる店内は、幅広い世代の方がリラックスして過ごせますよ。

　今後については、「今まで通り、この店を気に入って来てくださる常連さんの行きつけの場所でありたいです。」と阿部店長。新鮮な海の幸をはじめとする宮城の名産品と絶妙な焼き加減の焼き鳥をおともに美酒銘酒を楽しめる『宮城の酒処　鶏きち』で、皆さんも“最高の宮城”を感じてみてはいかがでしょうか？