【沖縄・宜野湾】のんびりと柔らかな雰囲気でカジュアルにお酒が楽しめるイタリアン『mou』

　お洒落な空間で肩肘張らずにお酒がいただけるカジュアルなイタリアンが、宜野湾市内にあるのをご存知ですか？それが、今回紹介する『mou（ムウ）』です。豊富なメニューはどれも本格的で、お酒との相性は抜群です。ハーブやスパイスをマリネしてからじっくり焼き上げる豚肉料理の“ポルケッタ”に、低温調理で素材の瑞々しさを活かした“サーモンのミキュイ”など、今すぐ食べたくなる同店の料理を詳しくご紹介します！

お酒と楽しめる気軽なイタリアン

　『mou（ムウ）』は、沖縄自動車道・西原ICから車で約５分、琉球大学のキャンパスにもほど近い場所にあります。こちらは、沖縄出身のオーナーシェフ・諸喜田さんが2011年に開店しました。諸喜田さんは、東京でも修業経験のある実力派の料理人です。提供している料理はどれも仕込みからご自身で担当していて、その味わいには常連さんたちからも定評があります。かっちりとしたレストランではなく、よりカジュアルにイタリア料理を楽しんで欲しいと、現在のスタイルを選んだといいます。

　店名の“mou”は柔らかいという意味。お店全体が“やんわり”と和めるような雰囲気になればとの願いが込められているそうです。

人気のピッツァは生地に注目

　料理は、一品ずつどれでもお好きなものを注文できる、いわゆるアラカルト形式です。豊富なメニューの中でも多くのお客さまがオーダーするのが、ピッツァ。芳ばしく焼きあがった熱々のピッツァは、頬張れば誰もが笑顔になれるmou定番のメニューです。人気の秘訣は、店内で一から作っている“生地”にあります。いつ訪れてもおいしいピッツァが食べられるのは、日々の気温や湿度に合わせて配合を調整し、発酵の様子を見極めている職人技の賜物です。

お酒が進む！絶品メニューの数々

　諸喜田オーナーのイチ押しは“ポルケッタ”です。豚のバラ肉をハーブやニンニクで一日かけてマリネして６時間じっくり焼き上げるこちらの一品。ジュワッと旨みが溢れ出し、お酒が進むこと間違いなしですよ。

　また“サーモンのミキュイ”もおすすめです。ミキュイとは、半分火が通った状態を示し、フレンチの世界ではよく使われる調理法なのだとか。お店ではサーモンにあらかじめ下味をつけてから低温調理で仕上げています。驚くほど瑞々しいサーモンの食感と、白ワインベースの特製ソースが絶妙で、一度食べたらファンになる方が多いのも納得です。

　このほか、定番の自家製ソーセージや、季節の野菜や魚介を使ったガレットやコンフィ、フリットなどの絶品料理が堪能できますよ。

個性的なお酒で食事に華を

　お酒のリストは、個性的な美酒銘酒が揃います。ワインは赤白それぞれ15種類前後を常時用意しているほか、スパークリングワインやロゼもあります。ボトルでもグラスでも注文が可能です。

　また、柚子や山椒といった日本らしい素材を使った国産のクラフトビールやジン、自家製ジンジャーシロップ入りのカクテルなどの珍しい一杯も。個性的なラインナップからぜひお気に入りのお酒を見つけてみてくださいね。

居心地のいいお洒落な空間

　レンガ調の壁と木材がバランス良く配置された居心地のいい店内は、アメリカにあるようなイタリア料理のお店をイメージして作り上げたそう。壁に飾られたチョークアートやポスター、ドライフラワーに諸喜田オーナーのセンスが光ります。お洒落感の漂う内装は女性からも男性からも好評だといいます。

　「店内の様子や料理の味を気に入って、リピートしてくださるお客様がいるのがうれしいです。カジュアルなイタリアンとお酒を楽しめる場所ですので、ぜひ気軽に足を運んでください！」と諸喜田オーナーは話してくださいました。

　絶品のイタリアンと個性的なお酒が満喫できるカジュアルイタリアン『mou』。ぜひ皆さんも同店を訪れて、とっておきの時間を過ごしてくださいね。