【東京・板橋】『なごみ』の種類豊富なメニューは何度も通いたくなる中毒性に要注意！？

　今回ご紹介するのは、板橋駅から徒歩1分の場所にある、味わい深い居酒屋『なごみ』です。2016年にオープンした同店は、食事とお酒のメニューがとにかく豊富。なかでも、オーダーを受けてから成型して焼きあげる“つくね”は、誰もがリピートするほどのおいしさです。味噌ではなく醤油ベースの“東京しょうゆもつ煮込み”は、どこか懐かしい味がするとお客さまにも大好評。運が良ければ特別なルートで仕入れるレアな魚をいただけることもあるのだとか。
　そんな魅力たっぷりの『なごみ』のオーナー・白井さんにお話を伺いました。

腕に磨きをかけて地元でOPEN！

　白井さんのお父さまは、長年板橋で寿司店を営まれています。その2号店として出店した居酒屋が『なごみ』の前身のお店。20年前にお父さまの下で料理人として腕を磨き、その後独立を果たした白井さんは、和食や洋食などさまざまなジャンルを経験し、板橋に戻ってきました。そして店名とメニューも一新し、2016年11月『なごみ』をスタートさせたのです。

　同店の魅力は、白井さんの経験を活かした多様なジャンルのメニュー。そのメニューの多さに、娘さんからは「何のお店か分からない。」と言われているのだとか。その豊富すぎるメニューこそが、幅広い層のお客さまから愛されている理由です。

木のぬくもりを感じる清潔な店内

　木のぬくもりを感じる落ち着いた内装は、おひとりさまでも気軽に入れる雰囲気が魅力です。
　「お客さまを迎え入れるための環境が整わない日は、お店を開けなくても良いと思っているんです。」と力強く語る白井さんの日課は、閉店後の掃除。そこにかける時間は、2時間にも及びます。お客さまから飲みの誘いがあっても、掃除が終わる2時間後に合流。声をかけてくれたお客さまにも驚かれるそうですが、これが“白井流おもてなし”。隅々まで綺麗に磨き上げられた店内でこそ、お客さまに“なごみの時間”を提供できるのです。

オリジナルつくねとしょう油もつ煮込みが看板メニュー

　『なごみ』の看板メニューは、オーダーを受けてから成型して焼き上げる“月見つくね”です。同店のつくねは、ぜひ食感を楽しんでください。ふわふわのつくねとは使用している肉の部位が違うので、弾力があり食べ応え抜群です。添えられた生卵を絡めて、おいしくいただけます。
　つくねは種類も豊富で、“梅シソつくね”や自家製のゆず胡椒とポン酢でいただく“柚子胡椒ポン酢つくね”、手づくりのうま辛タレがおいしい“うま辛揚げつくね”など、なごみオリジナルの味わいが楽しめます。

　「食べたことがないものを提供していきたい。」という白井さんがおすすめするのは、“東京しょう油もつ煮込み”です。もつ煮込みといえば味噌味という人も多いと思いますが、同店は醤油ベースです。厳選された部位だけをじっくり煮込んだ柔らかいもつと醤油の優しい味わいで、なぜか懐かしさを感じる一品です。身もこころもあたたまるメニューですよ。

運が良ければレアなお魚がいただけるかも！？

　ここで、とっておきの情報をご紹介しましょう。白井さんの弟さんは大の釣り好きで、実は同店の貴重な仕入れ先。時にはノドグロなどの高級魚を釣り上げることもあり、“超限定メニュー”として登場する日もあるのだとか。料亭で出会うような高級魚をリーズナブルなお値段でいただけるのも、『なごみ』ならではです。このお得な情報は公式SNSなどにアップされるので、お見逃しなく！

家族でも楽しめる店を目指して

　お酒も種類豊富に取り揃えています。沖縄の“泡盛”や“古酒”、日本各地の地酒や焼酎など、なかなかお目にかかれない品揃えが魅力です。日本酒を3種類飲み比べできるお得なセットもあるので、初めてのお酒にもチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
　人気のレモンサワー（レモンサワー・パンチレモンサワー・ガチ生レモンサワー・シチリア産塩レモンサワー・瀬戸内レモンサワー）や、カクテルも種類豊富にご用意。“ガチ生レモンサワー”は、氷の代わりにガチガチに凍ったレモンが山盛りの贅沢な一杯です。

　「ファミリーでのご利用も大歓迎です。居酒屋というとご家族では入りにくいイメージがあるかもしれませんが、清潔にも気を付けているので安心してお越しください。」と、白井さんからのメッセージです。深夜2時まで営業しているので、はしご酒のシメにももってこいですよ。『なごみ』は豊富な料理とお酒で、いつ、誰と来ても楽しめるお店です。