【東京・町田】売り切れ御免！サンドウィッチと昔懐かしのコッペパンが大人気の『なかまちパン』

　閑静な住宅街が立ち並ぶ路地を進むと、突如外国風のお洒落な建物が現れます。コッペパンとサンドウィッチが好評の『なかまちパン』です。こちらのお店は、小田急線町田駅から徒歩約6分の場所にあり、今話題のホットスポットです。早速、オーナーの吉岡さんにお話を伺いました。

子供の頃から憧れだったパン屋

　オーナーの吉岡さんは、小学生の頃から友達と遊びでパンを作っていたほどの、生粋のパン好き。その頃からパン作りを“面白い！”と感じ、将来はパン職人になりたいと考えていたそうです。その後も夢は変わらず農業高校へ進学し、ジャム作りなどのパンに欠かせない知識を習得してきました。
　卒業後は専門学校に通って、実際にパン屋での研修を受けるなど、パン作りの道を着実に歩みます。その後はパン屋に就職し、さらなる修業を重ねました。その中で、現場の厳しさを目の当たりにしたものの“パン屋になりたい”という強い意志は変わらなかったそうです。
　そして遂に2017年11月1日、念願だった自分のお店『なかまちパン』をオープンされました。

ぎゅっと具だくさんサンドウィッチメニュー

　『なかまちパン』はテイクアウト専門の対面式販売です。気軽に買いやすく、普段使いができるとあってお客様に好評です。お店に並べられたパンは、美味しさを最大限に引き出すために、店舗内で仕込みから焼成を毎日職人が全て手作りしています。特に生地にはこだわっており、仕込みに使う小麦粉の一部または、全部を先に発酵熟成させてから、本仕込みをする“中種法”で製パンしているそうです。
　同店では生地の70％を先に発酵熟成させることで、翌日に食べても美味しくしっとりしたパンに仕上げているそうです。常時25種類以上のパンを取り揃えています。お手頃価格なのでおやつ感覚でいただけるのも魅力です。

▲なかまちパン特製 ジャミジャミサンド 380円

　人気NO.1は、こちらの“ジャミジャミサンド”です。同店は町田で有名なバーガー店『JAMI JAMIバーガー』のバンズも焼いているそうです。生地は『JAMI JAMIバーガー』と同じものを使用しており、焼き方を変えるというこだわり仕様。サンドウィッチ用に柔らかく焼き上げているのだとか。数量限定で“ベーコンエッグバージョンも置いているそうなので、見掛けた方は是非お試しください。

▲ツナたまごサンド 360円

　“ツナたまごサンド”は、たっぷりのツナたまに粗挽きブラックペッパーをふりかけ、マイルドな味の中にスパイシーさを盛り込んだ絶妙なひと品です。また、玉子サラダに自家製ドレッシングを隠し味として入れた“まろやかたまごサンド”（300円）もおすすめです。クリーミー且つ深い旨味が引き立つたまごサンドは、食べたら最後、味の虜になる美味しさですよ。

▲BLTサンド 330円

　こちらの野菜がたっぷり入った“BLTサンド”は、ランチにぴったりです。開店後すぐに売り切れてしまう程の人気商品。是非、ゲットしてこの美味しさを味わってみてください。そして、ジューシーな旨味が堪らない“ピリ辛てりやきサンド”もおすすめ。熱々の肉厚チキンを、生姜が利いた自家製のてりやきソースにからめて、ふわふわのバンズで挟みます。レタス、トマトとの相性も抜群の美味しさだそうです。

▲てりやきサンド 330円

おやつにおすすめ！コッペパンも充実♪

▲3種のチョコとくるみ 210円

　チョコレートをふんだんに使い、たっぷりのアーモンドが散りばめられた一品。ファンが多い人気商品です。寒い日に小腹が空いた時は、熱々の“揚げパン”がおすすめです。その場で揚げてくれるので、買ったらすぐに揚げたてが食べられます。大人は懐かしんで頬張り、子供にはおやつとして大人気だそうです。種類はシュガー、シナモンシュガー、きなこ、ココアの4つの味からお選びいただけます。ココアは少し塩気を利かせているので、より甘味が引き立つそうですよ。

▲手作りいちごジャムとマーガリン 200円

　こちらは、いちごの実を崩さないように時間を掛けて丁寧に煮込んだ手作りジャムが自慢の商品です。果実そのままのゴロゴロとした食感が楽しめます。ホイップされたマーガリンは口どけが良く、スッキリとした爽やかな甘さに仕上がっています。

▲なめらか豆乳抹茶クリーム　210円

　豆乳抹茶クリームは、しっかりとした抹茶の香りが感じられます。大粒の大納言がトッピングされ甘さも控えめで、ちょっぴり大人の味わいが楽しめるのだとか。和の雰囲気をもっと味わいたい方におすすめなのは“たっぷりつぶあんのあんことマーガリン”です。北海道産大納言は味がしっかりしていて、オーソドックスながらも違いを感じられる商品です。

売り切れ続出！早めの購入がおすすめ♪

　開店当初、オーナーの吉岡さんはなかなか予定が計画通りに進まずに大変苦労されたそうです。そのなかでも日々、調整しながら新聞の折り込みを作成したり試作を続けたりと、地道な努力を重ねました。そして、今では売り切れが続出するほどのお客様が来店されるようになったそうです。「一度買ってくれたお客様がもう一回来てくれて“美味しかったよ”と言ってくれたことが本当に嬉しいです。」とのこと。今後は、メニューもさらに増やしていく予定なのだとか。気軽に買えて、ランチやおやつにピッタリのコッペパンとサンドウィッチがいただける『なかまちパン』へ、是非一度足を運んでみてはいかがでしょうか。