【東京・池袋】『ネコリパブリック』は、癒しの時間で猫の暮らしを支えられる保護猫カフェ

　今回は、池袋にある、最強の癒しスポットをご紹介します。こちらの『ネコリパブリック 東京池袋店』は、2016年9月12日にオープンした保護猫カフェ。各線池袋駅から徒歩１分という立地のため、ショッピングや観光、仕事、学校帰りに猫たちと触れ合うことができます。
　店長の上野さんに同店のシステムや魅力について、お話をうかがいました。

猫たちが幸せに暮らしていくために

　保護猫カフェ『ネコリパブリック』では、地域の保護猫団体と協力して保護された猫の里親探しをおこないながら、猫との素敵なライフスタイルを提案しています。ビジネスとして自走することを目指している、新しいスタイルの“自走型保護猫カフェ”なのです。
　お客さまは可愛い猫たちと触れ合いながら癒しの時間を過ごし、そこで得た利益を保護猫たちの医療費やご飯代などに充てるというシステムになっています。

　保護猫たちは里親が見つかるまでの間、カフェで仲間とともに過ごし、その後、新しい家族が見つかるとお店を卒業。そしてまた新たに保護された猫がやってきます。お目当ての子が卒業し、会えなくなるのは少し寂しいですが、その子たちの新しいスタートを一緒にお祝いできる喜びもあります。
　そのときどきによって違う猫たちとの交流を楽しめるのも、保護猫カフェならではの魅力とも言えますね。

お子さまの入店OK！誰でも遊べる♪

　『ネコリパブリック』では里親になることを前提とした方だけでなく、猫との触れ合いを楽しみに来られるお客さま、さらにはお子さまも大歓迎です。
　基本料金システムは、全て1ドリンク付きとなっていて、入店時にお好みのドリンクをお選びいただけます。平日は、30分1,100円、60分1,500円、120分2,400円。土日祝日は、30分1,300円と60分1,700円。また、延長30分ごとにプラス500円となります。
　そのほか、雑貨やペット用品などさまざまなグッズを販売しているので、猫好きにはたまらない癒しの空間となっています。

個性派にゃんこが大集合！

　モノトーンを基調とした店内のインテリアは落ち着きのある雰囲気です。そんな店内では、さまざまな種類の猫たちが思い思いの時間を過ごしています。

▲希林

　こちらは、顔の模様が八の字に割れていることからハチワレと呼ばれる、白黒のハチワレ猫“希林”。カメラ目線がクールに決まっています。
　このツンとした雰囲気と、甘えてきた時のギャップが猫との触れ合いの醍醐味ですよね。カフェ内の猫たちとは、優しく撫でたり抱っこしたりと、癒しの時間を一緒に過ごせます。また、猫たちが思いのままに歩き回る姿を見るだけでも、ほっこりできますよ。

▲ノア

▲ミーニャン

　こちら、可愛いお顔のサバ白“ミーニャン”は、人が大好きな甘えん坊さん。ミーニャンと子猫の2匹で病院に捨てられている所を保護されました。
　当時、ミーニャンのしっぽは骨折していたそう。今では、すっかり元気と美貌を取り戻し、膝や肩に乗ったり、抱っこされたり、お客さまとの触れ合いを楽しんでいるそうです。

　同店では、猫たちとじっくり遊んで、それぞれの個性を発見するのも楽しみ方のひとつです。
　物陰にジッと隠れてこちらの様子を伺っている子や、撫でられるのが好きでゴロンと横になる子、甘えん坊で膝に乗ってくる子。それぞれの猫たちの性格に合わせて触れ合いを楽しみましょう。
　上野さんも「毎日、大変というより猫たちと触れ合えることが楽しくて、嬉しいです。」と笑顔で仕事にあたられています。

猫と遊んで“猫助け”

　近年、街中で気軽に猫たちと触れ合える“猫カフェ”を、よく見掛けるようになりました。しかし、まだ日本ではペットショップで猫を購入することが一般的。里親制度の普及率は低いのが現状です。上野さん自身は、何かあった時にはいつでも駆け付けられるようにと、お店の近くに住むほど猫第一の生活を送っています。そんな上野さんでも、最初は“保護猫カフェ”の存在すら知らなかったそうです。里親になったことがきっかけで、保護猫の大切さを実感し、こちらのカフェで働くようになったのだとか。

　しかし、里親になりたくても住宅事情などで飼育が難しい場合もありますよね。そのような場合でも同店で猫たちと癒しの時間を過ごすことで、保護猫の暮らしを支えられるのです。この仕組みこそ、同店最大の魅力なのでしょう。

　「気軽に誰でも“猫助け”ができますので、ぜひ、猫たちに会いに来てくださいね。」と上野さんは話します。
　猫たちとゆっくり遊べて、猫たちの暮らしを支えることができる保護猫カフェ『ネコリパブリック東京池袋店』。ぜひ一度、足をはこんでみてください。