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【沖縄・西原】素材とデザインにこだわった究極の洋菓子がここに!『Patisserie couple(パティスリー クプル)』

 緑に囲まれた扉を開けると、心地よいBGMとふんわりと漂う焼き菓子の甘い香り。西原東小学校の近くに佇む『Patisserie couple(パティスリークプル)』。

 “今まで食べたことあるお菓子とはちょっと違う”と地元をはじめ県内外からも大人気のケーキ屋さんです。オーナーの玉那覇さんは、お菓子に対して誰にも負けないくらいの情熱を注ぎ、日々おいしさを追求しています。

常に最高のおいしさを求めて

 『Patisserie couple(パティスリー クプル)』はフランス語を語源にしています。
 Patisserieはケーキ屋、coupleは夫婦を指し、「夫婦で営むケーキ屋さん」という意味が込められています。小学校4年生頃、友人の誕生日会で食べたケーキの味が忘れられず、ケーキ屋を志した玉那覇さん。県外で12年ほど修業を積み、出身地である西原町に2011年『Patisserie couple』をオープンしました。

 オープン以来約8年、常に納得のいくお菓子を目指し、試行錯誤を繰り返しています。
 「常に納得のいくものを提供しているけれど、満足はしないようにしている。」と話す玉那覇さん。
 新しいデザインの研究やたまごを使わないアレルギー対応ケーキ、甘さ控えめなど、時代のニーズや流行に合わせて、常にチャレンジしています。

ほろりとした口溶けがたまらない「琉菓」に濃厚な「プリン」も

 レモンケーキやエクレア、プリンなど、どこにでもあるお菓子ですが、『Patisserie couple』のお菓子は特別です。なんとレモンケーキは、4回改良を重ねています。レモンの形ではなく、あえてドーナツ型にすることで、どこから食べてもチョコレートの風味を感じられるようになったとか。
 また、レモンの風味付けに、香料を使う店が多いなか、生のレモン果汁を使用。小麦粉は九州産など、こだわりが詰まっています。
 エクレアもチョコレートのパリパリした食感と深い味わいを感じられるように3種類のチョコレートをブレンド。

 プリンには、富士山の麓の卵黄、北海道の牛乳を使っています。プリンの濃厚さには多くの人が驚くのだそう。素材一つひとつにこだわり、そして常においしい材料を求めて探しています。

 オープン当初から人気の“琉菓”も非常に手間ひまかけて作っている焼き菓子の一つです。小麦、アーモンドをしっかりとローストし香りを引き出し、ほろほろと崩れる食感を生み出しています。宇治抹茶、焙煎きなこ、石垣の塩など、実際に足を運んで工場を見学し、おいしいと感じたものを取り入れているのだとか。

 商品として店に並んでいるものは、自信を持っておすすめできる商品です。でも、これがゴールではないのだとか。玉那覇さんは、もっとおいしい小麦粉やバターがあるかもしれないと常によりよいものを追い求めています。“手土産ならクプルの琉菓”を目指して玉那覇さんの追求は続きます。

こだわりはエントランスから

 店の前にはオリーブの木が植えられています。これは、駐車場から歩いてきて、気持ちが安らぐように、短い距離でも気持ちの良い空間を歩けるようにと、植えたもの。
 店内の壁は、サンゴや月桃を練り込んだ沖縄の漆喰です。これにより空気が浄化され、焼き菓子の香りがふんわりと香るのだとか。

 お小遣いを持ってシュークリームを買いに来る小学生。妻の誕生日にケーキを買う男性。イベント用に焼き菓子を注文する会社員。訪れるすべての人が、心地よい雰囲気に癒やされて、また来たいなと思えるように、飽きることのないように、店内には、さまざまな種類のケーキやお菓子がぎっしり並べられています。

夏はかき氷が人気

 夏になると、かき氷が人気です。かき氷は「暑いね、氷食べたいね。」という同級生の一言から生まれました。どうせなら、どこにもないようなおいしいかき氷をこだわって作ろうと決意した玉那覇さん。こうして、フルーツがどっさりトッピングされたクプル特製のかき氷が完成しました。かき氷はSNSで話題となり、多い時で1日100杯売れる人気商品に。今では、かき氷を食べに訪れる観光客の姿も目立つようになりました。

スタッフもお菓子も自慢できる町のケーキ屋さんを目指して

 メディアでも紹介され、新規のお客さまが日々増えています。今ある商品のクオリティをさらにあげることが課題です。さらに、従業員が働きやすい環境を整えたいと玉那覇さんは考えています。みんなに愛される店作り。そして、従業員もクプレで働きたいと思えるような店作りを目指しています。お菓子はもちろん、スタッフもふくめて、自慢のお店になるように。大切なのは、お客さまがおいしいと感じること。そして、自分自身はもちろん、共に働く家族やスタッフも “おいしいケーキでお客さまを喜ばせよう”と一つになることです。近い将来、『Patisserie couple』のケーキを食べた小学生たちのなかにも、その味に感動し、ケーキ屋さんを志す子が現れる日も来るかもしれません。玉那覇さんの挑戦は、これからも続きます。

 最後に、開店ポータルをご覧のみなさんに、メッセージをいただきました。

 「一見、どこにでもあるような商品ですが、ひと味もふた味も違います。こだわりと想いが詰まっています。いろいろなお菓子があって楽しいですよ。ぜひ、お越しください!」

店舗名 Patisserie couple(パティスリークプル)
住所 沖縄県中頭郡西原町嘉手刈78-6
電話番号 098-963-9363
アクセス 沖縄県路線バス首里駅前から那覇バス・346那覇西原線(鳥堀経由)・西原営業所行で西原シティ前下車後徒歩4分
営業時間 10:00~20:00
定休日 火曜日
ホームページ http://www.patisserie-couple.com/

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