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【大阪・十三】歓楽街にある旅行とピアノが楽しめるバー『Piano Bar 十三’s』

※現在は移転して店名を変更しています(2020年5月)

 突然ですが “大阪・十三(じゅうそう)” と聞くと、どんなイメージがあるでしょうか? 関西の方ですと “歓楽街” というワードを思い浮かべるかもしれません。
 実はこの歓楽街・十三に、旅行とピアノが楽しめるおしゃれなバーがあります。さっそく、音楽好き、旅好きの読者に紹介したいと思います。

京都・宝塚・神戸からダイレクトにアクセスできる十三

 まずは『Piano Bar十三’s(ピアノバートミーズ)』がある十三のアクセス方法から。
 十三へは阪急電車が便利で、京都・宝塚・神戸からダイレクトにアクセスできます。京都河原町からは約40分、神戸三宮からは約25分です。また、大阪・キタの中心地、梅田からは2駅です。

 十三駅から『Piano Bar十三’s』までは、歩いて5分ほど。ナポレオンプラザの5階にあります。十三と聞くと”治安が悪い町”と思う方もいるかもしれません。確かに『Piano Bar十三’s』までは歓楽街を歩く必要がありますが、まったく危ない雰囲気はありません。普通に歩けば、安全に『Piano Bar十三’s』に着きますよ。

玄関からエキゾチックな雰囲気漂う『Piano Bar十三’s』

 ナポレオンビル5階に上がると、目に飛び込んでくるのはエキゾチックな正面玄関。東南アジアのような雰囲気を感じさせる飾り付けがたまりません。この飾り付けだけを見ると、本当にピアノバーがあるのか不安に思うかもしれません。でも、ご安心ください! きちんと “Piano Bar十三’s” と書かれた看板が掲げられていました。

 店内に入ると、ピアノバーらしいシックな雰囲気が漂っています。そして、真ん中にあるのは立派なピアノ。ここでほぼ毎夜、ピアノを使ってミニコンサートが行われます。タイミングがよければピアノを弾くことも可能。音楽を聞きたい方はもちろん、演奏に興味がある方も『Piano Bar十三’s』に寄ってみてはいかがでしょうか。

 もちろん、店内にもエキゾチックな雰囲気のアイテムがたくさんあります。たとえば、手前にあるトルコ風のランプ。こちらのランプは、実際にオーナーがトルコに行き購入したものです。ちなみに、オーナーは「これはいい。」と思ったものはすべて購入し店内に飾っているのだとか。いろいろなアイテムを見て、どこの国のものなのかとあれこれ考えるのもおもしろいでしょう。

 エキゾチックな要素は、同店のメニューにも反映されています。たとえば、他のバーでは見られないコーカサス諸国のひとつ、アルメニアのワイン。素朴で飲みやすいアルメニアワインは、ワインが苦手な方でも飲みやすい口あたり。また、フードではアジアの焼き飯 “ナシゴレン” がおすすめとのこと。エビや野菜が入ったスパイシーな焼き飯です。

 「海外旅行に行きたいけど、なかなか行けない。」という方にとっても、『Piano Bar十三’s』はおすすめのスポットなのです。

もっとインターナショナルなお店にしたい! オーナーの熱き想い 

 このようなユニークなピアノバー『Piano Bar十三’s』のオーナーは、どのような想いでお店を運営しているのでしょうか。

 オーナーの近藤由佳さんは音大出身ということもあり、大の音楽好き。また、東南アジアを中心にさまざまな国を訪れる旅人でもあります。近藤さんは「気軽に音楽を触れてほしい。」という想いから、『Piano Bar十三’s』をスタート。最初は知り合いも全くいないところからスタートしたので、お客さん集めには苦労したのだそう。大学の音楽サークルの仲間にも手紙を送って、お店のことを宣伝していたようです。

 今後の『Piano Bar十三’s』について、近藤さんは「もっとインターナショナルな店にしたい。」と一言。今後は外国の音楽に関するイベントを増やす予定です。『Piano Bar十三’s』がどのように盛り上がっていくのか、本当に楽しみです。関西に住んでいる方はもちろん、そうでない方も、関西滞在の合間にぜひ『Piano Bar十三’s』を訪れてみてくださいね。

■文、写真・新田浩之

店舗名 Piano Bar十三’s
住所 大阪府大阪市淀川区十三本町1-7-17 ナポレオンプラザ5階
電話番号 06-6195-4740
アクセス 阪急十三駅から徒歩5分
営業時間 19:00~24:00
定休日 不定休
ホームページ http://tommys13.web.fc2.com/
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