※閉店※【兵庫・苦楽園】ソースや具材から手作り！経験豊富なシェフが作るピザとお惣菜のテイクアウト店『Pizza House Nico&Deli』

洋食を中心に多彩なジャンルで腕を磨いてきた実力派のシェフが作るピザが、いま苦楽園で話題になっています！
今回スポットを当てる『Pizza House Nico&Deli』では、味のベースとなるソースや、ハムやソーセージといった具材から手作りした絶品のピザをテイクアウトで買うことができます。
他店ではお目にかかれない独創性あふれる味の秘訣は、シェフの修業経験にあり。同店のピザに込められた想いやこだわりに迫りました。

凄腕シェフの作るピザが話題

『Pizza House Nico&Deli』は、阪急甲陽線・苦楽園口駅から徒歩10分ほど、樋之池公園のすぐ近くにあります。もともとは宝石関連のお仕事をしていたオーナーが工房として使用していましたが、同所を利用して飲食店をはじめる計画が立ち上がりました。その際に白羽の矢がたったのが、現在お店を任されているシェフの加地さんでした。

加地さんは、高校生の時にはじめた和洋折衷のレストランでのアルバイトをきっかけに飲食の道へ。その後は、専門学校で知識を増やし、調理師免許も取得。卒業後は、さまざまなジャンルの厨房で腕を磨いてきた実力派の料理人です。

「以前働いていたお店でもピザは作っていましたが、“専門店”となると新たな挑戦でした。ピッツァ職人が作るものとはまた少し違う、“料理人の作るピザ”を提供したいと考えています。」と、加地シェフは微笑みます。

“手作りは当たり前”が心情

これまで洋食を中心に修業してきた加地さんが手がけるピザは、“手づくり”が基本です。ピザの生地もソースも具材も自家製で、お客さまからも「え？これも手作りなの？」と驚きの声が上がるほど。例えば、具材として使用しているソーセージやベーコン、アクセントに加える辛味パウダーも、加地さんがご自身で調合や調理をしているそうです。

特製ピザはここだけの味わい

他店ではお目にかかれない味わいをお探しの方にオススメなのが、“エビのビスクソース”を使用したピザです。ビスクとは、フランス料理の甲殻類のクリームスープのこと。同店では、そのビスクスープをヒントに、ピザ生地と合う特製のソースを作り上げました。具材には、ガーリック風味のエビをトッピング。エビのプリプリ感と濃厚なビスクソースが堪らない、格別な一枚を楽しめますよ。

また、ハムとアプリコットのジャムのピザも売れ筋だといいます。意外な組み合わせに感じますが、甘じょっぱい味わいが癖になると大好評。ハムの塩気とメーブル風味の爽やかなアプリコットジャムが絶妙です。ぜひ試してみてくださいね。

定番のトマトソースのピザも人気です。トマトをじっくり煮込んで甘さと酸味をバランスよく引き立てたものと、フレッシュ感を大切にしたソースの２種類を使い分けています。このトマトソースにバジルとチーズを合わせたマルゲリータは、いつ食べても飽きのこない鉄板メニューです。

わがままオーダーもOK

常連さんにも喜ばれているうれしいサービスが、“カスタマイズ”です。定番のピザに具材を追加したり、ソースの変更、半分ずつ違う味わいにしたり…と、一人ひとりに合わせて“その方が食べたいピザ”を作り上げてくれるのです。味のわがままを聞いてくれるとは、うれしい限りですね。

本格洋風デリも好評

お惣菜の販売もしている同店。テリーヌにパテ、マリネ、トリッパ、ラタトューユ、ミネストローネなど、本格的な洋風デリが並びます。ホームパーティーにも普段使いにもぴったりな同店のお惣菜は、食卓に華を添えてくれますよ。

今後は、冷凍ピザの発売も予定しているそう。オーブントースターで簡単に焼きたての味が再現できるよう、現在試作を繰り返しているといいます。おやつや夜食、非常食にも…同店の味が気軽に楽しめる日が待ち遠しいですね。

加地さんは「小さなお子さまでも大人の方でも認めてくださる方がいると、仕込んだ甲斐があったなぁと感じます。どんなに手間や時間がかかっても、その“違い”に気がついてもらえたなら、全部報われますね（笑）。ピザもお惣菜も自信を持って作っていますので、まずは食べていただきたいです。」と話してくださいました。

皆さんも『Pizza House Nico&Deli』を訪れてみてください。テイクアウト専門店ですが、テラス席もあり、のんびりと過ごすのにもいいですよ！