【福島・会津若松】毎日通いたい！『Pizzeria Da Ciro』本場イタリア仕込みのピッツァを良心的な価格で食べられるお店♪

　イタリアで経験を積んだオーナーが１枚１枚丁寧に焼きあげる本格ピッツァが自慢のお店『Pizzeria Da Ciro（ピッツェリア ダ・チーロ）』が、会津若松にオープンしました。有機野菜など食材にもこだわった上質なピッツァが１枚850円〜と良心的な価格で食べることができます。もっちり厚めのパン生地が食べ応え充分の“ナポリ風”、サクサクしたクリスピータイプの“ローマ風”…皆さんはどちらのピッツァを召し上がりますか？

イタリアでの経験活かしオープン

　今回紹介する『Pizzeria Da Ciro』は、JR只見線・七日町駅から徒歩15分ほど、神明通りに面した場所にお店を構えています。こちらは、オーナーでシェフの斎藤さんが2017年12月にオープンした、ピッツァを看板とするイタリア料理店です。斎藤オーナーは、およそ２年間イタリアで修行した経験のある実力派のシェフ。
　幼い頃は、飲食店を経営していたお母さまの背中を見て育った、料理好きの少年だったそうです。自然と“ご自身のお店を開きたい”と考えるようになった斎藤オーナー。帰国後は経営に必要なノウハウを学びながら、出身地の会津若松で物件を探していたといいます。そうして、１年ほどの準備期間ののち、大通り沿いの同所で、念願だった『Pizzeria Da Ciro』をオープンさせました。

　店名はイタリア語で“チーロのピザ屋さん”という意味です。チーロとはイタリアで働いていた当時の斎藤オーナーのニックネームなのだとか。師匠であったピッツァ職人が命名してくださった思い入れのある名前です。

手作りピッツァはいつでも焼き立て

　看板メニューのピッツァは、定番のものから日替わりまで、常時12種類前後が並びます。生地は店内で粉から手作りしていて、パンのように厚めの“ナポリ風”と、サクサクしたクリスピー生地の“ローマ風”の２つから選ぶことができますよ。注文を受けた後、専用の窯で焼き上げられるピッツァは、いつでも焼き立てアツアツの状態でお客さまの元へと運ばれてきます。

　１番人気は、トマトソースにバジルとモッツァレラチーズを乗せた“マルゲリータ（880円）”です。ナポリピッツァの代表的なこのメニューは、シンプルで飽きのこない絶妙な味わいが人気の秘訣。芳ばしく焼かれた生地と、とろりとしたチーズが口いっぱいに広がり、トマトの酸味と甘みが爽やかなバジルの香りとともに後味を残していきます。言わずと知れた老若男女が好む一品ですね。

　また、日替わりピッツァは２種類の食材を組み合わせたさまざまなメニューを提案しています。夏には、会津若松の伝統野菜“会津丸茄子”と有機野菜のズッキーニのピッツァが登場し、人気を博しました。寒くなる時期には、たっぷりのきのこをアレンジしたピッツァも提供するそうです。

仕入れにも“こだわり”あり

　使用する食材にも、こだわりがあります。同店では、体に優しい安全安心な食材を仕入れるようにしています。ピッツァの原料となる粉はなるべく添加物が含まれていないものを、野菜は有機栽培を選んでいるのだとか。
　飲み物も、ソフトドリンクは全てオーガニックです。烏龍茶や緑茶、りんごジュース、コーヒーなどがあります。お店では、普段何気なく飲んでいる飲み物もどんな原料で出来上がっているか最新の注意を払っているのです。
　「母が経営していた店がオーガニックにこだわっていたこともあり、小さい頃から添加物などには気を配っていました。お客さまに提供する立場になっても、その考えは同じです。」と斎藤オーナー。

“誰でも気軽に来て欲しい”

　白を基調とした清潔感のある店内は、誰でもカジュアルに立ち寄れる雰囲気です。１階にはカウンター席、２階にはテーブル席が設置されています。

　「イタリアではピッツァはとても安く、気軽に食べられています。でも、日本では粉やチーズを仕入れるのに費用がかかってしまい、ピッツァに高値な印象があると思うんです。だから当店では、イタリアのように、できる限り安い値段で提供して、高校生でも気軽に立ち寄れる場所になれればいいなと思っています。」

　このほか、パスタやお酒と相性のいいおつまみメニューも充実しています。皆さんも、本場のピッツァの味わいがリーズナブルに楽しめる『Pizzeria Da Ciro』へ、是非足を運んでみてくださいね。