【大阪・難波】癒しを求めていざ難波へ！『小動物カフェ ROCKSTAR』へ、未来の家族を探しにいこう♪

　なんば駅から徒歩5分の場所にある『小動物カフェ ROCKSTAR(ロックスター)』は、約20種類200匹もの動物たちとふれあえるお店。リスやうさぎをかたどったパフェなど、写真を撮りたくなるかわいいスイーツに女子のウキウキが止まりません。

　お店で暮らしているのは、ハムスターやうさぎ、小鳥、フェレットなど、ブリーダーから迎え入れた元気で温厚な子ばかりです。どの子も人に慣れているため、かまれる心配もなく、小さなお子さまや初心者さんも安心して遊べます。

ビルの5階にある天国♪動物好きさん必見のカフェ

　『小動物カフェ ROCKSTAR』は、浪速区にある『爬虫類カフェ ROCKSTAR』の2号店として、2016年3月にオープンしました。
　なんさん通り沿いにある同店ですが、路面店ではありません。ビルの入口にある、手づくりの看板が目印です。

　インタビューに応えてくれたのは、店長の中谷さん。ご自身も動物が大好きで、たくさん飼っているそうです。
　「最初は“こんな感じにしたい”っていうイメージがあったけど、けっこうお店が狭かったんですよ。なるべくたくさんの動物を見てもらうために、おしゃれさにこだわるのをやめて、壁際にケージをズラッと置きました。」

　店内は、20席ほどのこぢんまりした大きさ。内装は中谷店長とオーナーが相談しながら、ほとんど自分たちで完成させたのだとか。

お気に入りの子を連れて帰ろう！生体販売もしています

▲ハリネズミ

　同店では、約200匹もの動物たちが暮らしています。ハムスター、モルモット、フェレット、うさぎ、小鳥などの人気者はもちろん、ミーアキャットやデグーマウスなど、ペットショップではあまり出会えない動物も。手のひらサイズの小さな子から、抱っこできるほど大きな子まで、大きさもさまざまです。“小”動物にこだわらず、“犬やねこ以外の動物”という基準でお店に迎えているのだとか。

▲ネザーランドワーフ

　「お客さんに人気なのはハリネズミやけど、フェレットとか、白いチンチラも個人的に好きですね。」と中谷店長。
　チンチラは、チリの山の岩場に住む草食動物。ねずみとうさぎの中間のような見た目をしています。昔は毛皮用として飼われていましたが、その可愛さが注目されはじめ、近年はペットショップでもよく出会えるように。つやつやの毛並みが気持ちいいですよ。

▲チンチラ

　動物たちは、販売を前提にお店に迎えられています。お客さまの家族になることを考え、初心者にも飼いやすい動物だけを選んでいるのだとか。そのため、気に入った子がいたら連れて帰ることも可能。店内では、飼育用品やフードも販売していますよ。

　「ふつうのペットショップよりも、じっくり選べるのがうちのいいところですね。ガラス越しじゃなくて実際にふれあえるから、どの子を連れて帰るか、相性を見て決められるんですよ。“おとなしそうだったのに、家に帰ったら咬まれた”なんて心配もありません。」

▲フェレット

　お店に誰もいなくなる時間帯、中谷店長は監視カメラで動物たちの様子を見守ります。でも、映像ではわからないことも多いもの。出勤後は動物たちのからだに直に触れて、体調管理に気を配ってあげるそうです。
　動物たちもまた、大切なお店のスタッフ。ずっとしあわせに、元気で暮らしてもらうための環境づくりに、手は抜けません。

▲コザクラインコ

かわいいメニューと、お客さま目線のお店づくり

　動物たちとのふれあいも楽しい同店ですが、食事やスイーツにもこだわっています。
　「飲食店で働いた経験を活かして、がっつりいけるボリュームを意識してつくってます。スタッフと相談して、女の子の目線から盛り付けのアイディアをもらうこともありますね。」

　お店で会える動物たちがモチーフのアニマルパフェは、必ず食べたいメニュー。ビスケットのしっぽがかわいい“シマリスのどんぐりパフェ”(900円)や“ラビットパフェ”(900円)など、胸キュン確実のスイーツばかりです。

　ハムスターのもこもこのお尻をかたどった“はむケツカレー”(900円)、デミグラスとホワイトの2種のソースでいただく“パイドオムライス”(1,000円)など、ランチにぴったりのメニューも。“厚焼きたまごサンド”(1,000円)や“とろ～りチーズのピザトースト”(900円)などもあり、パン派の方も大満足です。

　カラフルな“ふわふわドリンク”(800円~)は、ぶどうソーダやメロンソーダの上に、自家製のわたあめがのっています。テーブルに運ばれてきた瞬間に、歓声が上がりそうですね。
　いちごやチョコ、バナナを使った甘～いシェイク、大人の味わいのノンアルコールカクテルなど、コンプリートが難しいほど豊富なドリンクも魅力です。

　お客さまに楽しい時間を過ごしてもらうため、同店ではふたつのポイントに気を配っています。
　まずひとつは、清掃。毎朝2時間かけて、動物たちのケージや店内をピカピカにします。「これだけいると、めっちゃ大変ですよ！」とうさぎを抱き上げる中谷店長の顔は、とてもうれしそう。この仕事が、本当に大好きなのですね。

　そしてもうひとつは、明るい接客。お店はビルの5階にあるため、入るのにちょっぴり勇気がいります。そのため、お客さまと積極的にコミュニケーションをとり、「また来たい」と思ってもらえる接客を心がけているそうです。

お子さまや初心者さんも安心して遊べます♪

　「これから先は、ちょっと珍しい動物にも手を出していきたいです。あんまりマニアックな動物を入れるとお客さんも引いちゃうから、様子を見ながらですけどね(笑)。」
　「初心者にも飼いやすい動物を」という前提はそのままに、カワウソやフェネックギツネなど、ペットショップではなかなか出会えない動物もお店に迎えてみたいのだとか。

　もうひとつの目標は、お子さまを意識したお店づくりだといいます。お父さんやお母さんは、子どもの意見を重視してお出かけ先を決めるもの。家族連れのお客さまを呼び込むには、子どもの目線で「行きたい」と思えるお店にならなければなりません。

　「初心者さんには、咬まれるのがイヤって方が多いんですよ。でも、うちの子たちは小さいころから人に慣らしてるから、咬んだりしません。どんな方も、安心して遊びに来てくださいね。」と、中谷店長は笑顔で話してくださいました。

　ちいさな動物たちが、つぶらな瞳で迎えてくれる『小動物カフェ ROCKSTAR』。癒しのカフェタイムを過ごしに、お気に入りの子を見つけに、あなたも足を運んでみてください。