【東京・石神井公園】こだわりのスープと手間暇かけたチャーシューがおいしさの決め手！『ろくはうす』のラーメンは何度でも食べたくなる魅惑の味

　西武池袋線石神井公園駅から徒歩2分、閑静な商店が並ぶラーメン屋『ろくはうす』があります。木目をあしらったカントリー調の外観は、一見ラーメン屋とは思えないおしゃれな佇まい。その雰囲気の良さに、男性だけでなく女性も多く訪れる地域密着型のお店です。今回は、一度食べるとまた食べたくなるおいしさだと評判の『ろくはうす』店主・荒川さんに、お店やラーメンのこだわりについてお話を伺ってきました。

幼い頃から近くにあったラーメンの存在

　荒川さんは20歳でラーメン屋に勤め始めてから、かれこれ20年以上この業界に従事しています。実はご実家もラーメン屋を営んでおり、もう少しで50周年を迎える人気店なのだそうです。ご両親が大切にしているお店をこれからも続けていくため、いつでも継げるようにと、ラーメン屋で修業を始めました。しかし働いていくうちにラーメンの奥深さを知り、どんどんのめり込んでいったのです。すると、いつしか自分のお店を持ってみたいとの思いが芽生えるようになりました。お父様にアドバイスをもらいながら、2017年8月9日、ついにラーメン屋『ろくはうす』をオープンしました。

女性一人でも気軽に入れる居心地の良い雰囲気

　店名“ろくはうす”はログハウスからきています。また、物件の広さがちょうど6畳だったり、昔からなにかと数字の“6（ろく）”と“9（く）”に縁があったそうです。
　店内に足を踏み入れると、木目調の壁に囲まれたあたたかな雰囲気が広がります。各席の真上に設置してある照明も荒川さんのこだわりのポイント。スポットライトを意識しており、ラーメンをピンポイントでライトアップすることでよりおいしそうに見えるように演出しています。インスタ映えも狙っているとのことなので、麺が伸びないうちに是非写真も撮ってみてくださいね。

　ガラス張りになっている入り口から見ても、店内がとても明るい雰囲気なのがよくわかります。中の様子が外からでもうかがえると安心して入れますよね。一般的にラーメン屋というと、女性やおひとり様では少し入りづらいイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。しかし同店のお客様は7割程が女性で、一人で来店される方もとても多いのだとか。一つひとつの内外装のこだわりが、女性客が多い理由に繋がっているのかもしれません。

親から子へと受け継がれた自慢の味

　同店では味噌と醤油の2種類のラーメンを提供しています。醤油ラーメンはアレンジを加えていますが、どちらもお父様から受け継いだ伝統の味。特に味噌ラーメンは荒川さん自身が幼い頃から食べていたもので、大好きな味です。これが何度食べても飽きない、やみつきになるおいしさなのです。白みそベースのスープはまろやかそうな優しい色味ですが、食べてみると思いのほか濃厚で、しっかりと味噌のコクが感じられます。スープとあわせて味わっていただきたいのがチャーシュー。本当においしいものを作るために、わざわざ焼肉屋でも修業をして本格的な製法を学んできたのだとか。時間と手間をかけてできたチャーシューはとても柔らかくて肉の旨味をしっかりと感じられます。大きめにカットされているのも嬉しいところですよね。濃厚なスープに肉厚のチャーシューがマッチした、お客様からの人気も高い一杯です。
　また、席には無料のトッピングも用意しています。もちろんそのままでも十分おいしいですが、お好みで入れて味変を楽しむのもおすすめです。すりおろした生にんにくや紅しょうが、柚子胡椒、辛味噌、さらにはデスソースなど、他店ではあまりみないラインナップが揃っています。新たなレパートリーを増やすことも考えているそうなので今後の展開も楽しみですね。いろいろ試してお気に入りの味を見つけてみてください。

みんなが虜になる魅惑のラーメン

　「裏路地という場所柄、地元民でもまだまだ当店の存在を知らない方も多いんです。来てもらえたらきっと気に入ってもらえると思うので、これからはもっと宣伝に力を入れていこうと考えています！そしてより多くの人に当店のラーメンを食べてもらいたいですね。女性でも入りやすい雰囲気になっているので気軽にお越しください。」
　一度食べるとやみつきになり、ついまた足を運んでしまいたくなる『ろくはうす』。ランチタイムには、大盛り無料のサービスも行っているとのこと。がっつり食べたい方はお昼時を狙って行くのをおすすめします。