【埼玉・指扇】本場の海鮮チヂミが絶品！家族そろって食事を楽しめる『お食事処 彩花』

　さいたま市西区指扇の中ほどに、韓国料理をメインとしたお食事処があります。2015年12月18日にオープンした『お食事処 彩花(さいか)』です。韓国出身の奥さまが、すべて手作りで本場の味を提供します。辛いものが苦手な方でもお食事を楽しめるよう種類豊富なメニューがそろっており、小さなお子さまからお年寄りまで家族そろってお食事を楽しめる名店です。オーナーの蒔田さんにお店の魅力を語っていただきました。

本場の味に開店初日から大盛況！

　蒔田さんはこの地でお店を開店するまでは、栃木に住んでいました。ご自身は飲食業とは関係のないお仕事に就かれていましたが、韓国出身の奥さまがおひとりで韓国料理店を営んでいました。蒔田さんも平日の夜や休日にはお店を手伝っていたそうです。お店が山の中にあったこともあり、「美味しいんだから、もっと街へでて大きくやった方が良いよ！」とお客さまから言われることもしばしば。そういった言葉の一つひとつに背中をおされ、本腰を入れてお店を始めようと移転を決意したそうです。

　物件は県内にとどまらず、日本各地で探しました。その中で現在の店舗に出会い、ここ指扇に引っ越してきました。オープン前１ヶ月は、寝る間も惜しんで開店準備に奔走したそうです。その努力が報われ、初日から大盛況でした。奥さまが手がける本場の味は評判を呼び、月に4、5回来る常連さんもいらっしゃるほど。あまりの盛況ぶりに手が回らなくなり、お客さまをお待たせするような状況に申し訳ないと思いながらも嬉しい悲鳴だったと当時を振り返ります。今も変わらず、奥さまと二人三脚で日々お客さまをお迎えしています。

落ち着いた雰囲気の“家族向け食堂”

　居抜きで借りたこの店舗を、蒔田さんたちは自分たちの手で改装しました。汚れていた壁などもペンキで塗り替え、メニュー表などもご自身でデザインをし、作成しているそうです。
　小あがりのテーブル席は、ゆったりくつろげる落ち着いた雰囲気。内装のこだわりは、なるべく余計な装飾やポスターを貼ったりしないこと。お客さまには食事をゆっくり楽しんでいただけるよう、シンプルな佇まいを意識しました。
　同店は大勢のお客さまにも対応できる、全32席の広々空間です。「外から見ると居酒屋のように感じるかもしれないけど、うちは“家族向けの食堂”なんです。」ファミリーレストランに来る感覚で、お子さまも一緒にご家族そろって食事を楽しめるような店づくりを大切にしています。

海鮮チヂミは他店を圧倒するおいしさ

　看板メニューは、奥さま渾身の“海鮮チヂミ”です。これを味わったお客さまはみな口をそろえて「こんなにおいしいチヂミは食べたことがない！」とびっくりされるのだとか。また、厚い豚肉を焼いた“サムギョプサル”、チーズの香りが食欲を刺激する“チーズダッカルビ”も外せないメニューです。キムチをはじめ、韓国料理はすべて奥さまの手作り。手間暇かけた絶品メニューの数々を堪能してみてはいかがでしょうか。

　また、韓国料理のみならず居酒屋メニューも揃っているので、ゆっくりとお酒を楽しむこともできます。店内にはテレビが設置されており、スポーツ観戦をするお客さまや女性のおひとりさまもいらっしゃるそうですよ。

いつかキッチンカーで移動販売を

　以前、お祭りに出店したことがありました。チヂミをその場で焼いて、サムゲタンのスープも用意。お祭りで韓国料理という物珍しさと、そのおいしさに長蛇の列ができ、大繁盛だったそうです。そのときの経験から、今後はキッチンカーでの移動販売も考えていきたいと意欲を燃やしています。
　「雰囲気はゆっくりできる食堂のようなお店なので、気軽に家族でワイワイ食べに来て欲しいですね。」と蒔田さん。落ち着いた雰囲気の中で、本場韓国の味を堪能できる『お食事処 彩花』へ足を運んでみてはいかがでしょうか。