【北海道・札幌】オホーツクの素材を世界へ広めたい！道産食材をふんだんに使った絶品イタリアン『ALBE TECCO』

札幌市・中央区、すすきの駅から徒歩3分にあるお店『アルベテッコ（ALBE TECCO）』は、2015年12月にオープンしました。こちらのお店では、北海道オホーツク産の食材をふんだんに使った料理やお酒をいただくことができます。今回はオーナーの大森さんからお話を伺いました。

イタリアで修業を積み重ねてオープン

大森さんは、大学卒業後から今に至るまで飲食業界一筋で働いてこられました。過去にはイタリアで開催されている、全世界からプロの料理人を集めた、“プロ専門の料理学校”のような場所にも出向き、修業も行ってきました。そこでイタリア料理の技術はもちろん、歴史や文化も学び帰国します。その後はイタリア料理、フランス料理、スペイン料理などのお店で、料理人としてのキャリアを積んできたそうです。そしてこれまでの集大成として『アルベテッコ』をオープンするに至りました。

自分の家のようにみんなが来てくれるようなお店へ

店名『アルベテッコ（ALBE TECCO）』には、2つの意味が込められています。“あるべ”は、北海道の方言で“持っている”という意味。“テッコ”は、 大森さんのあだ名です。「テッコいつものある？」といった、自分の家のようにお客様が気軽に来てくださるようなお店でありたいということが、1つ目の意味。
もう１つはイタリア語で、船の帆を張るマストの部分をいう“アルベロ”。こちらも店名の“アルベ”にかかっています。前進していくための軸であるマスト。人間が本来持っている軸にもかかっており、お店の軸は“テッコ＝大森さん”という意味が込められています。

そんな思いが詰まった店内は、シンプルながらも可愛い内装になっています。また、お客様が過ごしやすいようにと、椅子は高さやひじの曲がり方まで計算された、こだわり仕様です！
来店されるお客様は、みなさんとてもフレンドリーで、おひとりで来た方も他のお客様と一緒に仲良くお酒を飲まれるそうです。大森さんの人柄の良さに、お客様も自然とリラックスムードになれる空間がここにはあります。

おすすめ料理は“鹿肉の生ハム”

大森さんのおすすめは、何といっても、北海道オホーツク産“鹿肉の生ハム”です。
みなさんは、鹿肉を食べたことはありますか？臭みが強そう、あまり美味しくなさそうといったイメージを持たれている方。または、実際に食べて美味しくなかったという方もいらっしゃるかもしれません。実はそれ、正しい条件で狩られ、加工されていない鹿肉を食べた可能性大です。
『アルベテッコ』では、非常に厳しい条件を通過した鹿肉のみを扱っています。
①鹿肉は、ワンショットで仕留めたもののみを扱う。苦しんだ鹿肉はおいしくない。
②加工施設に入った時点で、死後硬直が始まっていたらそれは使わない。
③血抜きの方法なども、正しい手順でなければ使わない。

これらの条件をクリアした鹿肉のみを扱い、90日間熟成させます。厳しい条件を通ったものだけが、熟成にも耐えられるそうです。熟成させたお肉には、水道水と同じぐらいの病原菌しかいないとのこと。
プロが管理し、プロが調理した鹿肉は絶品そのもの！「このお店の鹿肉が一番美味しい」というお客様からの声も沢山いただいているそうです。是非訪れた際は、プロによる鹿肉料理をいただいてみてください♪塩・ハーブ・北見エゾシカ…すべてがオホーツクの恵みです。ここでしか味わえない、一皿となっています。

また同店では、鹿肉以外も日本で初めてビール製造免許を取得した“オホーツクビール”や、オホーツクの北見で獲れたミントを使った“モヒート”などもいただくことができます。道産食材を心ゆくまで堪能することができます！

世界にオホーツクのすばらしさを広げたい

北海道オホーツク産の食材を使った、こだわりの料理やお酒をいただくことができる『アルベテッコ』
「最初に来店された際は、お食事を楽しんでください。また、21時以降は空いた時間に飲みに来ていただければなと思います。今後はより一層オホーツクのすばらしさを広げていきたいです。安心安全なものということを、国内はもちろん、最終目標としては世界にも広めていければと思っています」と語る大森さん。
またこちらのお店は、大森さんお一人での営業となっています。忙しい中でもお客様と会話をし、一緒に素敵な時間を共有することを心掛けているそうです。そんな大森さんの人柄に惹かれ、多くの方が常連さんになっています。自分の“第二の家”のように感じられる、居心地抜群のお店です。絶品料理の数々と、楽しい空間があなたをお待ちしています。