【北海道・白石】こだわりの料理とお酒に温かいスタッフ…『白石バル3K』は何度も行きたくなる魅力が詰まったお店

　皆さんが思う“行きつけにしたいお店”とはどんなところですか？北海道・白石区にある『白石バル3K』は、多くのお客様に愛されてやまない“たくさんの魅力”が詰まったお店です。
　特製のピザやハンバーグといった洋風メニューは、どれも絶品でお酒との相性もぴったりです。お洒落な店内はデートにも重宝するほか、気さくな店員さんとの会話目当てに一人で訪れる方も多いのだとか。今回は、2015年の開店当時からのスタッフ・伴さんにお店のこだわりやおすすめのメニューなどを伺いました。

気軽に立ち寄れるお洒落なお店

　今回紹介する『白石バル3K』は、札幌市営地下鉄・白石駅から徒歩３分の場所にあります。店名の“３K”とは、気軽・綺麗・快適のそれぞれ頭文字のKを合わせたもので、誰でも気軽に立ち寄れるような綺麗で快適なお店にしたいとの思いが込められているのだといいます。

　外からも中の雰囲気が良く見える解放的な同店は、レンガ・木彫・黒色が基調となったお洒落な空間です。気軽に入りやすく趣ある内装で、デートや女子会、ちょっとしたパーティーにもぴったりです。店内には大型のスクリーンもあり、誕生日や送別会などで利用するお客様も多いのだとか。また、スポーツ観戦などのパブリックビューイングも行っています。

こだわりの絶品料理がズラリ

　お店では、北海道産の食材にこだわっています。道産牛のリブステーキ、エゾジカの生ハムやサラミといったメニューもその一角です。特に、十勝の夢想農園から仕入れている“パクチー”や“白かぶ”などの野菜がおすすめなのだそう。伴さんも実際に農園に出向き、農家の皆さんの農業に対する姿勢に共感し、野菜を味見して惚れ込んだ絶賛の野菜たち。お店では、サラダにしたりお肉と合わせてパスタに使用して提供しているそうです。

　数あるメニューの中でも、１番人気は“クアトロフォルマッジ”というピザのメニュー。同店の“クアトロフォルマッジ”は、グラタン皿に具材とチーズソースが入っていて、その上にピザ生地がのっている一風変わったオリジナルメニューです。オープンで焼く際に食材の水分で膨らんだピザ生地を、食べる直前に切り分けて、ソースにつけながらいただくのが３K流スタイルです。４種類のチーズが織り成す濃厚な味わいはやみつきになる美味しさですよ。ちなみに、生地の上に具材が載っている通常のピザも好評で、１つ500円というリーズナブルさも相まって、お客様の９割ほどが注文するほどの人気なのだといいます。

　この他、“３Kオリジナルハンバーグステーキ”もお店の一押しメニューです。研究の末辿り着いた味は、“肉感”を際だたせるため粗めに挽いた牛肉を100%使用し、シンプルな味付けにこだわった一品。ハンバーグのソースは、野菜をたっぷり入れて手作りしており、肉汁との相性は絶妙です。また、世界にも通用するチーズと称される地元・白石産のチーズを使用した“カチョカヴァロのチーズステーキ”や、メニューには載っていないにも関わらず口コミで広まった“明日の為の貝塩ラーメン”、お父様の自慢料理だった伴さんの幼少期の思い出の味“休日のボロネーゼ”など、ネーミングも特徴的なメニューが豊富に揃います。

コスパ最強の飲み放題！

　ドリンクの飲み放題メニューにも力を入れている同店。時間はどれも90分で、金額やお酒の種類によって３段階に別れています。70種類以上のお酒が飲めるベーシックのコースに加えて、“パーフェクトクラシック”という道内でも数少ない特別なサーバーで注ぐ生ビールや、樽に入ったスパークリングワイン“ポールスター”などが追加された1,380円のコースが人気です。さらにプラス300円で、ジャックダニエルなどの飲み放題ではお目にかかれないようなハイブランドのウイスキーも追加することができますよ。

“お客様もスタッフも楽しめる場所に”

　お店のカウンターに立っている伴さんは、専門学校に入学し料理人の道に進んで以来、中華やスペイン料理など様々な飲食店で、その腕を磨いてきました。料理のセンスに長けている伴さんですが、最も大切にしていることは、意外にも料理ではなく“コミュニケーション”だといいます。
　「料理の腕よりも人間関係をどう築くのかが大切だと思っています。季節のイベントに合わせたパーティーなども開催していて、このお店がお客様にも働いているスタッフにとっても“楽しめる場所”になっていければ嬉しいです。」今後は、若いスタッフが輝けるような職場にしていくことに力を注いでいきたいとしています。

　気さくな店員さんが迎えてくれる同店で、こだわりメニューの数々と美味しいお酒を片手に、皆さんも楽しいひと時を過ごしてみませんか？