【宮城・仙台】ストイックにおいしさを追求！大人の隠れ家『鮨処 ともしげ』でいただく極上寿司

　今回は、宮城県仙台市の繁華街である国分町にて、2014年5月にオープンした『鮨処 ともしげ』をご紹介します。賑やかな通り沿いにある同店ですが、一歩店内に足を踏み入れると、高級感漂う落ち着いた空間が広がります。そこは、まさに“大人の隠れ家”のよう。
　店主の友重さんがこだわったお寿司をいただける同店のこだわりについて、取材させていただきました。

父の背中を見て飲食業の道へ

　友重さんが飲食業の道に進んだのは、お父さまの影響だったそうです。洋食シェフとして厨房に立つお父さまの背中を見て育ったことで、“自分も、いつかはお店を持ってみたい”と思うようになったのだとか。物心ついた頃からお寿司が好きだったこともあり、20歳で寿司職人の道へ。厳しい修業を経て、2014年の開店を迎えることができたそうです。「地元である仙台で出店できたことは、とても嬉しいです。」と当時を振り返ります。

独立したからこそ味わう苦労と楽しさ

　開店してからのエピソードをお聞きすると、このようなお話を聞くことができました。
　「一番苦労したのは、オープンするまでの準備期間ですね。勤めている時は、上司の指示で動いたり、何かあれば上司に相談して判断してもらっていたことも、全て自分でやらなければいけない。自分自身の判断が全てを左右するし、一人で何もかもやらなければいけないのがとても大変でした。でも、同時に独立したからこそ味わえる楽しみもありますね。たくさんのお客さまと出会い、その出会いを大事にするようになりました。いろいろなお客さまと会話することも非常に楽しいです。常連さんに支えられて、今までやってこられています。」

素材の旨味たっぷりのこだわりのネタ

　『鮨処 ともしげ』で提供されるネタは、地元の仙台朝市で毎日仕入れている新鮮なものばかり。旬の鮮魚も仕入れているので、季節を感じながら食事を楽しめます。
　そんな同店で、友重さんが一番おすすめだというのが“あなご”。なんと、生きている状態で仕入れているのだとか！素材の旨味を活かすために味付けは薄味にしており、フワフワと口の中でとろける食感にしています。また、旨味がたっぷり閉じ込められた“煮たこ”も必ず食べてほしい逸品。1時間以上も丁寧に炊きあげられたたこは、素材の旨味が余すことなく引き出されています。
　そんな絶品のネタを更においしく仕上げるのは、友重さんがこだわったブレンドしたシャリです。ササニシキとコシヒカリを独自の配合でブレンドしており、ネタとの相性最高なシャリになっています。

大人の隠れ家のような落ち着く店内

　暖色系の照明が照らし出す同店は、総席数が12席のこぢんまりとした店内。その広さが“大人の隠れ家”という雰囲気を演出してくれています。気の合う仲間内での宴会にはぴったりの広さなので、ちょっと贅沢な宴会をするときにはおすすめです。
　目の前で握られたお寿司をすぐに口にすることができるカウンター席は、とても人気なのだとか。ライブ感のあるカウンター席という特等席は、お寿司を食べるときの醍醐味でもありますよね。大切な人との特別な時間を過ごしたくなりますね。

こだわりの極上寿司を楽しんで

　最後に友重さんから、ひとことをいただきました。
　「お客さまにおいしいものを提供するのは当たり前。当店では、おいしさだけでなく、食事を楽しんでいただくことも大事だと思っています。当店にお越しいただいた際には、店内の雰囲気や私との会話、そして絶品の寿司を楽しんでいってください。できる限りお客さまのご要望にもお応えします！」
　ちょっと贅沢をしたい時や、特別な日のお祝いをしたい時は、『鮨処 ともしげ』の暖簾をくぐってください。極上な大人の時間を、絶品のお寿司とともに味わうことができますよ。