【大阪・中崎町】宿泊も可能になった『旅cafe黄色い家』は、宿泊・レンタルスペースもできるカフェとして再出発!

 大阪・梅田から徒歩圏内にある、おしゃれなカフェたちが密集した土地、中崎町。そんな中崎町のなかで隠れ家のように佇む、『旅cafe黄色い家』。
 カフェ自体は以前からオープンしていましたが、なんとこのたび、宿泊やレンタルスペースとしても活用できるお店となって再出発されたのだとか。
 そんな噂を聞きつけ、今回は『旅cafe黄色い家』にうかがってきました!

世界を旅した夫婦が営む、ゆるやかな時間が流れるカフェ

 『旅cafe黄色い家』があるのは、梅田からも徒歩10分ほどで行ける中崎町。そのなかでも少し奥まった路地にあるので、とても隠れ家感が溢れるお店です。名前の通り、黄色い建物が目印ですよ。
 中に入ると、さまざまな国々の空気が混ざりあったような、とても落ち着いた空間が広がっています。手前のテーブル席と奥のカウンター席合わせて15席ほどの広さです。
 取材当日は絵本の原画展が開催されており、お店の壁には64歳のおばあちゃんが書いた”メロンパン”という絵本の原画が展示されてやさしい雰囲気に包まれていました。

 ランチでは、グリーンカレーやロコモコなど各国の料理を楽しめます。お酒やお茶などもさすが旅cafeというだけあって、おもしろい銘柄が入ってることも多いそうです。
 世界中を旅してきた方もいれば、初めて海外へ行くという方まで、みなさまお店の噂を聞きつけてアドバイスをもらいにふらっと来店されることもあるとのこと。
 もちろん、旅や旅行にあまり興味がない方がご来店いただいても楽しめるようになっていますよ。

レンタルスペースだった別棟がゲストハウスとしても利用可能に!

 そんな同店、今までレンタルスペースとして活用されていた別棟がゲストハウスとしても利用できるようになり、再出発しました。別棟の様子を紹介していきます。

 客室が3部屋、リビングとして活用できるスペースが2部屋あり、最大で12人が宿泊可能。一棟丸々貸切もできます。3階のスペースには暖炉のようなインテリアがあり、パーティーなどに使ってもオシャレに決まるインスタ映えスポットになりそうですね。

 また、ホストが施設内に滞在しているので、分からないところはすぐに聞けたりと、安心・安全に利用できるのも魅力のひとつです。ホストであり、カフェのオーナーである鴨下さんは、日本語のほかに英語、マダガスカル語が話せます。非常にユニークな方なので、仲良くなって一緒に話したりするのも楽しいですよ。
 タオル類やWi-Fiなど無料のアメニティが充実しているので、旅人大助かりのゲストハウスになっています。

 今回はなぜゲストハウスとしても活用していくことになったのか、オーナーの鴨下さん夫妻にお話をうかがいしました。

――『旅cafe黄色い家』の再出発、おめでとうございます!ゲストハウスとしても利用できるようにしたのは、どのような経緯や想いがあってのことなんでしょう?

 「もともと旅行が好きでカフェをやっていたんです。もちろんカフェにもいろんな人が来てくれるんですが、もっと旅行に携わりたい、関わりたいという想いがどんどんと芽生えてきて。じゃあどうやって、旅行という思い出に関わっていくかを考えたときに、自分の旅行を振り返ってみたんですね。僕の場合、海外に行った時にその国の思い出は、なにを食べたかよりも、どんな話をしたかで決まるなと思ったんです。なので、カフェだけじゃなく、来てくれる人たちともっと密接に話ができる場所を作りたいなと。旅cafeとゲストハウスで、国内外の人たちを繋げることができたら面白いと思っています!」

 自身の体験から、人と繋がることを大切に考えて新しく再出発した『旅cafe黄色い家』。大阪付近の方はまずはカフェから、そして大阪以外から訪れた方はぜひ、ゲストハウスに泊まってみてはいかがでしょうか。仲睦まじい鴨下夫妻が笑顔で出迎えてくれますよ。

■文、写真・文・写真 白川烈

店舗名 旅cafe黄色い家
住所 大阪府大阪市北区中崎西4-1-30
電話番号 090-1073-4889
アクセス 地下鉄谷町線・中崎町駅から徒歩5分、阪急梅田駅から徒歩15分
営業時間 12:00~20:00
定休日 火曜日、水曜日
ホームページ https://tabelog.com/osaka/A2701/A270101/27077085/
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