【東京・目白駅】日本文化と甘味を楽しめる隠れ家的なお店『小苦樂 』に行ってみた

※2024年11月現在こちらのお店は閉業しています。

目白駅から徒歩6分、目白の路地裏にある隠れ家的なお店『小苦樂』。2017年2月にオープンしたこちらのお店、1階は甘味を提供し2階では日本伝統文化の教室を開いています。今回は店長の東山さんにお話を伺いました。

日本を感じられる古風でゆったりとした空間

元々アパレルや飲食の仕事をしていた店長と、日本の伝統文化を伝える仕事を続けていた女将が一緒に開店した『小苦樂(コクラ)』。敷居が高いと思われている日本文化を気軽に楽しめるよう、もっと広げたいという想いで開店したそうです。

店内はなかなか手に入れるのが難しい木の素材を使い、古き良き日本を感じる安らぎのある空間になっています。お店の雰囲気や店長の人柄の良さなどから日本文化に携わる人がお店に集まるようになり、当初からやりたかった落語教室や和菓子教室などもできるようになったそうです。今後も人の輪が広がっていきそうで楽しみですね。

おすすめ甘味は天草から作ったあんみつ

1階で提供している甘味の中で店長のおすすめはあんみつ。あんみつはただ寒天を固めたものではなく、天草から作っているあんみつで、店長のこだわりが伺えます。天草を使った寒天は、あんこだけでも美味しく食べれるんだとか。口に運んだ瞬間にふわっと香りが広がり、普通の寒天と比べプリっと弾け、簡単に潰れたりはしないそうです。
また、抹茶はお店が出すだけではなく、お客様が自ら抹茶を点てて飲むことができるそう。自分で抹茶を点ててみたいという方はぜひ試してみてはいかがでしょうか。2階の教室で習い事を終えた後にゆっくりとお茶や甘味をいただくのもいいですね。

本格的なものから家庭的なものまで、幅広い日本の伝統文化を学べる教室

『小苦樂(こくら)』では、月ごとに様々な日本の伝統文化を学べる教室が開かれています。浴衣を縫い実際に浴衣を作ったり、“金継ぎ”と言う割れた瀬戸物を漆と金粉でくっつけ直したりする本格的なものからお味噌を作ったり、おむすびのふっくらおいしい結び方講座など家庭的なものまで様々な教室があります。

全3回のコースになっている「着付けとヘアメイク」の講座は、最終的には皆で屋形船に浴衣を着て行くそう。とてもわくわくしますよね。このような教室に参加することによって交友関係も広がり、日本文化を介した仲間と出会えるとても良い場になっていますね。

ワンストップで日本の文化を体験できるお店です

お店に来ればお茶が楽しめ、日本の文化も体験できる、ワンストップで一日ゆったり過ごせるお店となっています。お店には女将が用意した素晴らしい本がたくさんあり、一人で来てゆっくりと本を読むこともできます。

利用されるお客様は地元の主婦やOLの方など女性客が多いそうですが、海外のお客様や男性にも利用してほしいと店長はおっしゃいます。
平日はランチとして使われているお客様も多いとのことで会社の同僚や友人と一緒に行くのもよし、一人でゆっくりとした空間に浸るのにもぴったりです。日本の文化を堪能できる『小苦樂(こくら)』に、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。

店舗名 小苦樂
住所 東京都新宿区下落合3-21-5
電話番号 03-6883-8623
アクセス JR目白駅から徒歩6分
営業時間 11:00~19:00
定休日 不定休
ホームページ http://www.kokura-bluecampjapan.com/

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