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【東京・池袋】創業65周年!『新珍味』が守り続けた味…絶品“ターローメン”は一食の価値あり!

 東京都豊島区。池袋駅西口から徒歩3分のところに、65年前から愛され続けている中華料理店があります。北京餃子とターローメンが人気の『新珍味』。今回は店長の金田さんにお話を伺ってきました。

創業者は御年100歳の大物政治家

 『新珍味』が池袋に誕生したのは、昭和27年のこと。店長は金田さんで4代目だといいます。同店の創業者は、台湾では知らない人はいないほど有名な大物政治家なのだそうです。2017年11月9日に100歳を迎えられ、台湾総統府の隣で盛大な誕生日パーティーが催されたのだとか。そんな有名人が開いた店とあって、台湾からの観光客や留学生がわざわざ立ち寄るほど、台湾では伝説のお店となっています。金田さんもここで5年間修業し、店を任されたことを光栄に思っているそうです。

時代とともに変わるもの、変わらないもの

 昭和27年当時の池袋は、まだ戦後間もない寂しい土地でした。創業者はその土地を買い、ビルを建て同店を開きました。時代の移り変わりと共に池袋も大都会となり、同店も変化し続けてきたそう。赤いカウンター席に素朴なテーブル席。今では味のある清潔感溢れる店内となっています。

 現在金田さんは、店舗を更に新しくしていく必要があると感じているとのこと。歴史を感じさせる外観を綺麗にして、若い人でも入りやすい雰囲気にしたいと考えているそうです。まだ忙しくてそこまで手が回らないそうですが、どんな外観に変わっていくのか楽しみですね。そして変わらないものもあります。それは多くのお客さまに愛され続けてきた、看板メニュー“ターローメン”。創業当時から変わらぬ味を守り続けているそうです。

唯一無二の味・ターローメンとは

 同店が65年の長きにわたりその味を守り続けてきたという、名物“ターローメン”は酸味と辛みとニンニクの香りがクセになる、餡かけラーメンです。ラーメンの上に餡がかかっていると思ったら大間違い。スープがすべて餡そのものなのです。そのトロトロの餡は麺によく絡み、モチモチの麺とともに最後の一滴まで飲み干せてしまう美味しさです。普通のサイズでは量がかなり多いので、食べきる自信のない方は、“半ターローメン”がおすすめです。
 看板に掲げてある通り、餃子も名物メニュー。“水餃子”、“焼餃子”は小ぶりながらも中身がぎっしり詰まっていて、肉の味がじゅわっと染みだす人気メニューとなっています。“ニラレバ”もぜひ食べていただきたい一品。レバーは生でも食べられるほど新鮮なものを使用し、とろける食感が人気のメニューです。

 こちらの“肉盛りチャーハン”も、同店でしか味わえないこだわりの品。パラパラに炒めたチャーハンの上に、肉炒めがたっぷりのせられています。濃い味付けのチャーハンと、さらに濃い肉炒めを合わせた贅沢な味わいは、食べ応え満点で大人気だそう。「今日はがっつり濃い目で。」という日は、“肉盛りチャーハン”がおすすめです。そして夜は、お酒のアテにも〆にもぴったりなメニューが勢ぞろい。お酒も自然と進んでしまいそうですよ。

多店舗展開を目指し人材育成

 金田さんは、今後多店舗展開も視野に入れていきたいと意欲を燃やしています。そのために必要なことは、店を任せられる人材を育成すること。スタッフと協力して、人材育成に力を入れていきたいと考えているのだとか。「もっと若い人たちにも、ターローメンを食べに来て欲しいですね。」と金田さん。日本広しと言えど、ターローメンが食べられるのは『新珍味』だけ。その店名の通り、新しい味との出会いが待っています。

店舗名 新珍味
住所 東京都豊島区西池袋1-23-4 
電話番号 03-3985-0734 
アクセス JRほか池袋駅西口から徒歩3分
営業時間 【月~金】11:30〜23:30(L.O23:00)【日・祝】11:30〜22:00
定休日 不定休
ホームページ https://tabelog.com/tokyo/A1305/A130501/13062526/