【沖縄・那覇】旅の思い出に、キラキラの海を探索しよう！ダイビングショップ『TOYBOX』

　沖縄の魅力といえば、眺めるだけでは物足りないほどのうつくしい海。せっかく旅行に来たのなら、透き通った青の世界を、全身で感じてみたいですよね。

　那覇にある『TOYBOX（トイボックス）』は、「無料で撮ってくれる記念写真が、とにかくきれい！」と評判のダイビングショップです。
　行き先は、慶良間諸島をはじめとする沖縄一帯のダイビングスポット。はじめての方から上級者まで、すべてのダイバーがこころ躍る時間を過ごせます。

うつくしい海で、大好きなダイビングと生きていく

　オーナーの笠原さんは以前、ほかのダイビングショップで15年ほど働いていました。ダイバー経験を積んで生まれたのは、お客さまによりよいサービスを提供したいという気持ち。2012年6月にオープンした『TOYBOX』は、そんな笠原オーナーの情熱をかたちにしたお店です。

　「どうしてこの仕事をはじめたかっていうと、やっぱり僕自身、ダイビングが好きだからです。最初に潜ったのは、沖縄の海でしたね。働くなら、やっぱり海がきれいなところがいいなぁ…と、沖縄を選びました。」

　おもちゃ箱のように、楽しさがぎっしり詰まったダイビングショップ。そんな意味を込めて、『TOYBOX』と名づけたそうですよ。

ダイビングの思い出に、記念写真をプレゼント！

　『TOYBOX』には、10代から60代まで幅広い年代のお客さまがダイビングを楽しみに訪れます。その半数は、20代や30代の若い人たち。ほとんどが、県外からの観光客だそうです。

　いかにお客さまにダイビングを楽しんでもらうかを、知恵をしぼって考えている笠原オーナー。お客さまが喜んでくれたときが、なによりうれしいのだとか。

　「ずっと雇われて働いてたから、独立してからいろいろな面で経験値が増えました。うーん、何て言ったらいいかな…。“こうしたら喜んでもらえるんだな”っていうサービスの引き出しが、だんだん増えてきた感じですね。」

　そのサービスの最たるものが、写真です。同店では、ダイビング中に無料で写真を撮り、お客さまにプレゼントしています。陸上でも水中でもきれいに撮影するために、一眼レフやコンデジ、アクションカメラなどを使い分けているのだとか。

　行きのボートからダイビング中、プログラムの終了まで、思い出に残るすてきな一枚を残してくれますよ。

　自分できれいな写真が撮れるようになりたい方には、手持ちのカメラに合わせた撮影テクニックを教えてくれます。スタッフに気軽にたずねてみてくださいね。

初心者からプロまで、安心して楽しめるダイビング

　『TOYBOX』のメニューは、3つのコースに分かれています。

少人数制の体験ダイビング

　まず、12,000円からの体験ダイビング。同店では少人数制にこだわり、ひとりのインストラクターが最大2名を担当します。機材の使い方や水中での動き方などを丁寧に教えてくれるので、初心者さんも安心です。

　体験ダイビングの行き先は、慶良間諸島やチービシ諸島、青の洞窟など。ジンベエザメとふれあえる、大迫力のコースもありますよ。

上級者向けのファンダイビング

　13,000円から楽しめるファンダイビングは、ライセンスを持つ上級者向けのコースです。慶良間諸島やチービシ諸島をはじめ、恩納村、瀬底島、渡名喜島、粟国島などさまざまなポイントに潜ります。

　色とりどりの魚やサンゴ、ウミガメなど、沖縄の海にはかわいい住人たちがたくさん。どのダイビングポイントを選ぶかによって、生きものたちの顔ぶれや海の景色も変わります。

　ぜひ見学してほしいのが、古宇利島沖のダイビングスポット・USエモンズ。水深40mの場所に現れる、全長100ｍ近い沈没船は圧巻です。

ライセンス取得コース

　お店では、ダイビングライセンス取得のための講習もおこなっています。ライセンスにはいくつかランクがありますが、スタートとなるのがオープンウォーターコース。学科講習、浅瀬でのトレーニング、水深18ｍまでの海洋実習を2日間でおこないます。

　オープンウォーターダイバーの資格は、世界中の海へのパスポート。水深18ｍまでなら、どんな場所でもダイビングができるようになります。

　料金は2日で19,800円ですが、申請料や機材レンタル料なども含めた値段になっているので安心です。

　「2日目の講習が終わったら、ご希望の方は＋5,000円でファンダイビングができます。洞窟に入ったり、魚たちとふれあったり、海を思い切り楽しんでくださいね。ファンダイビングをやるかどうかは、講習が終わったときにその場で決めていただけます。」

オーナーの腕に期待！記念撮影もお楽しみに♪

　「お店の規模を大きくしたりとかは、まったく考えてなくて。来てくれるお客さまも増えて、ここまでやってこられたから、現状維持でがんばりたいです。しいて言うなら、もっとカメラの腕を上げたいかな。すばらしい写真を撮って、お客さまをもっともっと喜ばせてあげられるようになりたいです。」

　小さな部分からこつこつと取り組み、お客さまによりよいサービスを提供できるお店を目指したいのだとか。

　沖縄に数あるダイビングショップのなかでも、『TOYBOX』は初心者に優しいお店。笠原オーナーは、潜り慣れていない方やライセンスを取りたい方にも、安心して来てほしいと話します。

　「安全にダイビングを楽しんでもらうのは、うちの大前提です。写真のほうにも期待して遊びにきてくださいね(笑)。皆さん一人ひとりのこころに思い出を刻めるように、楽しさと感動でいっぱいのダイビングを提供していきたいです。」

　エメラルド色に透き通るうつくしい海に、私たちを招待してくれる『TOYBOX』。ダイビングをしたことがない方もきっと、沖縄の海の魅力にとりつかれてしまいますよ。