【大阪・阿倍野筋】あべのベルタ地下に吹くネパールの風『わのわCAFE』で本格ネパール料理を堪能!
大阪市営地下鉄谷町線・阿倍野駅直結の複合ビル・あべのベルタの地下1階に、ひときわ賑やかで色彩豊かな一角があります。それがネパール料理の店『わのわCAFE』です。
今回は、こちらのお店を運営している『音楽企画あべぷらん』の阿部さんにお話をうかがいました。
カルチャースクール後の憩いの場として
すべてのはじまりは、2000年に阿部さんとご両親で『音楽企画あべぷらん』を立ち上げたことでした。合唱の先生だったご両親は音楽を、阿部さん自身はダンスやエクササイズなどを教えるために、いろいろな場所を借りては教室を開いていたそうです。それならばと、2010年にスタジオをオープン。『わのわスタジオ』が誕生しました。ここでは、ご両親や阿部さんがレッスンをおこなうのはもちろん、レンタルスタジオとして利用することもできます。
そして、人がたくさん集まることが大好きな阿部さんは「さらにここから人の輪を広げていけないか」とカフェのオープンを考えます。そうして2011年に開店したのが、『わのわCAFE』です。
「スタジオに集まって、終わったら解散ではなくて、カフェがあればゆっくり過ごせるじゃないですか。人が集まるところに、さらに交流の場を作りたかったんです。」
さらにその年、ネパールのチャリティーイベントに参加し、国に魅了された阿部さんは、現地の雑貨をお店の一角で販売することに。するとお客さまから予想以上の反響があり、2012年にネパール雑貨をあつかうお店『Nepali Colours』を併設しました。
ネパールを舌で楽しめる『わのわCAFE』
『わのわCAFE』では、本格的なネパール料理を味わえます。ネパールの代表的な家庭料理“ダルバート”は、日本でいうところの定食。スープやおかず、ライスがワンプレートにまとまったもので、これを食べなければネパール通とは言えません。大豆や野菜を中心としているダルバートはとてもヘルシーで、女性を中心に人気なのだとか。
彩り豊かな野菜が目をひく“カレーライス”は、同店屈指の人気メニューです。お米は、日本米と本場のお米から選べます。本場の味を追求したい方や、ネパール料理初心者の方などさまざまなお客さまのニーズに応えるため、メニューには試行錯誤を繰り返したのだとか。
ほかにも、“ネパールちゃんぽん チキントゥクパ”や“ネパール餃子 モモ”もおすすめですよ。
ネパールのミルクティー“チヤ”や“ネパール産ラム酒入り ラムチヤ”、“自家製ヨーグルトラッシー”など、同店ならではのドリンクも豊富に揃っています。とことんネパールの味覚を味わいながら、ゆっくりとした時間を過ごせそうですね。
不思議な雑貨がいっぱい『Nepali Colours』
『Nepali Colours』でこれからプッシュしていきたいと考えている雑貨に、“シンギングボウル”という仏具があります。日本の仏壇に置かれている“おりん”のように、叩いて音を鳴らす仏具ですが、おりんと異なるのは、縁をこすって涼やかな音色を奏でるライブが開催されたり、音を鳴らしたときの振動をヒーリングに使用されたりしているという点です。日本では取扱店舗が少ないため、ヒーリンググッズとして求めている人は、遠方からわざわざ買い付けに来るほどの人気なのだそうです。
そしてもうひとつ、気になるアイテムが“マニ車”です。内部にはネパール仏教のお経が納められており、くるくると回転させることによってお経を唱えるのと同じ効果があるといわれている仏具です。同店を訪れたら、ぜひ手に取ってみてください。
夢は大きくネパール進出!
「ネパールの人たちに、もっと貢献していきたいです。いつかネパールにリゾートホテルを建てて、ネパール観光の拠点として利用してもらうのが夢ですね。」と壮大な夢を語ってくれた阿部さん。現在も、ネパール雑貨の売り上げの一部をネパール・カトマンズの児童養育施設ミトラタネパール基金に、毎年寄付しているそうです。
「町中のオアシスとして楽しめる、安らぎの場所を提供しておりますので、ぜひ一度遊びにきてください。」あべのベルタ地下に広がる、ネパールの世界観。“駅前ネパール旅行”を楽しめる『わのわCAFE』でネパールの魅力を堪能してみてはいかがでしょうか。
店舗名 | わのわCAFE |
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住所 | 大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋3-10-1あべのベルタ内 B1F |
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電話番号 | 06-6633-8739 |
アクセス | 地下鉄谷町線・阿倍野駅から徒歩1分 |
営業時間 | 【月~木】10:00~20:00【金~日】10:00~21:00 |
定休日 | 第2・4月曜日 |
ホームページ | http://www.wanowa.jp/ |
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