【福岡・竹下】ネパール料理を福岡で味わうなら『マナカマナ』

　2017年5月、福岡空港から伸びる きよみ通り沿いにオープンした『マナカマナ』はインド＆ネパール料理のお店です。ネパールの温かい雰囲気が漂うお店で、代表取締役のナビンさんにお話をうかがいました。

お気に入りの福岡で祖国の味を

―――日本にいらっしゃったのはいつ頃ですか？

　「2007年なのでちょうど10年になります。ネパールにいるときに日本人に会ってから、ずっと日本がいいなと思っていて、留学生として来日しました。日本に来てからずっと福岡にいるんですが、ここは住みやすくて人々も親切だし、いいところですよね。」

―――そう言っていただけると、福岡出身の私としてはすごくうれしいです！インドやネパールの料理と言うと、私の頭に思い浮かぶのはカレーなんですが、メニューにはカレー以外の料理もたくさんありますね。…この“モモ”っていうのは何ですか？

　「“モモ”はネパールの餃子です。中身は鶏のミンチで、ネパールのスパイスをいろいろ入れています。日本の餃子よりもジューシーでおいしいですよ。水餃子、揚げ餃子、チリ餃子、スープ餃子の4種類あります。ネパールではランチにこのモモとか、ネパール焼きそばのチョウメンなどを良く食べます。」

―――へぇ～、おいしそうですね。それから、“ポークチョイラ”っていうのは何ですか？

　「それは豚の肉を油で揚げて、ネパールのスパイスで混ぜて食べるもので、冷たくして食べます。“チョイラ”は冷たくして食べるのがおいしい料理です。“マトンチョイラ”も冷たくして食べます。でも“チキンセクワ”や“マトンセクワ”など“セクワ”とつくのは温かい料理です。どれも持ち帰りができるので、近所の方はよく買って帰りますよ。」

お得なランチセットがおすすめ

―――ランチメニューが充実していますね。どれが一番人気ですか？

　「一番安いのはAセットなんですが、Cセットのチーズナンがおすすめです。スペシャルセットやマナカマナセットはカレーが2種類選べるので、そちらも人気です。ミンチで作った“シークカバブ”も付いてます。それからネパールの民族的なご飯のセットもあります。」

―――この、ネパールセットですか？

　「そうです。ご飯があって、キュウリやニンジンの漬物があって、豆カレーとか肉のカレーが乗ってます。肉のカレーはチキンやマトンなどが選べます。おかずは民族によっても変わってくるんですが、ネパール人が食べるのはこのネパールセットが普通です。」

―――ここに来ればネパールの人たちが普段食べているものを味わうことができますね！

ネパールの文化を日本に

―――ところでカウンターの上に飾ってあるワラみたいなのは何ですか？

　「あの飾りは『マナカマナ』をイメージしたものなんです。店の名前の『マナカマナ』はネパールの有名なお寺の名前で、我々の国では自分の望むことをお寺に行ってお祈りすれば叶うという言い伝えがあるんですよ。」

―――このお店は、いつもみんなの幸せを願っているんですね。

　「この辺りには日本語学校があって、ネパール人の方とか留学生の方も良く来るんです。そういう人のために、日本では手に入りにくいネパールのものを販売したりしています。買い物のついでにモモとかカレーセットを食べて帰る留学生も多いので、日本の皆さんにも気軽にお店に来てもらえたらいいなと思っています。」

【開店ポータル特典】
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