【広島・広島】魚料理が自慢の和食創作料理のお店『地下の和食酒場 GOTENPO』

　2019年5月8日に広島県広島市にオープンした和食創作料理のお店『地下の和食酒場 GOTENPO』。

　地元食材を中心とした料理で、男女問わず多くのお客さまが訪れています。

　今回は、同店の店主川金さんにお話を伺いました。

地元広島で夢の１店舗目をオープン

　『地下の和食酒場 GOTENPO』では、スタンダードな和食はもちろんのこと、新鮮な食材を使用した全く新しい創作料理を提供しています。

――お店をオープンされたきっかけを教えてください

　「元々は食べることが好きなだけだったのですが、徐々に作ることにも興味を持ちはじめ、大阪で勉強をしていました。」

　18歳で大阪へ行き、料理の専門学校で日本料理の講師として働いていた経歴を持つ川金さん。確かな腕と経験を引っ提げて、念願だった自身のお店を立ち上げました。

――店舗名『GOTENPO』にはどんな意味があるんですか？

　「将来５店舗まで増やしたいと思っていて、その想いを込めてGOTENPOという名前にしました。」

　同店は和食をメインとしたお店ですが、将来系列となるお店は和食にとどまらず、洋食や中華などジャンルを問わずに展開していきたいと考えているのだそう。

新鮮な食材を最大限活かした料理

　お店で使用する食材は、すべて国内産のもの。なかでも広島県産の食材を多く使用しています。

――オススメの料理を教えてください

　「やはりお刺身はオススメです。その都度新鮮で質の良い魚を使用しています。」

　仕入れた鮮魚はお刺身以外にも焼き物や煮物まで、さまざまな料理に使用。

　5種のお刺身玉手箱は、羽田市場から仕入れた新鮮な魚と市場で仕入れた旬の魚を盛合せたもの。一人前からオーダーできるのもうれしいポイントです。鮮魚の塩焼き、海鮮漬けユッケ、穴子の天ぷらなど本来の旨みを活かした料理がメニューに並びます。

――創作料理でオススメのメニューはありますか？

　「エビクリームコロッケです。クリームコロッケの中にエビが丸々入っています。」

　よく見かけるのはカニクリームコロッケですが、同店のものはひとあじ違います。その名も、“丸々太らせたエビクリームコロッケ”！プリッとしたエビの食感とクリーミーな味わいを楽しめると好評です。

　「広島の亀齢（きれい）というお酒を使った酒蒸しもおすすめですよ。」と川金さんが話すのは“広島の酒を使った贅沢な酒蒸し”。貝のエキスがたっぷり染みでたつゆは、誰もが飲み干すおいしさです。

　ちなみに、お肉は広島県産の和牛を使用。A5ランクのものをステーキでいただけます。

お料理をさらに引き立てる厳選されたお酒

　おいしい料理と一緒に楽しみたいのが、おいしいお酒。同店では、料理に合うお酒を多数取り揃えています。

――ドリンクメニューが非常に豊富ですが、おすすめはありますか？

　「どれもおすすめですが、ビール、日本酒、果実酒の種類が豊富です。ビールは国内外合わせて16種類ほど揃っています。広島のクラフトビールをはじめ、京都、新潟のものもありますよ。」

　こちらのビールは一瓶600円前後で提供されています。海外の地ビールも豊富で、人気のブリュードックインディや３３３なども置いています。

　「日本酒では、地元のお酒から、日本全国各地の地酒を常時12種類ほど揃えています。広島のものだと華鳩、龍勢、同期の桜、桜吹雪、雨後の月などですね。」

　特に龍勢は香りもほどよく、和食と合わせて飲むにはちょうどいいとのこと。

　「果実酒は15種類。広島ではマイナーなハスカップなども提供しています。」

　女性人気の高い果実酒は飲み放題のメニューにも含まれており、非常に好評だそうです。

癒しの和装空間

　客層は男女を問わず、若い方からご高齢までさまざま。ビジネス街に近いため、仕事帰りのサラリーマンも多いそうです。

――オープンからこれまでにうれしかったことはなんですか？

　「お客さまにお褒めの言葉をいただいたときですね。実際に何度も来てくれる方もいますので、非常に感謝しています。」

　お客さまとのコミュニケーションを大切にし、料理だけではなく、お店のサービス全体でお客さまの満足度を高めています。

　開店から間もない同店、今後の展望についてお話をうかがいました。

――お店の目標や、ビジョンを教えてください！

　「自身が教員をしていた経験を活かし、従業員指導に力を入れ料理や接客を向上させ、また働きやすい環境を作りたいです。そうすることでお客さまにもより居心地の良いお店になると思っています。そしてゆくゆくは5店舗まで増やしたいです！」

　おいしい料理やお酒はもちろんのこと、丁寧な接客が癒しの時間を提供してくれる『地下の和食酒場 GOTENPO』。ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。