【北海道・白老】ブランド牛に贅沢豚しゃぶも!お手頃価格で味わえる『KINPEN CAFE』は町の小さなレストラン♪
北海道白老郡白老町に、緑色で区切られたガラス張りの外観が目を引くカフェがあります。2017年3月5日オープンの『KINPEN CAFE (キンペンカフェ)』です。可愛いペンギンのイラストが目印で、メニューも充実しており“町のお洒落なレストラン”といったところ。中でもブランド牛の“白老牛”を使用した煮込みハンバーグは絶品です。今回はオーナーの三上さんにお話を伺ってきました。
10年暮らした白老町に飲食を通して貢献
三上さんはこれまで10年にわたって、役場で観光に携わったり、精肉店のお仕事をしたり、様々な経験を積みながらここ白老町で生活を送ってこられたそうです。その中で、多くの問題も感じてきたといいます。まずカフェが少なく、若者がくつろげる場所がないこと。あるとしても、昔ながらの喫茶店は若者には敷居が高いと感じたそうです。また、白老牛や白老産の豚など目玉になる特産品がありながら、一日通して気軽に肉を味わえる飲食店が少なく、観光客にもっとアピールする必要性も感じていたそうです。お店も次々閉店し、空き店舗も目立ってきました。そこで三上さんは、誰でも気軽に入れるガラス張りの物件を見つけ、飲食を通して地域に貢献することを考えました。最初はあまりお客様が入らず苦労したといいますが、今では混雑時に譲り合うなど地元のお客様に支えられながら、絶えず人で賑わう人気店となりました。
最高の立地に入りやすい店舗
同店は何と言っても駅や役場からも近く、外観も印象的で入りやすいのが大きなアピールポイントです。緑色で区切られたガラス張りの外観は、中の様子が外から分かるので足を止める人も多いのだとか。可愛いペンギンのマークが印象的な看板も可愛いですね。
またキッズスペースも完備しており、お子様連れのママさんたちも心置きなくカフェタイムを満喫できます。2階は喫煙席になっているので、愛煙家にも優しい造りとなっています。
さらに、ちょっとした展示会やワークショップ、講習会などでご利用することも可能です。三上さんがお店を始めた理由の一つに“観光”が重要なポイントとなっていることもあり、メニュー表記は英語が添えられているなど、随所に優しい心配りが行き届いています。店内にはアイヌの模様とハワイの模様を刺繍した作品が展示されており、アイヌとハワイの交流をアピールするなど、今後さらに白老町にとって重要な観光拠点としての役割も担ったカフェを目指していきます。
手間ひまかかっている煮込みハンバーグが絶品
おすすめメニューは沢山ありますが、何と言ってもイチオシは、白老牛を使用した“手間ひまかけた煮込みハンバーグ”です。三上さんは食肉販売許可を取っているので、白老牛をブロックで買い付け、新鮮なうちにミンチにして、贅沢な煮込みハンバーグを作れるそうです。
“しゃぶしゃぶ・すき焼き”は、白老産の豚ロースを2種類のスープで味わえる贅沢なメニュー。豆乳・辛味噌・すき焼き・しゃぶしゃぶの4つのスープから2種類を選び、しゃぶしゃぶには特製たれ、すき焼きは地元マザーズの卵をつけて豪快にいただくことができます。他にも辛味噌ラーメンやチキンカレー、お子様ランチなど、カフェのくくりでは語れない幅広いメニューがあります。
「お子様からご年配の方まで、誰もが楽しめるレストランです。」と三上さん。地元の食材もふんだんに使用されているので、アピール力がありますね。
白老町の観光に貢献したい
今後も、カフェという形態にとらわれることなく、肉の販売なども展開していきたいとのこと。
「『KINPEN CAFE』だけではなくて、白老という土地に来て美味しいお肉を食べていただいて、白老を楽しんで欲しいです。」移動販売を始めたり、地元の苫小牧にもう1店舗出店したり、色々挑戦したいと意欲を燃やしています。
ブランド牛の美味しさをお手頃価格で気軽に味わえる『KINPEN CAFE』。駅からも近いので、白老町観光の際は是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
店舗名 | KINPEN CAFE |
---|---|
住所 | 北海道白老郡白老町大町3丁目1-11 |
|
|
電話番号 | 0144-84-8179 |
アクセス | JR室蘭本線白老駅から徒歩4分 |
営業時間 | 11:00~20:30(L.O.) |
定休日 | 木曜 |
ホームページ | https://twitter.com/kinpencafe |