【札幌・すすきの】大人の隠れ家『欧風酒場tera.co.バール』で過ごす気取らない落ち着いた時間

　学生時代や新卒時代にはチェーン居酒屋で朝までワイワイ飲んでいた人たちも、30代が近づいてくるにつれて、隠れ家のような落ち着いた雰囲気の中でしっとりと美味しいお酒や食事を楽しみたいと思うようになるのではないでしょうか。今回ご紹介する『欧風酒場tera.co.バール(テラコバール)』は、まさにそのような人たちにおすすめのお店。

　安さだけではなく、きちんと美味しいものを味わいたいという方にぴったりのものを提供してくれます。そんな『欧風酒場tera.co.バール』を経営しているのは、調理師学校で同級生だった寺嶋さんと小林さんの仲良しコンビ。ニコニコと気さくに接客をしてくれるお二人と一緒に、楽しいお酒の時間を過ごすことができるお店です。

同店オープンに至るまで

　調理師の専門学校を卒業後、別々のお店で働いていたお二人。東京で飲食業に就いていた寺嶋さんが、地元である札幌に戻ってお店を出したいと思い、小林さんに声を掛けたそうです。そして2016年に移動販売のお店をオープン。その後、『欧風酒場tera.co.バール』を2017年9月12日にオープンしました。
　「かしこまらずに気軽に立ち寄れて、食事もお酒も美味しいものを提供する“ちょっと良いお店”がコンセプトです。店名の由来は2人のニックネーム、寺嶋の”テラ”と小林の”コバ”、酒場を表す”バール”の造語です。コバを通常表記すると”koba”なのですが、”terakoバール”だとちょっとダサいので、co.としてみました(笑)」と寺嶋さん。ちなみに、今でも、冬以外の時期は移動販売のお店も続けているそうです。

飾らずに落ち着いて過ごせる空間

　「気取らずに落ち着けるお店なので、お客様も自分なりに過ごしてほしいです。」とお二人は言います。“バル”という形態の同店は、値段も良心的。背伸びせずに楽しむことができます。そんなこちらのお店は、あたたかみのある木目が基調となった内装。照明も明るすぎず、しっとりとした雰囲気となっています。気軽に入りやすい雰囲気なので、女性客やおひとりさまも多いのだとか。

料理は、その時の旬のものを

▲「ある日」の黒板メニューより　(例)「道産葉野菜とグラナパダーノチーズのサラダ」

　『欧風酒場tera.co.バール』では、グランドメニュー表のほかに、その日ごとの黒板メニューもあります。
　「時期によって旬のものが違うので、その時に一番美味しいものを仕入れて提供しています。その食材が一番美味しくなる料理を作りたいと考えているので、メニューがしょっちゅう変わるんですよ。毎日来ていただいても飽きないですよ。」とのこと。調理は主に寺嶋さんが担当しており、イタリアンの調理法をベースにしてフレンチの技法も組み合わせています。

こんなに安くていいの！？手の込んだ絶品メニュー

▲とろとろチーズのトリュフオムレツ

　調理師学校出身のお二人が腕をふるうメニューの数々は、高級店と遜色ない味とは対照的にリーズナブルな料金設定。半数以上が注文する自慢の逸品“とろとろチーズのトリュフオムレツ”は、高級食材トリュフを使っているのになんと680円！たっぷりのチーズとふわふわ卵の中に、ふわっとトリュフの高級感あふれる香りが立ちのぼります。

▲究極の仔羊メンチカツ

　ほかにも、何度も試作を繰り返してたどり着いた“究極の仔羊メンチカツ”は780円、ジューシーな“牛サガリのステーキ”は1,580円と、どれも嬉しいお値段です。野菜は道産の産直野菜を使っていたりと、厳選した食材を使っていてお酒との相性も抜群です。

▲炙りウニのクリームソーススパゲッティ

“隠れ家”として楽しんで♪

　チェーン居酒屋にはないような、一風変わっているけれど手の込んだ料理を提供している『欧風酒場tera.co.バール』。扉を開けた先には、明るく気さくな寺嶋さんと小林さんが、楽しい夜の時間を提供してくれます。気取らず、飾らず、背伸びせず、等身大の自分のままゆったりとくつろいで過ごせる同店。まさに自分にとっての“隠れ家”のような場所として、素敵な夜を過ごすことができるお店です。