【北海道・札幌】くすみ髪を磨く『オーガニックサロン BOO-FOO-WOO』こだわりのヘッドスパやカラーリングで若髪に♪
訪れたのは、白石区栄通にある『オーガニックサロンBOO-FOO-WOO(ブーフーウー)』。傷み、パサつき、ボリュームが出ない…悩める大人世代のくすみ髪を、オーガニックの力で美髪に導きます。
オーナーの山田夏蜜さんは、札幌市民芸術大賞を受賞した作家でもあります。待合スペースには、絵画や雑貨など、山田さんの作品を展示。髪を磨きながらうつくしいものに触れられる、これまでにないサロンを取材してきました。
自分のあこがれを追求し、美容師に
お話をうかがったのは、山田さんの夫でサロンディレクターの作並さん。『ブーフーウー』はもともと、30年以上地域に愛されてきた“資生堂ゾートスサロン”でした。前オーナーの教え子である作並さんは、2019年3月にお店を買い取り“オーガニックサロン”としてリニューアルオープンさせたそうです。
「僕は大学卒業後、高校の英語教師になろうと思っていました。でも、難しいお年ごろの生徒の人生を預かるほどの自信がなかった。ヘタレですよね(笑)。ふと浮かんだのが美容師。昔から漠然と抱いていた華やかな世界への憧れと、その世界でなら自分の能力が試せるんじゃないかと思い、卒業後にもう一度専門学校に入って、美容室に見習いとして就職しました。」
自分のように曖昧な動機で美容師を目指す人は多いと作並さんは話します。そこからどれだけ本気になって続けられるかは現場環境によるところが大きいそうです。
「美容師の世界は体育会系。就職してすぐにハサミを握れるわけじゃない。華やかな表舞台に立つまで、体力気力振り絞っても、辛いことがかなり多いです。それでも自分に負けず練習を重ね、やっと“シャンプーが上手ね”“この店に来て良かった”と言ってもらえる。その瞬間が本当にうれしくて、そのためにサロンワークをコツコツ重ねているのです。」
ヘアケアに敏感な大人世代の救世主
『ブーフーウー』のおもな客層は、30代~40代以上の方々です。長年通い続けていらっしゃるお客さまも多く、ベテランの女性スタッフ二人が居心地の良さを作りだしています。
作並さんがお店を開いて半年。20代からできるエイジングケアをご提案しながら若い世代まで客層を広げ、より多くの方に“本当のキレイな髪になれるサロン”を広めていきたいと意気込みます。
「美容におけるオーガニックの正しい知識を簡単に、分かりやすくお伝えし、カラーやパーマの繰り返しで傷んでしまった髪を“本来のうつくしさ”に導く。そのお手伝いをさせていただきたいですね」。と作並さん。10代、20代にカラーやパーマを思い切り楽しんだ髪のケアこそが美髪未来へ繋がります。
多くの人は30歳を過ぎたころからヘアケアを意識しはじめ、40代、50代になると、心身の健康と共に髪の健康についても深く考えるようになるそう。髪の悩みが増える年代です。そんな大人世代の方々に向けた“徹底ケア”が、同サロンの柱です。
「コンビニより多いと言われる美容室。街なかにも、ご自宅の近所にも美容室があるなか、わざわざBOO-FOO-WOOを選んで足を運んでくださる方が本当に多い。だから僕は、そんなお客さまの気持ちに120%お応えしたい。お客さまがご友人に紹介していただいた縁で、さらに新しいお客さまと出会える…それこそが美容師冥利に尽きる瞬間、ですね。」
老若男女問わず、一人ひとりのお客さまをおもてなしする、最高の美容師でありたいのだとか。
30代からのくすみ髪に、オーガニックの恵みを
『ブーフーウー』では、オーガニック国際機関であるイタリアのICEAの認証を受けた製品、ヴィラロドラを取り入れています。製品の原料は100%天然由来の成分です。30代以降は、パサつきが改善しない、ボリュームダウンでスタイルがうまく作れなくなったなど、髪の悩みが増えるとき。同サロンは、そんなくすみ髪をオーガニックで磨きあげ、大人の美髪を叶えます。
そして、最大の強みは頭皮ケア。オーガニックプリーチャー(伝道師)の資格を持つ作並さんが担当するシャンプーとヘッドスパは、まさに極上のリラクゼーションです。
ヘッドスパは、カラーやカットに追加するのがおすすめです。なかでも“極(きわみ)ヘッドスパ”は、スカルプケアのノウハウや整頭術を組み合わせた、作並さんオリジナルのメニューです。
ご来店時のお客さまの心身の状態に合わせて7種のヴィラロドラ・アロマオイルからブレンドするものをチョイスしスパクリームに混ぜます。頭皮から首にかけて独自メソッドでアプローチ。頭皮環境を整え、血行促進とエイジングケア効果が期待できます。
オーガニックヘッドスパのほかに、“アデノバイタル頭皮ケア”と、整体の資格を持つ女性スパリストによる“スカルプケア&ヘッドスパ”メニューがあるので、お悩みに合わせたメニューがあるのも魅力的です。
髪がベタついてボリュームが出ないのは、年齢とともに髪が細くなっていく、毛穴がたるむ、皮膚のハリがなくなり下がっていく…などが挙げられます。『ブーフーウー』のパーマ技術は、そんなスタイリングの悩みを解決します。
「業界ですっかり定着したデジタルパーマは、当店では導入に慎重です。現在は見合わせています。なぜって、カラーやブリーチをしている方にデジパをすると傷むどころか、髪が死んじゃう可能性もあるんです。実際他店でのデジタルパーマ施術でひどい結果になり当店に相談に来られたお客さまも。そういう説明をしっかりしたうえで、ウォーターパーマやコスメパーマをご提案しています。」
ウォーターパーマはデジタルパーマとは使い所が違います。よりダメージを抑え優しくしっかりとかかるコスメパーマと合わせ、ほとんどの毛質に対応出来ます。そして繰り返しの施術が可能なのもウォーターパーマの利点と言えます。
「部分的にかけられる“ナチュラルパーマ”もおすすめですね。前髪だけ、サイドだけといった超部分パーマです。ロッド一本200円(税別)で追加できるのでカットとプラスするお客さまが多いです。また、ペタンコ髪をふんわりさせるアップムーブを導入しました。これは根元だけにかかるパーマ。とても自然なふんわりスフレ髪を叶える技術です。まずはどんなパーマが今のベストなのか、ご相談くださいね。」
作並さんと一緒にサロンを運営するのは、妻であり作家の山田夏蜜さん。小説、写真、雑貨制作など、幅広い分野で活躍中です。待合スペースでは山田さんの作品や、参加イベントの告知を見ることができます。
「彼女自身、美容室でたくさんつらい経験をしてきた人なんですよね。いわゆる美容室ジプシーってやつです。担当美容師がすぐ辞めちゃったり、とんでもない髪型にされたり…。僕は彼女の、“(お客さまの)自分の想いを叶えてくれるサロンをつくりたい”という想いに共感したんです。」
髪の悩みや相談、なんでも聞かせてください!
サロンの今後について、作並さんはこう話してくださいました。
「自分のサロンワークを極めながらも、やはり考えるのは“次世代の美容師を育てること”。やりがいのある店を確立し、より多くの笑顔を生む仕事をする。僕の後輩たちは、すでにチェーン店の店長や、独立してオーナーになっています。僕も店舗展開をして仲間を増やして…というビジョンがあるので、この先の未来は“どれだけ楽しいことができるか”を常に模索しながら、生きがいにつなげていきたいですね
。」
「老舗だった『ブーフーウー』の後を追いかけるのではなく、営業しながら試行錯誤してやっと自分たちのメニューでスタートできました。なにより心強いのは、僕ができない着付けやフェイシャルのメニューを提供できるスタッフに支えられていることです。僕以外は全員女性スタイリストなので、そのようなメニューのご提供が可能なんです。また、札幌の演劇・クリエイター関係者の顧客が多いのも特徴。公演や役柄に合わせたカットやカラーの相談をお受けしています。」と作並さん。
フェイシャルのほか、まつげパーマ、七五三、成人式の着付けなど、さまざまなメニューがありますよ。
大人世代の髪や頭皮に、うるおいと癒しを与えてくれる『オーガニックサロン BOO-FOO-WOO』。男女問わず信頼の厚いサロンの実力を、あなたも感じてみてください。
店舗名 | オーガニックサロン BOO-FOO-WOO(ブーフーウー) |
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住所 | 北海道札幌市白石区栄通19-4-10 |
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電話番号 | 011-855-6855 |
アクセス | 札幌市営地下鉄東西線南郷18丁目駅(3番出口)から徒歩3分 |
営業時間 | 9:00~20:00 |
定休日 | 月曜日、第二火曜日 |
ホームページ | https://bfw-sapporo.storeinfo.jp/ |
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