【神奈川・横浜】可愛い動物がお出迎え⁉みんなを笑顔にするパンをお届けする『横濱港町ベーカリー 玉手麦』

神奈川県横浜市神奈川区二ツ谷町。東神奈川駅から徒歩5分のところに、可愛いパン屋さんがあります。2016年12月5日にオープンした『横濱港町ベーカリー 玉手麦(たまてばく)』です。可愛い動物のパンや、メッセージの書かれた楽しいパンなど、とにかく可愛いくて笑顔になれるパンが盛り沢山です。今回はオーナーの宮坂さんにお話を伺ってきました。店長との師弟愛、人と人の繋がり。そこには、焼きたてパンのようにあたたかい物語がありました。

パンへの想いと師弟愛

オーナーの宮坂さんと店長の池尾さんとの出会いは、10数年前に遡ります。当時宮坂さんは25歳で調理師学校の先生をしており、池尾さんはそこの生徒でした。当時から池尾さんは「パン屋をやりたい。」という強い志があり、宮坂さんはその夢を応援していたそうです。やがてそれぞれの道を進み始めた二人。池尾さんは有名パン屋で働くようになり、結婚し、家庭を持ちました。一方、宮坂さんはパティシエとして、横浜市神奈川区神大寺の山の上にある本店『アトリエ・サン・ミシえる』でパティスリーを営業していました。しかし交通の便の不自由な山の上。その土地の人たちは遠く離れた場所まで買い物に行くことが大変でした。近所にあるのは宮坂さんのお店ぐらい。すると、ご年配の方から「パンを作ってくれないか。」と要望があったそうです。

そこで宮坂さんは10数年ぶりに池尾さんに声をかけ、二ツ谷町に『横濱港町ベーカリー 玉手麦』をオープンすることとなったのです。『玉手麦』のパンは『アトリエ・サン・ミシえる』にも運ばれ、地域の皆さんの食卓に届けられています。

浦島伝説の残る土地の玉手箱

気になる店名『玉手麦(たまてばく)』の由来は、この横浜の港町にちなんだものでした。実はこの地は、浦島太郎の話に出てくる伝説の地なのです。すぐ近くに浦島太郎が亀を助けたといわれる東京湾があり、玉手箱が収蔵されていたと伝えられている観福寺もあります。その伝説からヒントを得て、パンは麦から作られていることから“箱(ばこ)”と“麦(ばく)”をかけて『玉手麦(たまてばく)』と名付けたそうです。この土地に伝わる玉手箱はついに開けられないまま火事で焼失したとされていますが、時を超え『玉手麦』が誕生し、この地でお客様に可愛いパンと笑顔を届けています。

目指すは“からすのパン屋さん”

宮坂さんの目指すパン屋は、絵本の“からすのパン屋さん”なのだとか。このお話にはとにかく可愛いパンが沢山描かれていて、子供心に憧れてしまうようなパン屋さんです。そして『玉手麦』のパンも個性的で、思わず「可愛い!」と感動するほどのパンばかりです。ヒツジやネズミ、カメやアザラシなどの、手の込んだ可愛いパンの数々に、どんな美味しいパンなのかと、思わず手を伸ばしてしまいます。また、映画やアニメに出てくる、子供の頃誰もが憧れたパンもあります。

勿論見た目だけではありません。原材料は国産の厳選した素材を使用しており、クリームパンも丁寧に練り上げた手作りのクリームがたっぷり入っています。おすすめの一番人気は“クロワッサン”と“クロワッサンショコラ”。サクサクして甘い、不動の人気を誇るメニューです。また、沖縄のソーセージを使用した“しまうたソーセージ”も人気です。食べ応えのあるソーセージが一本まるまる入ったパンです。
思わず誰もが笑顔になってしまうパンを作り続けている、宮坂さんと池尾さんとスタッフの皆さん。みんなが笑顔になって美味しいと感動するのには、秘密がありました。

宮坂さんが気付いた“本当の仕事の対価”

宮坂さんのご実家は農家で、無人直売所を設けていました。宮坂さんが小学三年生の頃、ご両親の言いつけで店番をしていた時に、お客様がトウモロコシを買いに来たものの、あいにく売り切れでした。残念そうにするお客様が可哀想になり、畑からもぎたてのトウモロコシを取ってきたそうです。お客様は「こんなに新鮮なものをありがとう!」と、トウモロコシ1本に500円を支払いました。その当時はなぜそんなにお金がもらえるのか分からなかったという宮坂さん。大人になってからその本当の意味に気付きます。

“人を喜ばせたことへの対価”。それは、お休みやお給料以上に価値ある報酬なのです。そのことに気付いた宮坂さんは人と人の繋がりを大切にしてきました。お客様のみならずスタッフや卸業者も含めてみんなを笑顔にして、楽しい仕事をすることを一番に考えてきたそうです。夢を持ったスタッフへはその夢を後押しし、惜しみない指導をしてきたことで、今も宮坂さんとの繋がりが続いています。そしてその教えは一人一人を育て、今ではそれぞれのスタッフにファンのお客様がつくほどだといいます。全員が生き生き活躍しているからこそ『玉手麦』のパンはみんなを笑顔にするのです。

夢はハリウッド進出

今後のビジョンを尋ねると、宮坂さんはハニカミながら「アメリカ進出です。」と答えました。「ハリウッドで、レッドカーペットで振る舞われる料理やパンを作る!」と、熱い夢を語ります。映画に出てくる料理やパンをアレンジして、人を喜ばせられるような料理を作りたいそうです。そのための土台作りとして農業をプロデュースし、素材にこだわったパン作りで地盤をしっかりしていきたいとのこと。宮坂さんのパンがアメリカのセレブたちを喜ばせる日が来るかと思うと、ワクワクしますね。

お客様一人ひとりを笑顔にすること。そのために、開放的な厨房を構えた『玉手麦』では働く姿が見えるから、安心してパンを選ぶことができます。「ぜひ一度食べに来てください。」と宮坂さん。可愛らしいパンがあなたをお出迎えしてくれます。

店舗情報

店名 横濱港町ベーカリー 玉手麦
住所 神奈川県横浜市神奈川区二ツ谷町6-1
電話番号 045-620-8080
アクセス 東神奈川駅から徒歩5分
営業時間 8:00~18:00
定休日 水曜
URL http://www.pictame.com/user/tamatebaku/4160553266