【京都・河原町】ミレニアル世代にターゲッティングした最先端カプセルホテル『The Millennials Kyoto』の全容！

　京都府中京区。河原町駅から徒歩4分のところに、最先端技術を駆使した全く新しいタイプのカプセルホテルが誕生しました。『The Millennials Kyoto（ザ ミレニアルズ京都）』です。共用部分で自由に過ごし、あとは個室で眠るだけ。オンとオフがきっちり分かれた、無駄をそぎ落としたホテルです。広報の廣田さんにお話を伺ってきました。

コンセプトは“ミレニアル世代のためのホテル”

　こちらのホテルは株式会社グローバルエージェンツが手がける4ブランド目のホテルで、これまでにない新しい業態となります。コンセプトは“ミレニアル世代のためのホテル”。ミレニアル世代というのは、1980年～1990年代に生まれ、ネットが普及し始めた頃に成人した、新世代を指します。そんなミレニアル世代にとって、広い客室、手厚いサービスは無駄なもの。それよりも、徹底的に無駄を省いた効率を重視した自由な空間、最先端のシステムがあれば一番居心地がいいのです。でも、一人ぼっちは寂しいのも本音。そこでこちらのホテルは共用スペースで自由に交流できるよう設計されています。一人でいるのもよし、仲間と過ごすのもよし、新しい出会いを育むのもよし。『The Millennials Kyoto』は新しい滞在スタイルを実現したホテルです。

カプセルホテルの新しい価値観

　「小さなカプセルの中に、最低限の居住性・快適性・面白さが実現できていることが、今回の最大の特徴で、ミレニアル世代に提案していくスタイルのひとつです！」と廣田さん。同社が開発した“スマートポッド”と呼ばれるカプセルユニットをご紹介しましょう。

　カプセルホテルというと、日本人にとっては疲れたサラリーマンがとりあえず眠るためだけに泊まる、どこか寂しいイメージがありませんか？このカプセルホテル、実は日本発祥の業態。海外の方から見ると、最先端で未来的で、ドキドキワクワクする楽しいホテルというイメージがあるらしく、今海外からの旅行者に大人気なのです。そこでこちらのホテルはそのドキドキワクワクする未来的な空間をさらに進化させ、最先端技術を盛り込みました。ベッドのリクライニングや照明、空調管理には、iPod touchを使用。果ては80inchスクリーンに自分のスマホやPCを投影し、自分専用のホームシアターを楽しめるなど簡単操作で至れり尽くせりなのです。

　ベッドは窮屈で固い物ではなく、寝心地も抜群。起きる時もやかましいアラームに悩まされることはありません。静かに強い照明が付き、ベッドがリクライニングすることであなたを強制的に起こしてくれます。さらにカプセルホテルでは着替えスペースに困りがちですが、こちらの場合iPod touchでベッドを起こすことで、着替えスペースも確保できるのです。

共用スペースはさまざまなシーンで活用

　そしてこのホテルのもう一つの顔、共用スペースも魅力満載です。敷地面積の20％を占めるほど広々の共用スペースでは、誰でも24時間自由に過ごすことができます。セルフ型キッチンもあるので、料理を楽しむこともできる優れもの。しかも、ここでは17時～18時に利用者の方であればどなたでも“フリービール”を楽しむことができます。観光終わりで夕食までの一休みにビール片手に交流してもらい、また街に繰り出すなんてことも。

　騒がしい空間が苦手な方のために、ミーティングルームやコワーキングスペースも完備。じっくり仕事に取り組みたい方に嬉しいスペースとなっています。またこの共用スペースのみを利用することもでき、眠くなったら1時間だけ昼寝をするためにカプセルユニットを使用することもできるのだとか。さらにシャワーだけの利用も可能です。とことんお客さまのニーズに応え、究極の自由が叶うカプセルホテル。それが『The Millennials Kyoto』なのです。

インバウンドや観光客の利用が多い

　現在、利用客のほとんどはインバウンド（＝外国人旅行客）の方や、地方からの観光客がメインとのこと。日本各地に展開されたら、さまざまな活用法に広がりを見せるかもしれませんね。宿泊費用を抑え、その中で最大限快適に過ごしたい方は、この新世紀のホテル『The Millennials Kyoto』をぜひ体感してみてください。居心地が良すぎて、つい長期滞在したくなってしまいそうですよ。